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夫との在宅勤務が意外に楽しかった話

みなさんいかがお過ごしですか?

私は相変わらず、在宅勤務中です。
夫も在宅勤務になってから、かれこれ2週間くらい経過していますが、今日は、最初に恐れていたよりも夫との在宅が意外と楽しかったというお話です。(なので日記みたいなものです)

私は外資系に勤めているので、元から働き方は柔軟でした。
フレックスは導入されているし、在宅勤務も許可されているので、体調がいまいちな日や、天候が悪い日は在宅勤務をしていたのですが、
夫は日系のベンチャーなので、在宅勤務の制度はありませんでした。
なので、これまでは一人でのびのびと在宅していたのですが、今回の新型コロナウイルスの影響で、夫もそろそろ在宅になりそうだというとき、私は内心、これを機に夫と不仲になるのではと恐れていました。(「コロナ離婚」というワードもバズり始めていた時期でした・・・)

夫とわたしの性格は正反対

不安になった原因なんですが、夫とわたしは性格が正反対なんですね。
それは、肌感覚だけでなく、性格診断テストの結果などからも証明されており、有名な16personaritiesの診断でも、まさかの対極に位置する性格でした。

16personaritiesの診断
https://www.16personalities.com/ja
MBTI診断とも。企業のチームビルディングなどにも活用されている診断ですね。

この診断では、4つの構成要素を元に、パーソナリティを分類していくのですが、夫とわたしはこの4つの要素が全部反対要素(!)。
つまりは、考え方から、行動から、全て逆ということです。

まあ、それは一緒に生活していますので何となく察していましたが、まさかここまでとは・・・。よく結婚したなという気持ちにすらなりました。笑

そういうわけなので、一緒に在宅勤務したら、お互いの働くスタイルが違いすぎて、喧嘩になるんじゃないかな〜と心配だったわけです。

わたしはメリハリをつけないとしんどくなってしまうタイプなので、在宅勤務中も緩急をつけます。集中して仕事したら、休憩をとってまったりして、また集中する。また、その日のメンタルや体調をみて、音楽の種類を変えたり、作業場所を変えたり、変化をつけて仕事するので、傍からみたらソファでのんびりしているだけに見えてしまうこともありそうです。

かたや夫は、普段の振る舞いから見ても、在宅勤務中もきっと休憩なんてとらないでしょう。毎日遅くまで残業し、週末も仕事や勉強をする人です。平日の昼間から休憩したり、ソファで仕事をしている私をみたら、「こいつ仕事しているのか?」と思われて怒られたりするんじゃないかな・・・と思っていました。

しかし、いざ在宅を始めると、全然大丈夫だったんですね。

成功のポイント?空間を分ける&MTG時間の共有

上手くいった要因として考えられるのは、空間を分けたことと、MTG時間を共有したことかなと思います。

幸いにもうちは寝室にデスクを置いてたので、夫は寝室で、私はダイニングで仕事をすることになりました。
壁が薄いので完全に分かれた感じにはなっていないんですが、それでも一人の空間があることで、お互いを気にしすぎることなく仕事できています。また、私がかける音楽については、夫がイヤホンで音楽を聴きつつ仕事するタイプだったので救われました!

MTG時間を共有する。これは、在宅ワークのTipsとして読んで早速実践したのですが、家族に邪魔していい時間と、邪魔しちゃダメな時間(MTGの時間等)を共有しておくのが大切なんだそうです。
なので、毎朝お互いに何時からMTGが入っているかを共有しておき、その間は音楽を小さめにしたり、窓を閉めたり、相手の空間に入らないように配慮したりしています。
当たり前からもしれませんが、たしかにとてもスムーズですし、逆に邪魔しても大丈夫な時間帯は、今大丈夫〜?なんて声をかけて、ちょっとした確認をすることもできますので、予定の共有は絶対にやっておいた方がいいです。

意外だったメリット①:
2人で休憩するとリフレッシュ効果も2倍

意外だったメリットもありました。
最初は絶対喧嘩する・・・と不安いっぱいだったのを思うと拍子抜けなんですが、たまにお互いに同時にMTGが終わったり、同時にちょっと飲み物飲んだりというタイミングがあるんですね。
そういうときに、一緒にコーヒーを飲んだり、体を動かしたりすると、以前一人で在宅して、なんとなくスマホをみたり、テレビをザッピングして休憩していたときよりも、断然休んだなという気持ちになり、リフレッシュできることに気づきました。
毎日タイミングが合うわけではないですが、たまにこういう時間があると、なんだか楽しい気持ちになります。

意外だったメリット②:
ごはんを一緒に食べられるようになった

前述のとおり、夫は残業が多いので帰宅時間が遅く、21時前に帰ってくることはほとんどありませんでした。そのため、平日の夜はほぼ会話できず、相談事項があっても週末まで後回しになりがち。
出社時間も私と夫でズレていたので、朝は布団の中の夫に「行ってきます」を言い、夜は布団の中の私に、夫が「ただいま」と言う、まさにすれ違い生活の状態・・・。
付き合っていたときからそうだったので慣れてはいましたが、大事な相談が後回しになることや、話したいことがある日に話せないことは、小さなストレスとなって積み重なっていたんだなと、前より時間がとれるようになった今思います。

在宅勤務になってからは、お昼はタイミングがあえば一緒にランチをとっていますし、夜ごはんも一緒に食べています。
在宅勤務が始まる前より、格段に会話が増えて、話したいこともすぐ話せて、前よりも夫婦仲がよくなった気がします。
元々、わたしが苦手な家事(掃除など)を積極的にやってくれて助かっていたのですが、家にいる分、更に家事をしてくれたり、ますます助かっています。

意外だったメリット③:
夫本当に遅くまで仕事してたんだね…(かっこいいね!)

これは・・・
疑ってたわけじゃないですが、こうも毎日毎日残業されると、「本当にそんなにやることあるの?」と思ってしまうこともありました。笑
もっと早く帰れないの?と尋ねると、「仕事が終わらないんだよ」「自分だって早く帰りたいんだよ」と言っていましたが、本当かな。。と疑いの眼差しを向けたことも。。
別に遊んでると思ってたわけじゃないですが、ほとんど残業がない仕事をしている私からすると、そんなにオーバーワークさせる会社ってどうなの?と思ってしまいましたし、本当にそんな量の仕事をしているのかい?と思ったりしてました。(ごめんよ)

でも、在宅勤務となると、お互いの仕事の様子が丸見えですよね。
夫は朝から晩まで、沢山のMTGをこなしていました。
ピープルマネージャーもしているので、部下の相談や育成にも力を入れているようでした。

ずっと貼り付いて見ていたわけではないですが、一緒にいると、その人の仕事の姿勢って伝わってきますよね。
手抜きすることなく、1つ1つ全力で仕事をしている様子、また、本来自分にも他人にも厳しいストイックな性格なのに、他人の良いところを見て、自分の持てるコミュニケーションスキルを最大限発揮して真摯に仕事している夫の様子が見えてきました。

そうするとですね、シンプルにかっこいいんですね。笑

これまでなかなか帰れなかった理由も分かりましたし、一生懸命仕事していることも分かりましたし、その姿は素敵だったので、たぶんこの先、普通の勤務に戻ったら、「帰りが遅いよ〜」って文句言う日もまた来ると思いますが(おい)、がんばってるんだな、という気持ちを持って今後は接することができると思います。

最後、急に惚気も投入していきましたが笑、そんな感じで、夫との在宅勤務、想像してたよりもずっと楽しくやっています。
逆に夫から私も見られてると思うんですが、どう思ってるのか聞いたことはないので夫からの感想は闇の中です。(やっぱりまったりしてるなと思われてそう)
個人的には、もうしばらく夫婦で在宅を続けたいな〜と思っています。

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