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「選択肢を広げるために大学進学した」のに、やりたいことが見つからない。

こんにちは!
もりもとです

26卒、サマーインターンに向けての準備も盛り上がってきましたね。
「有名な企業に行きたい」
「大手企業に行きたい」
「人気の企業の行きたい」

という学生が今でも大半です。

人気は一部に集中していくため、「とにかく数を出す戦法」が流行っているようです。。。

当たって砕ける夏…?
多くの企業にエントリーすることで、結局何が残るのでしょう?
周りの人の考えに、いつの間にか影響されて視野が狭くなる。
あるあるですよね。

そんな中で今回は、「選択肢を広げる」ってどういうことなのか?
考えていきたいと思います。

潰しがきく、って大事なことなの?

「中小から大手の転職は難しいが、大手から中小の転職はしやすい」
「大卒の方が就職しやすい」
「理系は潰しがきくが、文系は潰しがきかない」
など。

人は無意識に、後々の選択肢を増やせる方が安心を持つ生き物なのだと思います。
しかし、これって
決断を先延ばしにしているに過ぎない
と、思うんです。

その時はまだ選択するほど経験が無いって、言うんでしょうけど…
選択できるまで成長した時に、選択肢が残ってるという保証は無いです。

時代の変化、環境の変化、
その時々によって異なるからこそ、
常々自分の中で「どう生きていきたいのか」「何がやりたいのか」を考えることが大事だと思うんです。

選択を先延ばしにすることを、「可能性が広がる」なんて綺麗な言葉で表現して、
やりたいことがない若者が増えたんでしょうよ!
と、言ってやりたい。

行き詰まった時に次のステージへ行けるのは、自分の意志を持っている人です。
故に、本当に潰しのきく力を持っている人は、「潰しがきくから」なんて理由で過去の選択をしてこなかった人なんじゃないでしょうか??

選択肢が多すぎるが故に選べない

有名なジャムの実験をご存知でしょうか?

ジャムの試食コーナーにて、
6種類のジャムを置いた場合は、試食に来た人の30%が購入に至ったが、
24種類のジャムを置いた場合は、試食に来た人の3%しか購入に至らなかった。

つまり、選択肢が多いほうが決断しにくいという結論なんです。
より多くの選択肢があることで最善の決断ができるわけではないんですね。

情報過多の現代、多すぎる選択肢が故に
「業界が選べない」
「やりたいことがわからない」
「もっと良い企業がある気がして内定承諾できない」
という学生が生み出されているわけです。

私が学生に伝えたいこと

将来の自分が納得する選択肢じゃなく、
今の自分が納得する選択肢を選ぶこと

これが何より大事なんじゃないか、と思っています。

今の自分の実力でしか、決断はできません。
実力を上げていくことで、決断力を身につけていく必要があるのです。

自分の人生は、自分で決めましょうよ。
後悔したっていいじゃない、次は後悔しないから。

今までの経験と直感を信じて!
一歩進めていきましょう!

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