夏越の大祓

1年の半分が過ぎた。
毎年、年末には大祓として、その年の罪、咎、汚れなどを
お祓いすることによって、新たな年を清らかな気持ちで開始するという
文化が日本にはある。大みそかや新年に神社に行く人も多いことだろう。

本日、6月30日に神社に行く人は、少ないかもしれない。
夏越の大祓、つまり1年に1度の年末だけではなく、
その半分で罪や穢れをお祓いしましょう、というものだ。

ある面では、人間は一瞬一瞬で罪や汚れを作ってしまう。
それが積もり積もるとまさに罪である。
お祓いなどというと、宗教の感じがあるが本来日本人には
そのような感性というか、感覚がそなわっていたし、
今でもそれは残っていると思う。

神社に行かなかった人も、この半年を振り返り、反省し
明日からの半年を新たな気持ちで迎えたいものだ。

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