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アルビレックス新潟は上位に強く、下位に弱いのか(1/2)

★連続投稿70日目★

先日、4位の水戸ホーリーホック相手に13位のアルビレックス新潟が3対0で勝利をおさめました。

新潟はサポーター等の間でよく「上位相手に強く、下位相手には弱い」と言われています。

そこで今回は、「新潟より下位」「新潟より上位」のクラブと戦う際のデータ分析をそれぞれ行います(2010年以降の10年分を対象)。


勝敗データ

まずは、それぞれの場合での対戦成績です。

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ここ10年間で「新潟より下位」と戦ったのは99試合、「新潟より上位」と戦ったのは236試合ありました。

次に勝数を調べてみた結果、「下位相手と戦った場合」38勝であり(勝率:38.4%)、「上位相手と戦った場合」68勝(勝率:28.8%)という結果を得ました。

このことから巷では「上位相手に強く、下位相手には弱い」と言われていますが、実際は「下位相手と戦った場合」の方が勝率が10%弱高いという結果になりました。

スタッツ

次に、上位と下位別の1試合当たりの平均スタッツです。

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分析の結果、「得点」「シュート数」「コーナーキック数」「フリーキック数」に加え、「与えたイエローカード数」「与えたレッドカード数」といった項目で「下位相手と戦った場合」の方が数値が高いことが判明しました。逆に、それ以外の項目では「上位相手と戦った場合」の方が数値が高いことが判明しました。

また、この中で特に差が多く見られた項目が、「得点」「イエローカード数」になりました。

この結果から、勝率と同様に「下位相手と戦った場合」の方が良いスタッツとなっていることが分かりました。


後日、年別といったような別の項目からも分析を行いたいと思います。

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