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話下手は「最強の武器」

こんにちは、ふみふみです。

ブログを読んでいただき、ありがとうございます。


プロフィールでも書きましたが、僕は根暗でもといじめられキャラで友達0人。

人間関係に悩みに悩んだ幼少期を送っていました。


大人になるにつれて、勉強に勉強を重ねた結果、少しづつ周りの人間関係が変化し

今では、人間関係に悩む人へ、アドバイスをしたりしていますが

もともと自信は皆無でした。


話すことが苦手で、同級生と頑張って話そうとすると

「お前と話してもつまらないから、あっちに行け」と

口癖のように、いつも言われる日々。


新しい同級生と出会っても、すぐに嫌われて、無視されるんじゃないかという

被害妄想を抱き「自分なんか…」「どうせ…」が口癖となり、いつも怯えてました。


でも今振り返ると、当時の自分は「つまらない」と言われても仕方がないかな・・

と思っています。

僕の話し方が下手なのは、自覚していて、それは今でも変わっていません。


しかし、今になって振り返ってみれば根本的な原因というのは他にあり

話下手というのは大したことではありませんでした。



その原因とは・・

つまり話下手ではなく、聴き下手だったのです。

話し下手なのに、自分の話したいことを一方的に話していただけということが最大の原因でした。

詳しくは後述しますが、自分の話は最小限に、相手の話を聴き上手な人ほど

相手から信頼を得て、友達や仲間が多い傾向があります。


人は相手を知るよりも、自分自身を知ってもらいたい生き物です。

しかし、人間関係の構築では、この逆のことをしなければいけません。


自分を知ってもらうより、相手を知ること。


でも多くの人は

人間関係を構築するのが上手な人=自分の話をするのが上手な人

と勘違いしている人がいます。


まさしく僕もその一人でした・・


イメージが湧きにくいかと思いますので、具体例を交えて書いていきます。

自分は雑談が苦手、話し下手など、コミュニケーションに悩みを感じてる人は

是非参考にしていただけると幸いです。



話し上手ではなく、聴き上手が基本

相手とのコミュニケーションでは、話すことは必要不可欠です。

会話のキャッチボールをしながら、お互いを知り、親睦を深めていきます。


自分のことを知ってもらうためには、自分の情報をたくさん話さなければ

理解はしてもらえないのも事実です。



しかし会話の目的が、自分を知ってもらうことではなく

初対面の人と仲良くなることであったり

ビジネス上の付き合いで、相手との関係地構築が目的であれば


自分のことを話すのではなく、相手に話させることが重要なのです。


相手に話してもらうことで、相手に「安心」し、「信頼」してもらうことができます。


これはラポール形成と呼ばれ、相手との信頼関係を構築する言葉ですが

この信頼関係を構築する第一歩は、相手の話を聞く、聴き上手になることです。


少し僕の話になりますが、冒頭で書いた通り僕は小学校時代の頃
自分が話下手であることに、かなりのコンプレックスを抱えていました。

友達が欲しくて、何とか同級生と話して仲良くなろうと必死でした
しかし、何度やっても結果は同じで、一向に友達は出来ません。


そんな自分が転機を迎えたのは、中学校の時です。


部活動で陸上を始め、夢中になりました。


授業中でも、部活中でも走ることばかり考えるようになりました。


それまでは夢中になれるものがなかったので

イジメられないようにとか、友達を作るにはどうしたらいいのだろう、など考えて

結果的に空回りばかりしていた時期が続いていました。


しかし陸上という夢中になれることを見つけたことで

「早く走れる方法が知りたい」とか、「選手に選ばれたい」などを思うようになり

友達を作りたいという、幼少期から願望は薄れていきました。



そんな日々を過ごしていくと

友達0人

イジメを受けていた人生から一変し

登下校で共にしてくれたり、休みの日に遊んでくれる部活動仲間が

少しづつ、増えていきました。


これはずっと後になって、勉強して気づいたことですが

この当時の僕は話す側ではなく、自然と聴く側になっていたことが

仲間の輪の中に入れた要因だったのです。



僕は陸上は好きでしたが、とびぬけて足が速いわけではありませんでした。

しかも中学校の途中から、陸上部に転部したので、部活メニューなどはわからないことばかり。


そのため部活仲間との会話の多くは、僕からの相手への質問が主な内容だったのです。



「どうやったら、○○君みたいに、早く走れるようになるの?」

「活動メニューでわからことがあるんだけれど、教えてほしい」


このように質問を続けていると、自分が話す量よりも、相手が僕に対して話す量が

必然的に多くなります。



そして、とにかくレベルを上げたい、試合に出たいという思いも強く

加えて自己肯定感も低かったので、素直に仲間を尊敬していたので

仲間に質問の最後には「ありがとう」や「凄いね」などを連発していました。



部活の仲間も

頼ってくれている、とか

自分の足が速いことを認めてくれている、など

優越感もあったでしょう。


僕に対して色々とアドバイスをしてくれました。

今振り返ると、自然と傾聴に近いことができていたんですね。

※傾聴・・アメリカの心理学者、カール・ロジャーズによって提唱されたテクニック


傾聴することは、相手からの信頼を得るだけでなく、自分という人間についての

理解が深まることが心理学的にも証明されています。


傾聴のおかげで、部活仲間との信頼関係が構築できたと同時に、早く走るための方法や自分自身の走り癖なども理解することができ、結果的によい活動、良い学生生活を送ることが

出来ていたように思います。



部活を始める前の僕の話は

「昨日新しいゲームを買ったんだけど、面白かったよ」

とか

「昨日の夜はカレーライスを食べたんだよ」

など

とにかく自分が話したいことを一方的に話すばかりで

相手が話したいと思う内容だったり、相手が聞きたい話をしたことがありませんでした。


結果、お前の話はつまらない(お前と話していてもつまらない)と言われてしまう

ハメになったのです。



相手がよっぽど自分のファンでもない限り

何のゲームをしてようが、いつどこで、何を食べようが

周りにとっては、どうでもいい話で、むしろ聞くだけで疲れてしまいます。


そんなこともわからず、一方的に自分の話ばかりしていたのですから

友達ができないのも、当たり前だったと思います。


しかし、そんなダメダメな幼少期を過ごしていたからこそ、この傾聴を重ねたことによる

その重要性や効果が身に染みて理解できたので、ある意味無駄ではなかったのかなと

今では思っています。



余談ですがやはり異性、同性問わずに、モテたり、友人が多い人というのは

総じて聴き上手であることが多いです。


相手を知ることが得意、相手の心を掴むことがとても上手なんですね。


人は自分のことを話したい生き物という、本質を理解しているのかもしれません。


傾聴を理解し、正しく活用することで、人間関係が180度変化することは間違いないと思います。


もちろん、ただ聞くだけでは、傾聴にはなりません。

聴くということが大事なのです。



聞く・・周りの音や声をただ耳に入れる

聴く・・積極的に耳を傾けて、声や音を理解すること


人の話は聞くではなく、聴くことが人間関係を構築する上で最も大事です。

具体的なテクニックもありますので、それを取り入れてこそ、成果に繋がっていきます。



詳細は今後のブログで書いていきたいと思いますので

また是非読んでいただけると嬉しいです。


ここまで、お読みいただきありがとうございました

今後ともよろしくお願いします

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