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私たちの在り方
はじめに
ソーシャルネットワーキングサービス
Web上で社会的ネットワークを可能にするサービス。
様々な分野で広く活用され、世界中で配信される。
私も海外に住む友人や、昔から縁のある友人とのやり取りに、ダイレクトメッセージを利用して連絡を取ることが多い。
写真付きで「今の気分」がアップロードされた時は、電話やメールを開かなくてもコミュニティが取れる、とても便利な時代。
ちょっと前の情報源としては、新聞や雑誌にTVが考えられてきたが、今は違うでしょう。
伝書鳩が運ぶ時代や「飛脚」という江戸時代の今でいう郵便のような人物も存在した。
自転車や自動車も無い時代に飛脚は、東京ー大阪間を走る。
自らの足で走る。
現代、当たり前とされている便利なサービスにおいて、人はこの先どのような形態で生きているのだろうか。
とても興味深い時代に私たちは生きていると実感する。
だからこそ、一つの言葉(言霊)は大切にしたい。
だからこそ、現場での対面に注力をしたい。
SNSから流れる情報は本当の話しでも、フェイクでも、時差もなく配信される。
今日は何が起きるのだろうか...
その裏側では泣いている女性もいるでしょう。
月の裏側を私たちは知らない。
月は裏側を見せないもの。
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今回の話す内容はSNSのこと
女風業界ではSNSのフォロワーを意識した風潮がある。
つまり、軸の話しではなく「風潮」ということ。
お客様から聞いたことのある話し
以前は他店を利用し、そこの男性が私たちのことについてこんな話しをしていたという。
「アイツはフォロワーが少ないから客がいないし、目立ってないし、客なんていないべ」
そんな話しを聴いたお客様は、前々から当店のキャストに興味を持っており、予約をしてみた。
今は本指名として長年キャストを指名をしている。
以前のnoteでも描いたように、私たちは芸能人ではないということを前提にお話しします。
(2023年1月24日の記事「女風に生きる」より)
ある意味、SNSでの投稿はコンセプトとして一方通行で良いと感じる。
人々から賛同されることが前提の話しに留まらず「自身のスタイル」として表現できていれば良い。
それが大人の自覚として「役作りや言葉遣い」の選択も含め、フルムーンのキャストとして保つべき場面でもある。
世界中で承認欲求が繰り広げられることに否定はない。
それも「人の心理だと」知っているから。
しかし私たち「女風キャスト」が承認欲求をアピールしてしまうと、軸がないことに繋がる。
つまり、それが女風の「風潮」となる。
皆さんもご存知の通り、承認欲求の過程において具体的な例をあげると、顔出しを聞くことが多い。
だからこそ、女風において最も必要な考えは
「風習」であると感じる。
私たちの店ではその風習を常に語りつづける。
現在
話しは戻り、業界で広く使われるSNS。
当店での考えを少しだけ話したい。
今年で4年目になるフルムーン
以前、とある話しを耳した。
「フォロワーがいないから目立たないんじゃない」
「もっと増やしたらいいと思う...」
私にアドバイスをくれたユーザーはSNSのフォロワー数で「売れているか、売れていないか」を、過去に判断していた。
そしてフォロワー数の多い者を予約し何度も、何度も、何回も、何回も失敗したと言う。
あれから数年が経ち、現在は当店を利用しながら本来の目的である「ご自身の満足」に充実した環境を取り戻したという。
私の分析では、元々ある性格がご自身のアカウントで表現されるケースもあると思う。
しかし大半は風潮に左右されたことにより、誰もが持つ不安が「浮かび目につく」ようになる。
それが女風業界の闇への扉なのかもしれない。
よく耳にする「女性が悪いという表現」
その女性の性格が要因でも原因でもなく、SNSの世界をリアルと認識してしまう結果が結びついていると感じる。
それを覚醒させてしまったのは「私たち女風で生きる男」側の責任なのかもしれない。
私のお客様は、ほとんど女風用のSNSをしていない。
初めてご予約をいただき、連絡ツールのベースとしてSNSのダイレクトメッセージ(DM)を活用する。
SNSを知らない方は新たにアカウントを作り
メッセージ専用として、または「キャスト」の今を知るために使用する。
昔からアカウントがあるのであれば、フォローはせずにDMを送る。
本垢という存在の配慮も必要である。
また、気分で予約をするため、DMはしないという
お客様も当店には多い。
とても「シンプルで余計な不安」を女性は脳裏に描いていない。
キャストにも伝えているが、ご新規様も含めて非公開アカウントを勧めている。
それは「色々な意味でお客様を守る」ことに繋がる。
必ず聞く「苦情」ではキャストをフォローすると蛆虫のように、どこかの店から営業フォローがわいてきて、「しつこく、ウザい」フォローが24時間関係なく来るという。
「キャストはひとりの女性を」守る
「私はすべての女性を」護る
「店は利用するすべての女性を」衛る
3つの「まもる」は、2019年にスタートした頃から変わりがないコンセプトなのだ。
だからこそSNSのフォロワーに左右される感情は持たないのだ。
昔は、玄関にセールスお断りのシールが貼っている家がたくさんありました。
玄関は一つしかない。
女性の心(扉)も一つしかないのかもしれない。
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一般的な世の中は「フォロワーがいるから人気がある」と言った風潮が根付いて当然でしょう。
それがSNSのサービスだと思う。
しかし女風業界の真実とは別に、「女風の男の承認欲求」が増した気がし、近年増加したと聞くことが多くなった。
それが失態に繋がる大きな一歩になっていることもあるようだ。
「SNSを投稿しないからアピールに繋がらない」
確かにそれも一理あるでしょう。
しかし投稿に左右されず、風潮に流されない私たちがいるからこそ、お客様が「明るく楽しく嬉しい」感情でライフスタイルを過ごしているように映る。
当店の全体像に関しては、ホームページの「よくある質問」にも、その全貌が載っている。
もしも私たちが勘違いや間違った考えを持つと、トラブルの連続が想定される。
ミスではなくトラブル
女風を利用するすべての女性が「明るく、楽しく、嬉しい」世界を私は陰ながらいつも願っている。
それは当店を利用している、していないに関係なく、すべての女性がそうなることが望ましい。
当店を利用してくださるお客様にはコンシェルジュ並みのサービスは揃えている。
今は闇に対してのコンシェルジュがメインとなるが、人は冷たい生きものと知っているからこそ見えない支えは必要だと、私は実感する。
(その話しは別のnoteで描いていきたい)
いつでも現場主義
私はマネジメントの立場でありながら、2019年から変わらずに今も現場に立っている。
長年当店を利用してくださるお客様から、こんな話しを聞くこともある。
「代表者として十分に頑張ったから引退したら」
しかし私が引退すると監督のような立場になるでしょう。
私は監督の立場にはなりたくない。
もしも野球チームとして「フルムーンズ」があるとする。
野球チームならば、監督の立場でいいでしょう。
しかし女風の店として考えるならば、引退をしてフルムーンが成り立つとは思わない。
それは、私が女風の店で監督の立場になると
「金の勘定」しかしない立場になるからだ。
「女性は勝ち負け」じゃない
「女風は勝ち負け」じゃない
そして
「キャストの」気持ち
「お客様の」気持ち
「女性の」気持ち
2つの「勝ち負けじゃない」本質を通じて常に思うことは、3つの「気持ち」に繋がる。
「現場に立たないと観えない」ことが無数にある
だからこそ、私は現場に立ち続けるのだ。
勝ち負けといった男のプライドにお客様を左右させないスタイルは大切だと感じる。
そして「金の欲望に走る」ことを前置きにしたくはない。
私は人の心理を学ぶ中で、当店を利用したことがない女性でも「女風は素晴らしい!」と声を大にして言えるように楽しんでいただきたい。
私はいつも、いつもそのことを願う。
フォロワー数は、女風業界において嫉妬の連鎖と聞くことがある。
フォロワー数と売上が比例していないことを私は知っている。
最近はその比例も皆さんに浸透しているでしょう。
売れている
人気がある
評価が高い
といった、「本当の結果」はSNSでは見えてこないでしょう。
そのことを知る女性も多くなったと聞きます。
野球の世界でホームラン王は誰よりも一番三振をしています。
女風の世界で失態を多くした者は女風王なのでしょうか。
何割かの失態が特に目立つ世界です。
その失態を世に広めたのは女性ではない。
そのことを私たちは本気で見つめ、考えなければならない。
ことの発端はいつも、我々側なのですから。
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第1章 終
海マヒナ
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