#映画感想
『ボーンズ・アンド・オール』最も気高い究極の愛の話
観終わって2日以上経っているのに未だにこの2人を思い出す。きっと私が何も手につかなくなっているのは紛れもなくこのせいだ。
観たのは間違いなく“カニバリズム”を題材にしているR18の作品であるのに、ここまで心を動かされるとはどういうわけなのだろう。
「もしかしたら自分だけなのではないか」
思春期の頃は自分自身の気持ちや身体の変化に戸惑い、誰にも相談することなくうまくやり過ごしていた。生まれて初
映画「わたしは最悪。」世界で1番最悪なわたしの人生も、全部まるごと引き受ける
この映画を観ながら、過去の自分の愚かな経験や行動もパッとしない人生もそんなに全然悪くなかったかもしれない、いいや、悲しくてムカついて後悔し夢でうなされたあのつらい出来事すら、本当はむしろ何ひとつ全部、私は忘れたくないのかもしれない。と思えていた。
自分の不注意で他人を傷つけたことも、欲にまかせてしまった誰にも言えないあの夜も、大人として恥ずかしい失態も、たくさんあったかもしれない。
でも、それ
エヴァと私と、24年
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を鑑賞した。20年以上にも及ぶエヴァの物語がようやく終わったのだと胸をなでおろしたような心持ちで映画館を後にした。とは言っても、私は「浅いタイプのエヴァ視聴者」だと自覚している。なので、自分とエヴァの思い出でも書いておこうと思う。
そういえば、あの人もこの映画を観たのだろうか。
きっと観ているだろう。
※この記事にネタバレは一切ない。
初めてエヴァに出会