公民館は社会教育の場として認知されてるの?!
公民館の主事をやりはじめて思ったのは、社会教育の場として住民から認知されてるのか?!という心配です。それに必要なのか?というところも、難しさを感じることもしばしば。
公民館についての過去記事
自分自身も公民館講座って、生涯学習のリタイヤした人向けの講座があっているという認識でした。そもそも私たちの住んでいるエリアに公民館があるのか?ということもしらない人がいます。w
一方で知っている人でも、どちからかというと、私の地域ではコミュニティとしての機能が非常に重視されている印象を受けます。体育、レクリエーション等の集会場機能とかですね。
なので、公民館を認知している方が社会教育としての公民館を捉えられているのか?というところが非常に疑問です。先ほど言ったように生涯学習施設としては認知されて、高齢者が利用するところというイメージがすっかり着いてしまいました。
認知については、2011年の三菱総合研究所の調査によると
年1回以上利用している人が1割くらいのようですね。そもそも利用する機会とか、アクセスや気軽さが縁遠くなってるからでしょうか?
そもそもどうやって借りたらいいかわからないとかありそうですし、一回も利用したことないところを自ら借りたりしないでしょうしね。
そう言えば、書道教室とかあってたような?
よく考えてみたら、書道教室とかどうなんだろう?、とか思い出しました。そういえば、書道教室とか自治公民館でしているところってなかったっけ?とか思いました。
他の大きい公民館とかレザークラフト教室とか、パソコン教室とかやってますもんね。
確認してみると、営利事業は×ですが、営利企業の「営利を目的としない活動」は認めているという返事です。この辺判断が難しいのですが、利用団体登録書で申請をしてもらって登録団体を判断しているようです。
気軽に公民館を利用できるかというと、私の関わっている公民館は常駐はないし、鍵を借りるのも一手間。使い勝手はなかなか良くないところがあります。また、収益事業は社会教育の施設である以上制限がかかりやすいですね。
教育施設としては、予算がなければお金のかけれず、参加費も十分に徴収できなければ講座内容が非常に縛られているなぁという現状だなぁと。生涯学習が人気なのか。生涯学習しかできる機能がないのか難しいところです。
コミュニティセンターへの移行という選択肢
そう考えると、七尾市のコミュにセンター化は非常にひとつの選択肢としてアリなながれだと思います。小浜市が令和2年に視察等をまとめたものをみつけましたのでリンクを貼っておきます。
https://www1.city.obama.fukui.jp/gikai/p000000zc_d/fil/50004.pdf
課題は人材育成がありますよね。
地域に人材のリソースがあるのか?そのようなニーズと意欲があるか?というとまだなんともわからないというところです。地域によっては、校区の公民館運営そのものが負担となっているところもあれば、本来の目的として機能できていないというところまで様々です。
むしろ無くなってくれた方が、「負担が減って助かる。」というコミュニティとして限界を迎えている地域コミュニティもありますよね。となると、こうした方がいいという答えはなく、各々のコミュニティで判断していくという印象を受けます。
一方で場所を求めている人がいます。気軽に使えて話し合える場所。教えたりするときに活用できる場所、営利事業がしにくいですが、塾てきなものならもっと緩くOKして欲しいところ。
書道教室は例えですが、プログラミング教室、音楽教室、英会話とか小学校区にあれば近くだから非常にありがたいと思いますし、講師も安くできるかも?なんて思ったり。
公民館自体、場所は非常にいいところにあるので、空間としてのニーズの掘り起こしできないものかなぁと。まだ議論は今後もしていくんですが、ボチボチやってみます。
ちなみにやっぱり、公民館もネット通わせてしばらく経ちましたが、快適です。w
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