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静嘉堂@丸の内「響き合う名宝−曜変・琳派のかがやき−」展へ

ちょうど一週間前に、スマホで調べものをしていたら、都内で茶道を教えてらっしゃる方のブログにたどりつき。
その中で、「新たに丸の内に開館した静嘉堂で曜変天目茶碗を展示している」ということを初めて知り。

静嘉堂が丸の内に新たに開館ーーー!?
曜変天目茶碗展示中ーーー!!?

世田谷にある静嘉堂文庫美術館には、コロナ前の秋、ちょうど3年ほど前だったろうか、茶道具の「名物裂」の企画展をお稽古仲間と二人で観にいったことがあり。
二子玉川駅から、行きはタクシー、帰りはバスを利用した記憶が。
住宅街の中にあり、敷地に入ってからも建物まで車で少し距離があったことを覚えている。

という、訪問に少なからぬ気合が必要な立地から、三菱ゆかりの丸の内へ展示ギャラリーを移転された由。しかも国宝の曜変天目茶碗を展示ということで。

即、詳細検索。事前予約が望ましい(必須?)らしい。
翌木曜日のお稽古が先生のご都合で日程変更になり、予定がぽっかり空いていたので、その場で予約。
11:30ー12:00入場のチケットをとる。

https://www.seikado.or.jp/


明治生命館(重要文化財)外観Ⅰ


外観Ⅱ


美術館入り口に向かうための入り口。ここから入って広場を左折、さらに左折で美術館入り口へ。看板がないので少しウロウロしてから、明治生命館の警備員さんに助けを求めて案内していただく


入口へ予約時間の10分ほど前にたどりつく

入場時間が近づくと、入場待ちの列へ案内されて入場。予約時にメールで届いたスマホのバーコードを、受付で読み取ると発券される。(←予約が必要な企画展へ行くのは初めてだったので、少々ドキドキするも、無事入場)

ーーー
お目当ての、世界に3つしか現存しないとされる曜変天目茶碗の一つ、通称稲葉天目。
徳川家三代将軍家光公が春日局に下賜し、春日局の嫡孫・稲葉美濃守正則の所持となって代々稲葉家に伝わったことから、稲葉天目と呼ばれるようになったそう。

じっくり全体を一回転拝見、解説を読んでからまたじっくり一回転拝見。
この輝きの色味、何かに似ているーーーと感じ。
そうだ、晴れた日に雲が太陽の近くを通るときに時折りみえる、「彩雲」のきらめきだ、と思う。

曜変天目茶碗内部

曜変天目茶碗の残る二つは、藤田美術館蔵のものと、大徳寺の龍光院蔵のものとされる。
藤田美術館蔵の曜変天目は、数年前、サントリー美術館での企画展で拝見することができた。宇宙をイメージした展示方法がすばらしくて、星空を眺めるように光彩を観たことを覚えている。

利休さん所持の唐物茄子茶入や、重要文化財の油滴天目茶碗などなども。
行ってよかった丸の内。

ただ開館したてのためか、館外、館内とも全体的に案内表示が少ないと感じ。初めてだと内部の構造もよく分からないので、フロアマップが展示目録上や、入り口近くのみやすいところにあるといいのでは~、と思いました。

ギャラリー外部にあるミュージアムショップ

ツイッターか何かで、「曜変天目茶碗ぬいぐるみ」が発売されていることを知り。
えっっ…?

茶碗を、ぬいぐるみに・・。
茶碗を、ぬいぐるみに…?

しかも、なかなかのいいお値段(たしか、5800円)。

ショップで実物を探してみると、見本は置いてあるものの、
「売り切れ」「予約受付」
となっており・・・!
後ろから、「あー、ほしかったのにー売り切れてるー!!」と女性の声が。
に、人気ー!!

マグネット~
手ぬぐい✨


2019年秋に世田谷でみた企画展の冊子を発見


アクセスが格段に良くなった静嘉堂@丸の内。
静嘉堂創設130周年&新美術館開館おめでとうございます✨
今後の企画展&グッズも楽しみです!


#1日6000歩  10/19-25 計70,571歩 10,081歩/日✨


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soufu(そうふ)
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