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【おふとんな日々Vol.43】過去の『やりたかった』を満たす

こんばんは!

毎週水曜日、旬香さんとfumiの交換日記『おふとんな日々』第43回です。今回はfumiが担当いたします。



秋なのに暑さが続く最近ですが、みなさんどうお過ごしでしょうか?

私は、どうしても秋服が着たい!
……頑張って秋服をエンジョイしております。暑いけど。笑

先日は東京蚤の市にも参戦。秋と呼んでいいのかわかりませんが、秋を楽しんでいます。

東京蚤の市も暑かった!


さてさて、今回からのテーマは「過去の『やりたかった』を満たす」です。

アレクサの話をしていて、二転三転していくうちに「幼少期にできなかったことを、今やって満たしているな」とふと気がついた私たち。

みなさんもそんな趣味や経験、ありませんか?


前回までのテーマはこちら▼


過去の『やりたかった』を成仏したい!

幼少期、経済的にあまり豊かじゃなかったことと、田舎育ちが重なり、憧れていたのにできなかったことが多かったと思います。

例えば、こんな憧れがありました。

・漫画、本を読む

母が「本だけはいくらでも買う」と言いながら、「今月から買えないわ、ごめんね」と急に買わない宣言された漫画雑誌。

でも小学生の欲はどうにも消化できず、仲のいい友人の家でひたすら読ませてもらっていました……。今振り返ると、本当に迷惑だったはず。

本も、図書館で借りられるけれど、新しい本はなかなか読めませんでした。大きい書店がない地域で育ったので、本屋さんに並ぶ本も限られていました。

結果、自宅にあるカタログから電話帳まで読み漁る幼少期でした。地理や漢字の知識が身についたという意味では、悪い体験ではなかったのかも?

今の読書好きはここから始まっています。

・おしゃれをする

私が自分で選んだ服を、なぜかみんなダメ出し。それなのに、自分自身の服は決められず、私たち娘に意見を毎回求める母……。

「また服ばっかり買って」「そんな派手なのいつ着るの?」と指摘されたくなくて、買った服を隠していたこともあります。

メイクや長い前髪(ワンレン)も、「あれはだらしなくてな」と母は他人への指摘ばかり。濃いメイクもワンレンも憧れる一方で「私はできないな」と諦めていました。

その不満は大学生〜社会人で爆発。

一人暮らし、それなりに自由なお金もある。そりゃそうですよね。
4万円のサンダル、10万円のライダースなど、まあまあ身の丈に合わない買い物ばかりしていました。


こうして、一旦爆発したからなのか、おしゃれ欲は落ち着きました。

好きな服と似合う服は違っていて、好きでも似合っていない服は、着ていてテンションが上がらないと学習したのもあるかもしれません。

高級なもの、いいものって、上を見るとキリがない。それに疲れたのもあります。自分が疲弊しない生き方を模索した結果、おしゃれへの興味が薄れていきました。

・回転寿司に行くこと

親がめんどくさいと思っていたらしく、大人になるまで1回しか行ったことがありませんでした。過去の1回も、親がイライラして楽しくなかった思い出。

大学生になって、先輩たちと行ってみたら、こんなにコスパが良くて楽しい場所があったのか!とまさに目から鱗でした。

寿司が好きなのはもちろんなのですが、お腹の空き具合に合わせて量を細かく調整できるのがいいんですよね。サイドメニューも豪華ですし、新幹線が走っていたり、もう最高です。

子ども時代のワクワクを大人になってからも合法的に満たせる場所なので、社会人になってからも外食は回転寿司選びがちです。

ちなみに、牛丼屋は人生で2回しか行ったことがないし、CoCo壱も1回しか入ったことがない。ぜひプロフェッショナルなかたに連れてってほしいです。

・鍋を囲む

これも憧れていたけど、実家では一切出てこなかったメニューでした。両親共に、鍋を囲むのが好きじゃなかったみたい。楽しいのに……。

初めて友人の家で、いわゆる「鍋パ」をしたとき。食材の切り方がわからず、豆腐を味噌汁サイズにカットし、友人に怒られました。

密かにショックで、今も根に持っています。笑


悔しさをバネにして?、今は立派な鍋奉行に進化しました。
スタンディングネギ鍋がイチオシです!

「なにかをみんなで囲む経験」に乏しかったからか、飲みの席やおうちパーティでテンションが必要以上に上がってしまうのが悩みの種です。


ゲームや映画は?

映画、ゲームも触れてこなかった方だと思います。でも、そっちにはハマらなかった。

どうやら耐性がないようなのです。
やるとすごく疲れるし、頭に内容が入ってこない。

この頃は、YouTubeでも色々学べますが、動画で勉強するのは疲れてしまい、私には合っていないようでした。

動画が苦手な方、今のところ会ったことがないのですが、いるのかしら?


同じように、アレクサのような「おしゃべりする家電」やロボット掃除機もなじみがなく、たぶんあんまり得意じゃないのかも。

電化製品の刺激(?)が多すぎます。使いこなしている人が羨ましい!


20代は自分を救い出す時間だった

今でも憧れを追いかけ続けているものもあれば、欲が爆発して満足したものも。
しかし、なにかしら過去の欲を満たそうとしています。

振り返ると、20代は子ども時代の自分を救い出す時間でした。

周りはどんどん先を走っている気がして、不安でしょうがなかったけれど、子ども時代の自分を置いてけぼりにしたまま、走ることはできなかった。

子どもの頃、満たされなかった願望を1つずつ満たして、最近ようやく、隠れていた本質的な願望(生き方、未来のビジョン)がおぼろげながら見えてきたように思います。

人よりのんびりしていてお世辞にも器用な生き方ではなかったけれど、20代も無駄じゃなかった、と意味を見出せています。


満たされなかった思いの代わりに

それに、満たされなかった思いの代わりに受け取ったものもありました。

人生の比較的早い段階で、日常のちょっとした楽しみを見つけられたのは、財産です。

手を動かして、ごはんを作ったり、お洋服を修理すること。書くこと。散歩すること。歌うこと。

外的なものを取り込む喜びもあるけれど、自ら生み出す内的な喜びもある。消費するだけでなく、小さなもの/ことでもいい、自ら生み出せる人でありたいな。


私と正反対で、旬香さんはゲームにハマっていると小耳に挟みました。次回はどんな話が出てくるのでしょうか?お楽しみに!

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