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「指示をする」がもう古い理由

お読みいただきありがとうございます。ふみふみです。
自称人材マネジメントの鬼です。

突然ですが、僕はある事を決めています。
部下には指示をしないということです。

これだけ聞くとビックリしますよね?
大体の管理職の人は「何言ってんの?」と聞く耳すら持たなくなります。

だけど、そうじゃないんです。
ちょっとだけ説明をさせてください。

以前勤めていた会社で一般社員から管理職となり
1人目の部下ができ、10人、20人と部下が増えていきました。

これまで部下として歩んでいた会社人生。
正直に言うと、全く尊敬できない上司ばかりでした。

「この仕事、やっとけよ」と、とにかく偉そう。
部下の失敗には目くじらをたてるが、自分の失敗には寛容。

こんな経験もあり、人の部下だった僕が人の上司になると実感した時
僕にはある思いが芽生えました。

それは
「僕は管理とか教育とかそんな大層な事言える程、立派な人間なんだけ?」

それに、上司ができることって実は「部下のほとんどができる事」だったりするんです。
「この仕事をやっておけよ!」このように仕事を割り振るなんて
凄く簡単ですよね。

今の時代、話し方は気を付けなければいけませんが
ようは「やっといてね」
これだけで済んじゃいます。

他にもトラブルが発生して、お取引先や関係者へ謝罪をしなきゃいけない。
経費を承認したり、いろんな相談に乗ったり・・

これらは全て言ってしまえば「別に誰でもいい」のです。
残念なことに代わりはいくらでもいるのです。

会社も誰か選ばなければいけないから、選んだ。
それだけの事。
クビになったり、体調を崩したりすれば、代わりの人が務めるだけ。

そんな「いくらでも代わりのきく人」がもし図々しく、人に指示てなんて
偉そうにしてみようものならどうなると思います?
きっと部下からはこんな素敵な言葉を、心の声を頂戴するでしょう。

「偉そうに・・」

こんなこと、日々思われていたら辛くないですか?

という訳で僕は高らかに周りに宣言しました。
「僕は指示をしない!!!」と

もちろん、これで本当に何もしなかったらただのポンコツ野郎です。

なので絶対これだけは間違えないでほしいポイントなのですが
「部下に指示ではなく、お願いをする」のです。

仕事をお願いして、難色を示す部下には、こう言い放ちます
「これはお願いであって、無理そうであれば言ってね!」と

そうすることで「お前ちゃんとやっておけよ!」みたいな
偉そうに見える感じとかがなくなり、気持ちより仕事を引き受けて
もらえるようになりました。

それから僕は「部下を育てる」なんて立派な事はできないと思っているのでせめて対等な1人の人間として職位に関係なく接することを
今でも肝に銘じています。

だから僕は指示をしないんです。

これから部下を持つ人や今現在部下を持っている人
将来部下を持つであろう方もみんなどうか肩肘張らず、気負いすぎず自分にできる事をやってもらいたいです。

「管理しなければ!、指示しなければ!」と思ってしまうと
どうしても自分の理想を責任を抱えすぎてしまって、部下との溝やが求める事と自分の能力の差を痛感して苦しくなる時がきてしまいます。

だから肩の力を抜いてあなたも宣言してみたらいかがでしょうか。

「部下に指示はしない。お願いをする」と

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


PS
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