マガジンのカバー画像

マネーの哲学:「お金」と清く正しく美しく向き合う知性

883
全ての物質は時間と共にやがて朽ちる。しかし、増減こそすれど価値まで失わない「お金」は、「複利」と並ぶ人類史上最大の発明品といわれる。 20世紀初頭に「自由貨幣」を提唱したドイツの… もっと読む
運営しているクリエイター

2017年7月の記事一覧

お金は必要なときに必要なぶんだけ巡ってくる。

お金は必要なときに必要なぶんだけ巡ってくる。

お金をどんなふうにとらえているだろうか。

自分が稼いだお金を「自分のお金」。

誰かが持っているお金を「あなたのお金」。

親が貯蓄しているお金を「親のお金」と呼んでいるだろうか。

ところで「自分のお金」とは、一体なんなんだろう。

もちろんそれは、自分が稼いで、自分の手元にある自由に使えるお金のことをいうのだけれど、それは本当に自分のお金なのだろうか。そもそも、本当にお金が自分のものであった

もっとみる