★『ダルちゃん』を読んで考えさせられた件。〜ふなログVol.33〜
■『ダルちゃん』はるな檸檬
を読んでみました。
そうか、僕は
「失敗しないように」
「見棄てられないように」
擬態していただけなんだ――。
というのが、
読了後真っ先に
出た感想でした。
感情が
「コトり」と動いた。
そんな感覚です。
■以下、Amazon販売ページの説明。
普通の人に「擬態」しても、生きづらい。
ダルダル星人の姿を隠して、一生懸命に「働く24歳女性」に「擬態」するダルちゃん。
ダルちゃんは「普通」じゃない。そのままの姿だと気持ち悪がられます。
だから社会のルールを一生懸命覚えて、居場所を探します。
誰かに合わせて生きていると、自分が本当は何を考えているのかわからなくなるけれど、それで相手が喜んでくれているのなら、人に合わせることの、何がいけないのだろう――。
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居場所を探すために「擬態」する。
しかし、「擬態」するために
「擬態」して、
目先世間に溶け込める気がして
「擬態」にはまり続け、
それが正しいと思ってしまう…
そして、
「個性ないね」と言われ、
心が通じる人にも会えず、
本当は孤独
である事に気付き、傷付き
居場所がないことに気付く。
■僕は今日、
月収◯◯円(現在の1.5倍)を
3ヶ月以内に達成するべく、
「複業」としてのエンジニア案件に、
ようやく重い腰を上げて
エントリーすることができました。
しかし、
経歴を書いているうちに、
なぜか気持ちが悪い、
感情がスカスカになるような
感覚を覚え、
気分が悪くなってきました。
そんな、恐れていた感情に
支配されました。
■過去、ある時から
業務に楽しみを見出すこと
ができなくなり、
軽度の適応障害を発症する中、
上司からは、
パフォーマンスを期待される。
そして、期待に応えるべく、
無難にあれこれこなそうとし、
弱点を埋めようとする中、
疲労だけが蓄積し、
何も覚えていない…
という過去に
紐付いた経歴は、
外から見ると
そこそこの経歴に見える。
しかし、それについて、
自信を持って
アピールできない自分がいる。
そう。
その頃の僕は、
見事に「擬態」
しまくっていたからだ。
「市場価値」を上げようと
「有用性」を高めようと
必死になって、資格を取ったり
弱点を埋めようとしていた。
そのうち、
自分が何者か
分からなくなっていた。
そして失業。
いまは復職しているが、
まさかあの頃と同じ働き方では、
この先通用しまい。
■今回、エントリーして、
「選考されないこと」を
極端に恐れている。
しかし、それは
たとえ「選考されなかった」としても、
たまたま
自分という鍵が
依頼主という鍵穴に
はまらなかっただけなのだ。
だから、
僕という鍵を
徒らに削って
溶接する必要もないし、
世の中という鍵穴に
文句を言う必要もない。
「擬態」せずに
生きていけ、受け容れてくれる
場所を懲りずに探す。
僕はそろそろ、
そんな場所に
会えそうな気がする。
普通の人
なんて
この世に一人も
いなんだよ
存在しない
まぼろしを
幸福の鍵だなんて
思ってはいけないよ
「ダルちゃん」の転機となる、
一つの場面。
勝手に思い描いた
まぼろしを
幸福の鍵と思って
素晴らしい「可能性」を
自ら閉じてしまわないように。
「子育て」にも
きっと応用できるはず。
ここまで読んでくださり、
有難うございました😊🍜
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★自分の意思決定を放棄していた時期。
〜ふなブログVol.16〜
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