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1人目の妊娠・出産がどうだったかと言いますと…前編

 そんなこんなで、24週5日で切迫早産で入院してかれこれもう7日目。

 ぼんやりすることにも慣れてきて、普通の生活に戻ることが不安なくらいです。

 全く想定していなかった入院生活。「切迫早産」と言われて、「まさか自分が!」となってしまう方は本当に多いみたいです。

 私は、1人目の妊娠時は全く早産ということなく、充実のマタニティ生活を送り、臨月に入った37週5日で出産しました。

 1人目の妊娠にあたり、産院をいろいろと調べたのですが、私がどうしても譲れない条件が「無痛分娩」でした。というかそれしかありませんでした。。
 子どものころ、いかに出産が壮絶だったかを母から聞かされ、子どもながらに怯えました。そして、自分なりに「欧米では無痛分娩が進んでいるらしい」ということを調べ、きっと自分が大人になったころは日本でも無痛分娩が進んでいるはず…!と信じていました。

 が、大人になっても大して進んでいないことがよく分かりました。麻酔科医が不足しているとか、そういう問題もあるのでしょうが、医学的な問題というより日本の倫理観の方が強いように感じます。「子どもとはお腹を痛めて産むものだ」という。

 でも、自宅からも通える距離に無痛分娩を専門としているクリニックを見つけ、そちらにお世話になることにしました。


 通い始めてから分かりましたが、そのクリニックの院長は「マタニティビクス」を推奨しており、そのためのスタジオまで併設していました。
 マタニティビクスってご存じですか?エアロビクスの妊婦版、とでも言えばいいでしょうか。出産に必要とされる筋力や体力をつけるための運動です。

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 私は当時フルタイム会社員でしたので、スタジオにそれほど通えないと院長に話したものの、そんなことは関係ない、平日夜も、土曜日のクラスもあり、働いている妊婦さんたちもたくさん通っています!と言われ、なんとか時間を捻出して週2回通っていました。
 そして毎回検診のたびに、マタニティビクスに通った回数を確認されます。私は出産までに、計37回通いました。

 実際、肩こりや腰痛などのトラブルはほとんどなく、また近い週数のプレママさんと友達になることができました。院長は、プレママ同士の交流から、産後にママが孤独を味わわないように、という狙いもあったようです。お歳を召された院長でしたが、方針としては進んだものであったのではないか、と今振り返っても思います。

 そんなこんなで、かなりアクティブなマタニティ生活を送っていたことは間違いありませんでした。

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