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「伝わる」ように、「伝える」を疑う

相手にうまく伝わらないのを、受け取り手のせいにしてはいけないと思う。

不特定多数の方とかかわる仕事をしていると、何かを伝えようとしている人(発信者)の伝えたいことが、相手(受け取り手)にうまく伝わってない場面にしばしば出会う(逆にわたしが話したことがうまく伝わらないことも、もちろんある)。

そんなとき「なんで伝わらないのよー!なんで理解できないのよ」とすぐ怒る発信者の多さと言ったら。そんなことない?いやいや、ほんとうに多いんです。

うまく伝わらないのをすぐ受け取り手"だけ"のせいにする人。

どうしても伝わらないこともあるじゃない。どうしてそれが許せないんだろう。そんなこともあるよね、って余裕を持てないんだろう。

自分の伝え方が悪かったのかも?という考えにはならないのだろうか?

「伝える」「伝わる」の溝


コピーライターの阿部広太郎さんも「伝える」「伝わる」について、著書やnoteで書かれていた。
阿部さんは、コピーというテーマで「伝わる」「伝える」の話をされていたけれど、これってコミュニケーションでも同じだと思っている。



「伝える」「伝わる」の境界って大きいよね。

だからこそ、「伝える」と「伝わる」の間を埋める発信者の工夫も必要なんじゃないだろうか。

「伝わる」ように「伝える」を疑う


相手にうまく伝わってないと気づいたら、まず自分の伝え方が悪いんじゃないか?と考える。

実際に物を見せながら説明したり、言葉を噛み砕いてわかりやすい言葉を使ったり、あの手この手を考えてみる。

人の理解しやすいポイントはそれぞれ違う。
言い回しや伝える順番ひとつで理解度は変わってくるから、相手の年齢や理解度などに合わせてアプローチを変えてみる。

そもそも自分の伝えたいことがまとまらない人もいる。その場合はその人の話を聞き出して、伝えたいことの整理から始めないといけないこともあるしね。

でも、伝わらない!と怒る人ほど、こういうことは考えないんだろうねえ……ムズカシイ……


と、交換日記をやっている旬香さんのstand.fmをひっそり聞いていて、考えていたことでした。(本人に直接報告しなよ)

ちょうど仕事でも気になることがあって、「認知の仕方」について考えていたところだったので、ヒントをありがとうございます〜!

本日は水曜!ということで、旬香さんとの交換日記「おふとんな日々」も更新DAYです。

お楽しみに!

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