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デスク環境整備を考える

前回のデスク環境の記事をけっこうたくさんの人に読んでもらえました。

デスク環境って、気になりますよね(自分も含め)

そこで、だいぶ環境が整ってきたタイミングで、これからデスク環境を整えていきたい人向けに、自分の経験をふまえて、デスク環境をそろえていく段階をお伝えする記事を書いてみたいと思います。

2023年2月現在のデスク環境

まずは前提(作業内容)

自分はソーシャルワーカーで、普段は仕事場(地域包括支援センター)でデスクワーク多めの仕事をしています。
その本業とは別に、認知症をテーマに社会的活動を展開する一般社団法人を運営しており、自宅ではそれに関する作業をしています。

作業内容としては、記事を書いたり、オンライン会議やオンラインのプレゼンをしたり、少し動画を編集したり、ちょっとした事務をしたり。
それくらいのもんです。

あとは動画を見たりとかネットショッピングしたりもします。

デスク導入編(なくてはならないもの)

まずは重要度MAXのもの。

PC(macbook pro)

なにはなくとも、PCは必須ですね。
自分はM1 macbook pro(13')を使っています。

なぜmacbookを使っているか、あらためて考えると、その品質が大きいと思います。

ディスプレイ、スピーカー、カメラ、マイク。これらは今やラップトップPCに一通りついています。
でも、スピーカーがしょぼかったり、マイクやカメラの品質が低かったりというのはよくあります。

これらすべてが実用に耐えるレベルで揃っているというのはmacbookの強み。特にマイクとスピーカーは他のノートPCより頭ひとつ抜けている印象です。

トラックパッドも使いやすくマウスもいらないので、ひとまず一台で何でもできる。これが大きいです。

デスク(電動昇降デスク)

デスク環境の記事なので、これも必須。
年末に、セールになっていたflexispotの電動昇降デスクを購入しました。

自分は身長が低いので、一般的なデスクは高さが高すぎます。なので、flexispotの中でも最低高が低いE7というモデルを選択しました。
一般的な机の高さが70〜72センチくらいが多いと思いますが、これは60センチくらいまで下げられます

そして、最高120センチくらいまであげられるので、スタンディングでの作業も可能。
これはあまり使わないかと思っていたのですが、意外と使えます。オンライン会議、立ってやるとけっこう集中できることがわかりました。

細かく高さを調整でき、体調や気分に合わせてミリ単位で高さ調整できるので、疲れにくくなったと感じます。

天板は純正の竹天板(120*60サイズ)を選びました。クリーンな見た目が気にいっています。

セールだとかなり値段が下がったので、セール時期をおすすめします。

チェア(オフィスチェア)

デスクがあるなら、チェアも必要。
自分は一時期ソファで作業をしていて、坐骨神経痛になるという辛さを味わったので、チェアはいいものをおすすめしたいです。
オフィスチェアは頑丈で、中古品を探すととてもお値打ちです。だいたい製造年が記載されているので、それを参考に。

自宅ではイトーキのアクトチェアを使用。見た目がかっこいい。

でも座り心地は職場で使っているイトーキのエフチェアのほうがいいです。

イトーキはしっかりとしたつくりですが、オカムラとか、海外有名メーカーとかに比べるとかなり値段が抑えられるのがよいと思います。

デスクライト&電源タップ

デスク上を照らすライトも必需品。明るい場所と思っていても、意外と影になったり、自分の影が邪魔をするもの。専用のライトがあるというのはとても大切だと思います。
特にオンライン会議などのときには顔が暗くならないように。

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あとは電源タップ。6口くらいあると後々よいと思います。

ひとまずこれだけあれば、十分な作業が可能だと思います。
広めのデスクにmacbookのみ、そんな環境もけっこうカッコいいのではないでしょうか。

モニター導入編(2画面運用)

次のステップはモニター導入です。
モニター導入は、より広い画面で作業することで、40代以上にとっては死活問題の文字の見えづらさを解消します。

ここではひとまずモニターのみを導入するパターンを紹介。

こんな感じでモニターの前にPCを置いて2画面運用すると、macbookのキーボード、マイクやスピーカー、トラックパッドをそのまま活かせます。
しかも2画面なので、

モニターの方にオンライン会議の画面を出しつつ、macbookのディスプレイにメモアプリ立ち上げておく。

モニターにメインの作業アプリを出して、ディスプレイに素材を置いておく。

など、便利に使えます。割と本気で作業するときにいい感じ。

モニター(ハブ機能付き)

現在使っているモニターはこちら。

4Kの27インチですが、今のデスクの奥行きだと、ここまで大きくなくてもいい印象。24インチくらいでもいいかも。

サイズよりも重要なのは、ハブ機能つきということかと思います。PCとケーブル1本でつながる。ついでに周辺機器もつながる。この便利さ。

このモニターはかなり多くのUSB端子がついており、たくさん機器をつなぐことができます。
ハブ機能がない場合はモニターとは別にドッキングステーションが必要(けっこう高い)になるので、多少高くてもハブ機能付きがよいと思います。

※ただし、モニターを複数台運用したい人はドッキングステーションを導入した方がいいと思います。

ウェブカメラ

モニター導入と同時に揃えたいものにウェブカメラがあります。
macbookのカメラを使うこともできるのですが、オンライン会議時、モニターを見ていると、macbookのカメラだと顔を下からあおる形になって、あまりいい感じがしません。

いま使っているのはankerのこちら。
値段がそこそこ安く、画質がよいと思います。ただし、マイク性能はmacbookの方が断然いいので、カメラのみ使います。

ヘッドホン

モニターにはスピーカーがついていなかったり、めっちゃしょぼいのしかついていないことが多いです。
macbook proのスピーカーはそこそこいいので、音の出力はこちらを使うとして、もう少しいい音で聴きたいとか、音を出せない環境とかもあると思うのでヘッドホンを。

動画もすこし触るので、イヤホンでもいいのですが有線ヘッドホンを。
軽くてよいです。

調光可能な電球

デスクライトは明るさや色温度など調整可能だとベターだと思います。
上にあげたデスクライトは調光できないタイプだったので、調光できる電球を導入しました。

クラムシェルモード導入編

2画面運用は、本気で作業するにはいいんですが、のんびりやりたいとき、動画を視聴したいときなんかは、2画面は必要ないと思うことも多いです。
そんなときはノートPCを閉じて使う、いわゆるクラムシェルモードにします。

クラムシェルモードはデスクの上がすっきりするのですが、macbookのマイクやキーボード、トラックパッド、スピーカーも使えなくなってしまうため、周辺機器をいろいろ揃える必要が出てきます。

キーボード&マウス

キーボードはappleのmagic keyboardを使用。

マウスはロジクールのmx anywhere 3 for macを。

このマウス、スクロールが気持ちよすぎ。もうこれ以外のスクロールはしたくなくなります。危険。

マイク

クラムシェルではPCのマイクが使えなくなります。
ウェブカメラのマイクを使う方法もあるのですが、せっかくなのでマイクを導入してみてはどうでしょうか。音質が全然違います。

PCスタンド

閉じたPCを立てて置けると、デスクが広くなります。

充電器&充電ケーブル

キーボードやマウスなど充電が必要な機器が増えたので、充電器&ケーブルも必要になるかと思います。

ケーブルホルダーもあると便利。

ケーブルトレー

ここまでくると、ケーブル類もだいぶ増えて、配線もごちゃごちゃしてきてしまっていることでしょう。

このケーブルトレーがめちゃめちゃ配線整理しやすい。
ぽいぽい放り込んで、ガサッと包めるので、めんどくさがりの人も大丈夫です。

重要度低いけど・・・

スピーカー

スピーカーは重要度が低い、というよりは、導入がけっこう難しいため、ここに入れました。
スピーカーはデスク上で存在感がありますし、種類も多く値段もバラつきが大きいこと、音の好みもあり、沼におちいりやすいうえに、PCとの相性(有線にしろbluetoothにしろ)やリスニング環境もあるため、難しいです。

ヘッドホンを使うのが無難と思いますが、自分は長時間ヘッドホンをつけるのが辛いため、こちらのスピーカーを使っています。

こちら本来はbluetoothスピーカーですが、USB有線接続(実はUSB有線接続できるbluetoothスピーカーはそんなに多くない)することで安定して使えていますし音も満足しています。360度広がる音なので、リスニング環境にも左右されにくいです。

でも油断すると「なにかいいスピーカーないかな」と探してしまっている自分がいます。怖い。

置き時計

なんとなく、机にアナログの置き時計があるといいなーと思って。
「公園の時計」というコンセプトもかわいい。

こちらは本物の公園の時計

まとめ

自分はモニター導入の際、クラムシェルモードに憧れていろいろ揃えだしたのですが、クラムシェル運用は周辺機器がいろいろ必要になるので、導入にはお金がかかります。
しかもキーボードやマウス、マイク、スピーカーなどはそれぞれけっこうな沼ガジェットであり、結局散財してしまうことが多いです。

それなら、最初はクラムシェルではなく、macbookのキーボード、マイク、スピーカー、トラックパッドが活かせる形(2画面運用)から入ってはどうかと思い、今回の記事では、モニター導入編→クラムシェルモード導入編という順番でご紹介しました。

これからデスク環境をつくる方の参考になれば。

余談(imacとstudio display)

こうやって書いていると、自宅での作業だけなら、質の高いマイク・カメラ・スピーカーがついていて、超絶すっきりなimacが最強かも、と思えてきますね。かわいいし。
(自分はPC持ち歩くのでmacbookですが)

あるいは、studio displayという選択。

カメラやマイク、スピーカーを自分で選びたい人は別ですが、いろいろ迷うくらいならオールインワンで、というのはアリですね。
見た目すっきりで、各機器との接続が不安ということもない、ケーブルに悩まされることもない。
値段的にも、いろんな機器で散財することを考えると、最初からいっとけ!というのもアリな気がします。
(それでも高いですが・・・)


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