ピクサー映画の"チェスおじいさん"僕は、アナタを忘れない「映画を語りたい。」
ピクサー映画の"チェスおじいさん"僕は、アナタを忘れない
卓上遊戯が特に好きだったSeichanです。テレビゲームが嫌いだった訳ではなく、テレビゲームを買ってもらえなかった家庭で育った僕です。そんな僕に唯一許されたゲームが将棋でした。将棋の中で動く駒は、それぞれ単純な動きをするのに、いざゲームが始まると複雑な考えに陥ります。「この駒を動かせば、この駒が倒されて…」とか「こういう駒の動きをすれば、王手に近づく!」とか小学生ながらに将棋の奥深さにのめり込んでいました。
「テレビゲームよりも将棋がすき!」な令和の時代なら一風変わった小学生でした。そんな小学生の頃の僕が将棋以外に許されていた娯楽。それが、ピクサー映画とジブリ作品でした。特にピクサー映画の『トイストーリー』はビデオテープが擦り切れるくらいに見ていました。
『トイストーリー』は「自分の持っているおもちゃも、実は見ていない隙に動いているのでは?」と夢と感心を芽生えさせる素晴らしい映画です。『トイストーリー』というビデオの中で、特に好きだったシーンがあります。この『好きだったシーン』には実は「バズライトイヤーが飛び立つシーン」とか「車の後ろにしがみついて逃走車を追いかけるシーン」とかではありません。ここで、やはり一風変わった小学生の僕の着眼点がありました。なんと『トイストーリー』というビデオの中の冒頭部分(もしかしたら、『トイストーリー』自体の前座である広告部分)に一瞬、物語が展開される『チェスをしているおじいさんの動画』に興味を持ちました。
その『おじいさん』は自分の知らない『将棋ではない何か』を独りで行っているというモノ。後から両親に真相を聴くと『チェスをしている』ことが分かりました。
当時の僕には発見がありました。それは…
チェスという卓上遊戯があること
『セリフ』が無くても物語が伝わっていること
卓上遊戯は独りで出来るということ
…の三つです。今回のnote記事で特にお話したいことはチェスについては無く、『セリフ』が無くても物語が伝わっていることについてです。
■本日の「○○したい」は…
本日の「○○したい。」は「映画を語りたい。」です。
思えば僕の『映画』との出会いは、ピクサー映画の『トイストーリー』だったのかもしれない。テレビゲームを買ってもらえなかった家庭の僕にはその『トイストーリー』と『将棋』が唯一の楽しみでした。将棋という卓上遊戯に慣れ始めてきたタイミングで、よく見ていた映画がピクサー映画の『トイストーリー』でした。
『トイストーリー』には子供なら誰しもが持ったことのある、おもちゃが主役で登場していて、ほとんど人間は出てきません。人間の目を盗んで活動したり、問題を解決したり、時には仲間と協力し合ったりする描写が多く、おもちゃ自身で物語が進んでいく『トイストーリー』は「もしかしたら、自分のおもちゃも動いているのかな?」と好奇心くすぶる作品でした。
今回のnote記事で、その『トイストーリー』を語っていきたいかと言うと、そうではありません。確かに『トイストーリー』に収録されている動画ですが、僕が特に語りたいモノは『トイストーリー』が始まる前に前座として冒頭部分で流れる『ゲーリーじいさんのチェス』という作品です。
『トイストーリー』を見たことがある人なら、誰しもが夢中とまではいかないけど、何となく見てしまう状態に陥るはずの動画『ゲーリーじいさんのチェス』は、なんと制作年1997年の作品です。(僕が生まれて、3年目のタイミングの作品…)
それまで、将棋しか卓上遊戯をしなかった自分がチェスを始めるキッカケにもなった作品です。当時は『チェス』という卓上遊戯をしていることも、もちろんルールさえ知りませんでした。それでも、なんだか『何となく見入ってしまう』作品だったのです。
『何となく見入ってしまう』理由として、『言葉が無い』ことに原因があるのではないかと思っています。
世界中で異なる『言葉』には共通のモノはありません。日本語で「おはよう!」と言っても海外では「good morning!」です。また、『トイストーリー』という、どちらかと言えば子供向けな作品の冒頭部分に挟まれる作品『ゲーリーじいさんのチェス』には、チェスのルールや専門用語をキャラクターが喋っても意味を理解しない子供たちは多そうです。
ピクサー映画は世界中にこの作品を届けたかったのでしょうか。世界中に翻訳無しで、しかも意味をあまり理解できない子供たちへ向けて映画を作るタイミングで、『言葉が無い』作品を作り上げていることに驚きです。
『言葉が無い』&『ルールが分からないチェスを紹介』することを同時にやり遂げたピクサー映画。子どもたちから、そして世界中の人々から愛される理由は全ての人たちへの配慮の深さ。1997年時点で、こんなに素晴らしい映画がつくられて、その作品の一視聴者になれたことが嬉しいですね。
■まとめ
『ゲーリーじいさんのチェス』という作品は『言葉が無い』ことをコンセプトにしているのではないかという考察をするnote記事になりました。『言葉が無い』ことで、将棋しかやらなかった小学生時代の僕も気ままに動画を見ることでチェスを好きになった様に、「何となく見入ってしまう」ことによって、『ゲーリーじいさんのチェス』という作品を記憶していた方も多いのではないでしょうか。今回のnote記事を通して、また子供の頃の好奇心を呼び起こす『ゲーリーじいさんのチェス』を見てみる機会にしてみてはいかがでしょうか。
■note記事をポッドキャストにしてみました
今回のnote記事をポッドキャストに収録してみました。ポッドキャストの名前は「Fullcity ポッドキャスト」です。Fullcity(中深煎り)の様に深くて香り高いトークを繰り広げる舞台はFullcity ポッドキャストとSpotify・ApplePodcastです。そしてstandエフエムにて公開中です。
ポッドキャストへのお便り・質問をお待ちしております。アナタのお便り・質問がポッドキャストで紹介されるかも!
「〇〇したい」をnote記事にしてみたい。
こんにちは!Seichanと申します。僕のnoteの使い方は自分の「○○したい」を表現する場所として使っています。noteとポッドキャストを投稿しています。
「○○したい」という考えは、誰しもが持っている欲求だと思っています。それでも大体は挫折したり、時間が無くて諦めたり、様々な障害が自分の欲求を遮ります。
僕には挫折した「○○したい」がたくさんありました。「あの時、こんなことをやり遂げればよかった」なんて思い出は数知れないのです。
「○○したい」は言わば「夢」や「目標」です。そうです。数知れないくらいの「夢」や「目標」を声にも出せずに諦めてきた人生でした。
「夢」や「目標」になるはずの「○○したい」という「アイデア」を表現していくという「目標」を持っています。
これからは、そんな「夢」や「目標」を声に出す事を、とりあえずの「目標」にしたい。そこでnote記事で自分の考えている「夢」や「目標」を表現していきたいと思っています。
公開済みの「○○したい」
「ポッドキャストをやってみたい。」(2022/9/30)
「コーヒーインクを作りたい。」(2022/10/1)
「先生になりたい。」(2022/10/2)
「猫のうんちを仕入れたい。」(2022/10/3)
「YouTubeを始めたい。」(2022/10/4)
「本を作ってみたい。」(2022/10/5)
「フォロワーを増やしたい。」(2022/10/6)
「宝くじに当たりたい。」(2022/10/7)
「カフェを貸し出したい。」(2022/10/8)
「買い物をしたい。」(2022/10/9)
「言葉でお金を手に入れたい。」(2022/10/10)
「お便りを募集したい。」(2022/10/11)
「思い出の曲を語りたい。」(2022/10/12)
「映画を語りたい。」(2022/10/13)
ポッドキャスト・ラジオ公開中
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