【ふなログ567】「フィードバック」をキッカケに、「社会人」という本質的な意味を噛み締める
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昨日、長女が学校から帰宅した後、
突然「とと(父)のお陰で、毎日日記に書くネタに困らない。ありがとう!」と言われてビックリしました。
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学校の宿題で日記を書いているそうなのですが、
私の何がネタになっているのか?皆目見当がつきません(笑)
これも一つの
「フィードバック」と有り難く受け止めることにします。
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最近よく思っているのですが、
40歳代後半にして、
ようやく自分が「社会人」になれてきたかもしれない
などと思うようになりました。
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会社に勤めだしたのは、実際は26歳からだったのですが、
これまで本当に
自分が「社会」の一員として自覚していたのだろうか?
と振り返ると、結構怪しいのです。
「社会」に無理やり適応させようと苦しみ、
適応できない「社会」に対して、行き場のない不満をぶつけ、
「社会」に適応して活躍している人を羨む。
そんな働き方をずっとしてきたように思えます。
(厨二病以下な自分)
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もちろん、
仕事自体は嫌いではありませんでしたが、、
嫌いじゃないけど、生きていくために毎日やっている
程度の気持ちでした。
これ、自分に対してお金を支払ってくださっている
お客様からすると、考えてみれば
相当失礼極まりない話です。
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お金を支払う立場からすれば、
仕事する本人がどうあれ、
自分に対して価値を提供して欲しいからです。
しかも、つまらなさそうに仕事をしていたら、
それが伝わりますし、
おそらく期待を超えたパフォーマンスは出せないでしょう。
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そういった仕事っぷりばかりだったものだから、
仕事をする上で、
前向きな「フィードバック」を頂戴したことは少なかったのです。
あるにはあったのですが・・・当時、無理矢理働いていた自分としては、
その好意を素直に受け取ることができませんでした。
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過去のシステム開発案件で、
エンドユーザであった某N自動車様の上席の方から、
勿体無い過分なお言葉を頂戴していたにも関わらず、
にわかに信じることもできませんでした。
今思うと、相当失礼で申し訳のないことだったと思います。
実は、このお客様以外にもこのようなことがありました。
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しかし、最近では
業務委託でのお仕事を頂戴することになってから、
「自分の仕事は自分で取る」という意識が
数年がかりで身に付きました(遅いですけど)。
そして、
来年2023年の春から、新入社員向けの研修に備えて、
事前に3つの案件について、お声を掛けて頂くことになりました。
いわゆる「法人案件」です。
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うち2つは、
現在契約中で稼働中のスクール、
もう1つは最近契約して案件待ちのスクールからです。
これまで自分が担当していた分野は、
個人向けにはあまりお役に立てることはなかったのですが、
法人向けのお仕事を名指しで頂くことになりました。
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このようなお声掛けでお仕事を頂くことになりました。
2年前までの実績が評価されていたのだと思います。
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最近は、
AWSばかりなのでJavaのカリキュラムはご無沙汰ですが、
実績は厚いので存分に価値提供させて頂くことができます。
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また、AWSのカリキュラムで最近卒業された受講生からも、
このような「フィードバック」も頂きました。
※名前は伏せています
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20数年の拙いシステムエンジニア業務経験を、
インストラクター業という別分野で、
「フィードバック」を頂けまくるまで価値提供できるようになりました。
ここまで3年間ですね。
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この仕事では、
お客様である受講生に「いかに成果を出して頂けるか?」
の戦いの連続であり、
時には厳しい面も見せながら導く場面もあります。
しかし、厳しい面ばかりだと、
残念ながら人の心は動きません。
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そして仕事する本人自身が、
楽しそうに機嫌よく仕事をしていること。
私は、受講生のお悩みに向き合いながら、
背中を押して成果を出して頂くプロセスが好きで、
このお仕事の原動力となっているのだと思います。
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楽しそうに仕事をするのは、当然ながら
アーティストやエンターテイナーだけではない。
本人の気持ち次第です。
そして、
お客様からの「フィードバック」だけでなく、
身近な人や友人知人からの「フィードバック」が積み重なることで、
積極的に「社会」の一員として自覚できるようになります。
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ようやく、そんな自分になることができたのかなと。
社会人一年生・・・?
今頃かよ(笑)
しかし、
世間一般で言われている「社会人」の意味を、
本質的に理解できたのは、本当に最近なのです。
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ということで、
今日も素敵な1日をお過ごしください。
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