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あなたと社会と世界の『未来』を変える話

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かつて私たちの夢見た豊かな暮らしは、もはや待つだけでは手に入らない。 独立自尊により『自由』を得て、自分を取り巻く世界の『未来』を変えるための道は、おのずから動く者にのみ開かれる…
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#経済

土用の丑の日の「うなぎ」に、日本のモノづくりの本質を観る

本日は土用の丑の日、うなぎを食べる。今年はうなぎ屋だけでなく、外食チェーンで、ファミレス…

あなたはどの人?―過去を語る人・未来を語る人・現在を語る人

人は誰かと話をするとき、3人に分かれる 過去のことばかりを懐かしく語る人、この人は多い 未…

コメを安く作るのは本当に吉?

日本は「より安く」を長らく追求してきた。そのために、まっとうな価格で食品を買う購買力を失…

shinshinohara
1年前
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【物価の優等生】なぜ卵の値段はこれまで変わらなかったのか

農産物というのは毎年何かしらの価格が異常に高騰します。 昨年の上旬は玉ねぎの価格が高騰し…

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ビジネスと教養は矛盾しないー新教養考⑥(最終回)

博覧強記の開高健や司馬遼太郎の毎週の連載を待っている人たちがいた。この次がどうなるのかを…

押さえておきたい「インド」のこと

column vol.890 昨日は七草粥を食べて、ついに「新春」というイベントの最終章を迎えたように…

池 辰彦
1年前
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【衰退社会の幸福論=講義を通して伝えたいもう一つのこと=】

2018年頃から、京都芸術大学の講師を勤めさせい頂いた事がきっかけで”アート思考”を軸に自らの新規事業の経験から企業にいかに創造性を実装するかをテーマに講師を続けてきました。4年かけて大手企業の企業研修や新規事業の壁打ち、ファシリテーターのご相談やお仕事をいただける様になりました。そして、最終的にアート思考×デザイン思考×ロジカル思考の3つを回す”クリエイティブ・マネジメント”という思考に辿り着きました。それは単にビジネスのフレームワークという形だけでなく、「衰退社会の幸福論

「意識高い系」をだれが生んだのか?

真ん中がいない。「意識高い系」か「なにも考えていない系」のどちらかで、真ん中がいない。イ…

私たちが失いつつある3つの言葉

いつから私たちは忙しくなったのだろう。「時代」の速度は速くなった。かつて東海道を江戸(東…

「見返りを求めないことは善」 「見返りを求めることは悪」という考えを脱する

仏教の”お布施”という概念・慣習を参考にしながら贈与の実験をやってきたけれど、その中核に…

「小さくても成り立つ経済」に夢を感じる。

何気なくWWDジャパンのポドキャストを聞いていて、ふと気になるコメントがありました。趣旨と…

本当は、誰かと一緒に、話をしたい

誰かと、なにか話をしたい。今日も一日、誰とも話さなかった。単身の人が増えて、誰かと人と話…

ジンベイザメも入れ替わるー引退しないニッポン(下)

会社の寿命は30年という説がある。会社の創業から廃業までの平均寿命ではなく、会社の繁栄は30…

日本がダメになったたったひとつの理由「引退しないニッポン」(上)

日本がダメになった理由は、いろいろとあげることはできるのだが、たったひとつをあげるとしたら―50歳を過ぎても引退しなくなったこと。本当はみんな分かっているのに、知らないフリをしている。 時代が変わっているのに 時代にしがみついている 60歳台はおろか、70歳台に、80歳台になっても、現役社会に居座りつづけ、若い人たちの出番をおさえつけ、日本をダメにしてしまった。かつて日本には隠居制度があった。それで、家を、店を、藩を、幕府を承継してきた。それがなくなった。 1 日本がダ