見出し画像

海外サイトでの欧文フォントの購入方法

欧文フォントは、当たり前だが主に海外のサイトで販売されている。これに拒否感を示し、購入を躊躇する人が多いようなので、ちょっとした購入ガイドを示しておく。

MyFonts

画像12

英国 Monotype 社が運営する欧文フォント販売サイトである。元々は Bitstream 社というところが開発・運営していたが、何年か前に同社が買収した。Monotype 社の書体はもとより、他の大小様々なファウンダリーの書体が販売されており、私の知る限りはおそらく欧文フォントに関しては世界一の書体数を誇っていると思われる。こちらでの購入方法は以下の通り。

①まずはアカウント登録
サイトの右上、Sign in(サインイン)をクリックして表示される sign up(サインアップ)をクリック。なんでこんなに小さいのか…。

画像1

②必要事項を入力して登録
特に難しいことはないが、名前は半角アルファベットで。メルマガは新書体の紹介やセールの案内、欧文フォントに関する詳しいウンチクなどが届くので、興味があれば購読しておくといいだろう。たまにフリーフォントのお知らせもある。

画像2

③フォントを選ぶ
登録が終わったら、適当にサイト内を検索したりして気に入ったフォントを探そう。トップページにはその時にお薦めしているフォントがスライドで表示されるが、目立たないヘッダ部にも重要な情報があるので見逃さず。

画像3

ヘッダ解説 (A):
・Hot New Fonts… その時点での売筋フォントランキング
・Best Sellers… 通年で売れている定番フォント
・What's New… 新着フォント
・Special Offers… セール中のフォント
・Bundles… 複数フォントのまとめ売り
ヘッダ解説 (B):フォントカテゴリー
・Sans Serif… セリフ(ひげ)のない書体。日本ではゴシックと呼ばれる
・Slab Serif… セリフが本体と同じぐらい太い書体
・Serif… セリフがある書体
・Display… 奇抜なデザインの書体。見出し向きで長文には向かない
・Handwritten… ラフな手書き書体
・Script… 手書きだけど書道家(カリグラファー)が書いたような書体

※ WhatTheFont という項目があるが、これはまた別の記事で紹介したい。

④フォントをカートへ
さて、気に入ったフォントが見つかったら購入しよう。該当フォントの右のボタン Buying Choices(選択して購入)からどのライセンスを購入するか選ぶ。のだが…

画像4

できればパッケージ購入を
フォントは「ファミリー」といって、関連する別のフォントが存在する場合が多々ある。ファミリーで組み合わせて使った方がより書体を効果的に使えるので、できればパッケージで購入した方がいい。大抵はその方が割引にもなっている。

画像5

ファミリーが大量にある場合、全書体がひとまとめになったパッケージの他に、いくつかに分割されている事がある。その場合は目的に沿ったパッケージを選ぼう。

⑤ライセンスを選択
購入するフォントが決まったら、希望するライセンスにチェックしていくつ購入するかプルダウンで選択する。種類は以下の通り。

画像6

・Desktop… PCにインストールして使う。何台にするかは選べる
・Webfont… Webフォントとして使う。最低ひと月1万ビューから
・App… アプリ埋め込み
・ePub… 電子書籍埋め込み
・Server… サーバ配信アプリ(ゲームなど)への埋め込み
・Digital Ads… Web広告埋め込み

⑥支払いしてダウンロード
購入するものが決まったら、カートから支払い方法を選んで支払う。Checkout(チェックアウト=レジ)へ。

画像7

画像8

画像9

画像10

以上で MyFonts での購入は完了である。システム的にはごく分かりやすく、英語も簡単なものなのでそんなに戸惑うこともないだろう。

ちなみに、一度購入したフォントは Order history & downloads からいつでもダウンロードできる。さらには、フォントがバージョンアップした際に無料でアップデートできることもある。その場合はお知らせのメールが届くので見逃さず。

画像11

------------------------------------------------------------------

Creative Market

画像13

主に個人や小さなファウンダリーのフォントを扱うサイトである。全体的に流行に敏感で、オシャレなフォントが多い。フォント以外にも、写真やイラストなどの素材や、Procreate のブラシなども販売している。こちらで販売しているフォントには、イラストやロゴレイアウトのデータが同梱されていることもある。また、時々フリーのフォントや素材の案内があるので、メルマガは登録しておいた方がいいだろう。

では、こちらでの購入方法を紹介する。

①やはりアカウント登録
お約束なのでサクッとやっておく。画面右上の Sign up(サインアップ)より登録する。

画像14

画像15

②フォントを探す
検索窓の他、メニューの Fonts からも閲覧できる。ロールオーバーすると以下のようなメニューが表示される。

画像16

黒いリンクはフォントのカテゴリーで、それ以外に下部に緑色のリンクが2つあるのが見えるだろうか。それぞれ以下の通りである。

・POPULAR FONTS… 現在人気のフォント一覧
・ALL FONT CATEGORIES… 全カテゴリーの表示。現在61種

③フォントをカートへ
気に入ったフォントが見つかったらカートへ入れる。Creative Market ではフォントは基本パッケージ売りで、バラ売りはしていない。潔くまとめ買いしよう。

画像17

カートを経由せずすぐに決済することも可能。他に買うものがない場合はこちらが早いだろう。

カートに品物が入ると、ボタンがすぐ View Cart(カートを表示)に切り替わる。こちらから、もしくはヘッダのカートアイコンからカートの中身を表示できる。

画像18

④カートの中身
ライセンスを追加したり、カートから削除したりできる。言い忘れてたが、本サイトは MyFonts とは違いドル建てである。最近は$1はだいたい100円ちょいと思えばいい。$25なら2600~2800円ぐらいだろう。

画像19

⑤支払手続き
特に難しいことはなく、カード情報を入力してフィニッシュ。

画像20

⑥購入完了・ダウンロード
購入したフォントをダウンロードできるほか、DropBox に直接転送も可能。

画像21

Creative Market でも、過去に購入したものはいつでもダウンロード可能。ヘッダのアカウントメニューから Purchases で一覧が表示できる。

画像22

他にもフォントを販売しているサイトは多数あるが、どれも同じような感じなので、恐れずに利用していただきたいと思う。それでは、よきフォントライフを。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
沖縄在住フリーランスのグラフィックデザイナー、Webフルスタックエンジニア、カリグラファー。 https://feoh.design/
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。