才能の形
うちの家族でレストランにいくと
妹は「これおいしくない」とはっきり言う。
僕は、家族の時間を楽しみたいのに
「おいしくない」とはっきり言う。
他にも
歌がうまい人は音程のずれに気づきやすいし、
書くのが得意な人は人の文章の粗に気づきやすいし、
話すが好きな人は人の話を退屈だと感じやすい。
美容室に行ったら髪型を真っ先に確認され
歯学部の子は人の歯形に目がいく。
ここで
「キライ」とか「下手だ」と感じることは才能だと言いたい。
”どうしてこの人はこんな簡単なことができないのだろう”と思うことは
あなたの得意分野である。
それは持っている当人からすると気づきにくい形をしている。
友達が「才能とは、人より努力しなくてもできてしまうことだ」と言っていた。
だからこそ、我々は
自分が簡単にできてしまうことでも、誰かにとっては当たり前ではない。
ということを念頭に置かなければならない。
ただし、あくまで、才能は才能である。
僕は才能で片付けられてしまうことが嫌いだ。
イチローも自身を努力の人だと言っているし
本田圭祐も「世界一になるには世界一の努力が必要だ」と言っていた。
才能があるから、ものごとの最初はうまくいく。
その才能に気づき、才能を活かすのはあなたの仕事だ。
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