030:スタートした刑務所での生活
初日のひどい部屋から移されたB棟は、基本的には外国人用のようでした。バリをはじめ、インドネシアの他の島の人もいましたが、半数以上は外国の人という状況でした(ちなみに、初日を過ごしたK棟では、ほぼ全員がインドネシア人で、大半は英語ができませんでした)。
ブノアの警察と一緒で、日中は部屋と棟の入り口はどちらも解錠されるため、基本的に出入りは自由です。スケジュールの説明などは何もありませんでしたが、どうやら毎日のルーティーンはほぼ決まっているようでした。しばらく観察していたのです