一人百人一首(二束三文)〜修学旅行〜

潮風が香る横浜珍しく襟巻した君
小船が揺れるJan.21 

すれ違う異国の言葉も無意識に探し出してる君の声など

粉雪が城を隠して降り積もるはしゃげど残した心のこりと

漂白をしてもなにかに染まるわけではないこともゲレンデの白


人生で一番の雪を誰と見る見なくても白い苗場の粉雪

ゴーグルと帽子で見えぬ本心を雪玉に託し吹雪けよゲレンデ

場所と時間決心伝わる伝言に応えられねど向かうさみしさ

選ばねど我の鈴の音かき鳴らす幼なじみの仲を分かつか

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