古江 ダイキ

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幸福のしっぽ

まるで中学時代に戻ってしまったかのような感覚。 いつからか幸せになりたいと考えては、 転んでばかりの日々。 あのころと変わらず、「なんで僕だけ」 下北沢4階の知…

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幸福のしっぽ

幸福のしっぽ

まるで中学時代に戻ってしまったかのような感覚。

いつからか幸せになりたいと考えては、

転んでばかりの日々。

あのころと変わらず、「なんで僕だけ」

下北沢4階の知らないことに、

体育館の冷気。

幸せはまだかまだかと疑っては、

見えないようにしていたこの世のからくりに、

知れない出会いに、知れない別れ。

何が足りない?いったい何が足りない?

あの時と何が違うの?

それでもまだ人間

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