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自助グループをテーマにオンライン研修

自助グループをテーマにオンライン研修を開催します

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自助グループはある障害を持つ者同士が互いに励ましあいながら、その障害を様々な形で克服していくための集団です。自助グループにはAA(アルコホーリクス・アノニマス)、断酒会、薬物、ギャンブル、買い物、恋愛、食事など嗜癖に悩む当事者のグループが存在します。

今回は、当事者を招いて研修会を開催する運びとなりました。

◯タイトルは「自助グループに通い続ける理由」

1.自助グループの概要

2.自助グループの体験談

3.私が自助グループに通い続ける理由

3つのトピックを作って話を進めていこうと思います。

ゲストはアルコール依存症 当事者を招いてセッションをすすめていきたいと思います。


アルコール依存症の治療としては、お酒を辞め続けることです。飲みながら、お薬を飲んで治療ってタイプの病気というわけではないということですね。

そして、この”辞め続ける”ってのが、ポイントです。

これには

◯知識を得て、自分自身が断酒の意思をもつこと

◯それを続けること       が必要になってきます。


今回は、体験者からじっくり話を聞きながら学びを深めていきたいと思います。

自助グループについてはまとめましたのでどうぞ。

オンライン化で感じたメリット

今年のわたまちの研修はこれでおしまい。5月からZOOMを使ったオンライン研修に切り替えて、なんとか存続させることができました。体感としては、随分と医療系はオンライン研修に切り替わったなぁと思います。一方で、私が関わってるまちづくり系(医療系以外)ではなかなか進まなかった。。。とはいえ、世の中の医療保健福祉領域の人は世の中に決して少ない人口ではないので、身近に使う人が増え徐々にかわっていくでしょう。(そう願います)

今年は、zoomをしこたま使いましたが、「感染を気にしなくていい」、「遠方の方でも参加しやすくなった」、「移動時間がなくていい」とかありました。一方で、「自宅のネット環境が悪い」、「子供がいるとむずい」、「部屋がなくてw」などなど個人の環境によりきでした。

結果的に、よく使うようになったのは録画。

時間が合わなくて参加できなかった人には、録画したものをシェア。非常に簡単にできるようになって、後追い学習ができるようになったところですね。自分自身も復習もできるし、すごい便利だなぁと。

どっちがいいのか?という議論というより、どう使いこなすか?

色々、zoomになってますがオンラインのメリットって、本質は非同期で効率のよいコミュニケーションができることなんだなぁと。

今は、画像、資料、チャット、ボイスメモ、録画した動画など、情報密度の多いものをメッセンジャーやLINEなんかで【共有】できます。

同じ時間に画面を見つめ合わずとも情報は共有できる質が昔と段違いですね。

なんで、より自分のスケジュールで、自分のテンポで生産性高く行動できますよね。この辺は、私が参加してるLDLの木下所長が書いてる記事がめちゃくちゃわかりやすいのでシェアしときます。

そもそもとして重要なのは、オフラインかオンラインかではないんです。そんなもんやり方でしかないからどうでも良い。重要なのは、複数の業務が同時進行していく、パラレル、つまりは同時並行で物事が進んでいくという進め方をどうできるか、によるのです。1人が複数の仕事を持ちながら進める時も、ある人の集中する時間などはそれぞれバラバラです。仕事を開始する時間もばらばら、終わる時間もばらばら。それでも業務を進めていくというのを基本とするならば、zoomとかのリアルタイムツールを使って同じ時間をまるっと拘束してしまうのは駄目で、それぞれのスキマ時間、やりたい時間に反応を返せるというのが一番よいのです。こうすれば、多様な働き方にも対応できるし、意思決定などでさっさと決めない人のためにだらだらと会議に出続けることもなくなるのです。
デジタルツールは手段であり、目的ではありません。

とあります。

なんでも、新しい手段が出てきた時に、「私は〜だから」とか「こっちの方がまだ使いやすい」とかいろいろ言われます。「苦手だから」とか学習する気なしの人が、意外に多い💦

「目的はなんだ?」ということを確認しないといけません。

そう考えると、医療系の研修はオンライン化が進んだといえますが、業務は到底非同期型が進んだとは言えません。。。。もっと検討の余地ありですね。


申し込みは下記から!!

【内容】

私の街のメンタルヘルス研究会(通称:わたまち)

1.わたまちの趣旨の説明

2.5分プレゼン

参加者から話題のトピック、研修報告、気になる内容などを発表してもらうコーナー

今回は 2つの5分プレゼンを準備しています。

・現役、心理職が語る”あつもり”の魅力

・「地域との連携」を可視化する 〜介護支援等連携指導料を使ってできること〜

3.ゲストトーク

4.グループディスカッション(ブレイクアウトルーム活用)

※強制ではありませんのであしからず。

5.質疑応答

そのような感じになるかと。

15〜20人程度のセッションです。

「当事者同士で集まる価値はなんだろう?」


今回はその辺を、聞いていきたいと思います。

最近は、専門職+当事者のリカバリーカレッジ に興味があり調べてるんですが、自助グループと比較しつつ理解していきたいと思っています。


オンラインについて書いたので、LDLのマガジンに追加。w

【この記事は、こちらのメンバーと刺激しあって作成しています】
 私は「Locally Driven LABs(LDL)」のプロジェクトの1つ“地方のオンラインの普及と価値の創造“にも所属しています。ここでは、参加者同士でオンラインツールの情報共有を記事にしています。地方で実践しているメンバーがオンラインツールの使用感、参考事例などを話しており、資料としても活用できるよう整理しています。


おまけ:私の依存体験は”タバコ”

今回、私も当事者意識をもって考えたいので、身近にあった依存体験でいうとタバコ。辞めて6年くらいたちますが。当時は、なかなか辞めれなくて、困りました。

禁煙外来には通いはしなかったのですが、ガムを噛んでみたり。軽めのタバコを吸ってみたりとかして試行錯誤はしてました。最終的に、ニコチン依存だったと自覚したのと、”タバコの変わりはタバコしかない”と納得し。私は本読んでやめました。2013年12月に購入してたので、7年か。

正直、もう内容を覚えてないんですが。w 辞めれない言い訳を1つ1つ丁寧に、セラピーしてもらってる気分になれる内容だったかと思います。まあ興味あるかたは1000円程度なのでポチってみてください。

まず、依存について認知するのがポイントでした。意外と合理的な言い訳をしてしまうところを本では優しく説得してくれるw

合理的な言い訳とは、タバコが必要な理由を作ったり。そもそも、タバコない生活が想像つかなかったり。それを、ニコチン依存からきた認知と、認識する必要がありました。なんで、他の依存でもあると思いますが、正しく認識するのは大事です。

一方で、歪んで捉えがちになったりもします。

妙に吸うことを合理化してしまう自分がいたのです。好きで吸ってましたが、好きにやめれないジレンマは体感し。。。「ああ。。。ニコチン依存だなと。w」

実際に辞めると、その時間がすっぽり抜けた様な感覚です。


「もう吸いたいとは思いません」というより、「自分の意思を信用できないので吸いません」と言った方が正しい。w 自分の体験を話すと、そんな感じです。

今は社会自体で吸える場所が減り、数人もむちゃくちゃ減りました。自分の場合、イメージによる刷り込みとかの固定概念も影響してたなぁと思います。タバコ=ダサイ。になれば、若い人はタバコを吸わなくなるでしょう。買いにくくなってるし、イメージも変わり減ってるし。

あんなに、”カッコイイ”アイテムだったような時期は今や昔。。。ですねw


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