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写真と文字で旅するロックダウン中のコペンハーゲン

イギリスで発生した新型コロナウイルスの変異種により、クリスマス後のデンマークはお店の営業規制がより厳しくなった。
飲食店はテイクアウトのみ、その他の食べ物を販売していないお店やミュージアム、商業施設は全て営業停止。
外出規制や門限がなく自由に外出ができるだけまだいいが、外に出てもどこも行くところはないため、人のいない街をぶらぶらと歩くことしかできない。
そんな閑散としたロックダウン中のコペンハーゲンの街を歩いて見つけた美しいものたちを一眼レフカメラで撮影してみた。

運河に浮かぶ家

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街の中心地から川を挟んだ対岸の北の方に、予約が取れないレストランとして有名なあのNOMAがある。その近くにあるkrudtløbsvejという通りを歩いていると、運河沿いに端から端まで船が並んでいる。最初は停泊所なのかと思い横を歩いていたが、よくよく見てみるとどの船も、朝のコーヒーを飲んでゆったりとした時間を過ごすためにあるようなテーブルと椅子やバーベキューコンロ、自転車など、そこで人が生活していて使っているようなものがデッキに置かれていることに気が付いた。そして船の前にはポストがあり、どうやらここにある船たちは家やオフィスとして活用されているらしい。確かにそこに並んでいる船はどれも普通の家並みに大きいので理にかなっているといえばそうなのだが、運河に浮かんだ船の上での生活、というのはものすごくロマンがあるように見えて、人の家だとわかっていてもどのような生活をしているのか興味が湧いて思わず覗き込んでしまった。

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