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M1 macbook Airを持っているのに、M1 macbook Pro 13を買ってしまった話

言い訳をさせてほしい。
いや、言い訳なんて必要ない。

もうこいつがここにあるのだから。

今回"整備済み品”を購入。箱が少し違う。

21年3月に初のmacとして、M1 macbook Airを購入しました。
そしてすごく愛用していた、というより、本当に相棒でした。
そのあたりは下の記事に書きました。

それから1年半。
今(22年9月)、ぼくの手元にはM1 macbook Pro 13インチモデルがあります。

動画編集に興味が出てきたから、とか、メモリやストレージの問題が、とか言い訳じみたことはいくらでも言えますが、そんなことはまずは置いておいて、とにかく"Pro"が欲しかった

"Pro"という響きにやられてしまったのです。

そしてこのデザイン。Airの楔形(先細り)デザインももちろん好きですが、Proのなんというか、この安定感質実剛健さ。”Pro"たる所以。最高です。
(何回"Pro"言うのか)

このあといろいろ書きますが、なにより、"Pro"という響きとデザインにやられてしまったという話です。

M1 Airとの比較

外観

まずこちらがAir.

そしてPro.

まったくわからんw
色も同じスペースグレイだし。

まあ、実物を比べると、土台のところが違っていて、Airの身軽な感じもいいのですが、Proの重厚さというか、剛性感というか、塊感がとてもいいです。
閉じた状態から指一本でスッと開けられる感じもこの重厚さが重要。

がっしりした土台と薄いディスプレイ部のバランスがとても美しいんです。

重量はAirが1.29kgに対し、Proは1.4kgと、110gの差。比べてみるとたしかにProはずっしりしている。もちろん軽いほうがいいけど、ここはProの安心感を買ったと思うことにし、110gは誤差ということにする!

持ちやすさは、Airのくさび形は手にとてもなじみ、持ちやすい。Airに軍配。

スペック

使っていたAirのスペックは以下。

CPU 8コア GPU 7コア
メモリ 8GB
ストレージ 512GB

ストレージのみカスタムしていたという感じです。
そして今回のProのスペックはこちら。

CPU 8コア GPU 8コア
メモリ 16GB
ストレージ 1TB

Airのスペックでも十分ということはわかりつつ、メモリとストレージがそれぞれ倍になっています。
今後長く使うことを想定すれば、これはよかったかな。特に最近は動画を少し撮るようになって、わかってはいたが動画はアホみたいにデータが大きいので、多めが安心

Touch Bar

AirとPro、いちばんの違いはTouch Barの有無だと思います。

キーボード上部のやつがTouch Bar

これについては、あまり評判よくないということは知りつつ、「使ってみたかった」というのが大きいです。

2021年に出たM1 ProおよびM1 Maxチップを搭載したmacbook Pro14インチモデルではTouch Barは廃止となっています。
なのでTouch Barを使えるのは最後のチャンスかも、という思いがありました。この未来感(登場から何年も経っているので今更ですが)を体験してみたいと。

それでちょっと使ってみた感想。
まずいい点としては、ZOOMアプリを使うときに、Touch Barには「ミュート」「ビデオon/off」「画面の共有」「終了」ボタンが出てきます。
Touch Bar一発でそれらの操作ができるのは、ショートカットをおぼえられない自分みたいなのにとっては地味に便利です。
他のアプリではどんなカスタマイズができるのか、いろいろ試していきたいと思います。

悪い点は音量調整がやりにくいところですね。Airは物理ボタンを押せば音量調整できたのですが、Touch Barは音量ボタンに指を置いてそれから指をスライドさせることで調整します。
慣れればいいのかもですが、まだ慣れません。

たぶん、ブラインドタッチとショートカット連発で操作する人にとっては使いづらいのだろうと思いますが、そういうのが苦手な人にとっては使い方次第で便利になりそうという感じ。

バッテリーまわり

これはしっかり比較したわけではないですが、やはり電池もちがいい感じはします。
AirもそれまでのノートPCと比較したら驚異的な電池もちのよさと言われていたし、実際使っていてもかなり持ちました。それをさらに、ということなので安心感は大きいですね。

充電器まわりでは、Proには61Wの充電器がついてくるのですが、これがデカい重い。
AirからProにかえるにあたってこれが非常にネックでした。
Airは30Wの充電器で充電可能で、このクラスだと純正品以外でもめちゃくちゃ小さくて軽い充電器があるので、充電器を持ち歩く場合にはすごく楽でした。

Air用に買った小型の30Wクラスの充電器がそのまま使えるのか、は大きな懸念材料でした。
そしてここはすぐに試してみたところ、普通に充電できます!!
いやぁ、よかった!確かに充電スピードは少し遅い感じがしますが、充電できればよし!
ぼくは持ち運び重視ですが、充電スピードは速いほうがいい!という人は60Wクラスもいい充電器がたくさんあるので、そちらを検討するのがよいと思います。

その他機能

その他の機能としては、マイクやスピーカーがちょっといいとウェブサイトには書いてありますが、そんなに大きな違いはないような。
聴き比べても、多少は違うがそこまでの違いはない。これはAirが優秀ですね。

ただ、内蔵ディスプレイはマイクやスピーカーに比べると違いがありました。スペック上も400ニト(Air)と500ニト(Pro)という明るさの違いがあり、あきらかにProの方が明るいです。
Airではいつも最大輝度に近い状態で使っていましたが、Proは6割くらいの輝度でも十分に見やすいです。このあたりも電池もちに影響を与えそう。

あとはファンがあるかないかですが、そこまで重い作業をするわけではないのでどちらでもいい、と思いつつ、やはりこれも長く使うということを考えるとけっこう重要かも、と思っています。

他機種との比較

Airとの比較、いろいろ書きましたが、これを読んでいる人は「いや、そもそも他に選択肢があるのになんでいま、M1 Pro 13なの?」と思っているかと思います。そのあたりを。

macbook Pro 14インチモデルとの比較

「そんなに"Pro"がいいなら、M1 Pro(M1 Max)チップ搭載の14インチモデルがあるじゃないの!」

はい、そうなんです。たしかにおっしゃるとおり。でもね、こいつはやっぱりモンスターなんですよ。
ぼくにはオーバースペックすぎ。もちろん価格も
夢のようなマシンで憧れるんですけどね。接続端子も多くて便利そうだし。
(ただし、電池もちと重量では13インチもでるに軍配。14インチ1.6kgはさすがに重い!)

あともうひとつ大きなところがあって、それは筐体のデザインです。
14インチモデルは平ぺったいデザインに変わって、これはこれでカッコいいんですが、お店で触って見比べてみて、自分にとってはPro 13インチの、この丸みを帯びた感じがとてもしっくりくるんです。
本当に美しいデザインだなと。

もちろん中はベゼル(ディスプレイの縁)が太かったりと古臭い感じもあるのですが、ぼくにとっては、手にしたくてもできなかった、長年憧れたこのデザインこそがmacbookなんだと、あらためて感じています。

昔憧れたデニムやスニーカーのような、そんな感じがして。

スペック至上主義的なパソコンの領域において、こんなふうに感じられるところも、macの凄さというか、価値なのかも。

M2 AirおよびM2 Proとの比較

そして、最近発売になったこの2機種。

Airに関しては、M2チップは高性能だし、薄くて平ぺったくてカッコいいです。たしかに。
でも、これもやっぱり筐体のデザイン。M1 Pro 13のしっかり感と、丸みを帯びたデザインがやっぱり好きだ

筐体のデザインといえば、M2 macbook Pro 13は同じデザインで出てきているので、こちらは正直かなり悩みました。
今買うなら少しでも新しい中身の方が、というところは誰でも悩むと思う。

ここでの決め手は価格でした。

メモリ16GB ストレージ1TBのものがほしいと思っていて、それで比べると、上記2機種の価格は以下。

M2 macbook Air(8コアCPU 8コアGPU):248,800円
M2 macbook Pro 13(8コアCPU 10コアGPU):262,800円

いや、高いよ!
円安やばい。

そして今回購入したM1 Pro 13は整備済み品で、182,380円也。
(オークションサイトで中古も探していましたが、それもだいたい170,000円前後はしていた)

整備済み品はほとんど新品なので、M2 Pro 13との差は約8万円
M2はたしかに性能アップしていますが、この価格差ほどの性能差はないと思う。希望のスペックの整備済み品がいいタイミングで出ていたこともあり、ポチッとしてしまいました。

まとめ

いやぁ、あらためてこのデザインのmacbook Proを入手することができて、よかったと感じています。

M1チップというエポックメイキングなチップが、完成されたデザインの筐体に載っている。その価値は大きいと。

実用面でも、自分は毎日macbookを持ち歩いて、いろんな場所で使います。

十分な性能があり、電池持ちがよく、がっしりしていて耐久性が高くガシガシ使える。これ一台でシンプルになんでもこなせる。
"Pro"の名に恥じぬ、実用的で質実剛健、本当にいいマシンだなぁと思います。

購入にあたり、参考にした動画や記事はたくさんあったのですが、下の動画がもっとも背中を押してくれました。

そして最後に、ありがとう!M1 macbook Air!!
Airに出会えたことで、本当に世界が広がったと思います。
M1 macbook Pro 13、大事に長く使いたいと思います。

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