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マイナス1億円の宝くじ

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「バリ島にホテルを作る!」という夢。資金ゼロ、経験ゼロから僅か3年半でそれを実現し、最高にHAPPYな人生を手にしたのもつかの間、全てを失い1億円の負債を抱えることに・・・。 大… もっと読む
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記事一覧

039:本当の自由と感謝

バリでの出来事から十数年が経ちましたが、現在も返済を続けています。これまでの人生で、経済…

fukuzo
4年前
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038:友人達の支え

出資してくれた人達全員への電話が終わり、次は直接会ってお詫びをすることになりました。順に…

fukuzo
4年前
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037:新たな人生〜最高に辛かったこと

突然逮捕され、警察と刑務所に拘留されて過ごした2ヶ月は、それまでの人生野中でとても辛く感…

fukuzo
4年前
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036:待ちに待った瞬間〜帰国へ

ブノアからクロボカンの刑務所に移ってきてから約1ヶ月ほどが経過したとき、やっとのことで裁…

fukuzo
5年前
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035:バリは刑務所もヒンドゥ教がベース

インドネシアの人口はどれくらいか知っていますか?国土はあまり大きな印象がないかもしれませ…

fukuzo
5年前
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034:ルームメイト以上に仲良くなった隣人

ルームメイトのリチャードとは良い友達になれましたが、それ以上に良い関係になれたのが、左隣…

fukuzo
5年前
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033:いよいよ裁判が始まった

ブノアの警察にいるときも、刑務所に移動してきてからも、定期的に弁護士と会って打ち合わせを行っていました。ひとつはヴィラの権利回復について、もうひとつは一日も早くここから出て帰国することで、特に重要だと言われたのは後者。「一刻も早く日本に帰ること」でした。 バリにいる限り、私はあくまでも外国人という立場です。相手のホームグラウンドで勝負するのは不利でリスクもあるので、まずはとにかく少しでも早く安全な日本に帰ることが最大優先なのです。特に、相手は何年も前から周到に準備をしていた

032:再び同居人。リチャード登場

この部屋に移動してから一週間ほどしたある日、朝の点呼の後で出かけてお昼前に戻ってくると、…

fukuzo
5年前
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031:エンジェル・カードとルーン

バリの刑務所では、朝の点呼が7:30。夕方は17:30(但し、お金を払って延長してもらうことがほ…

fukuzo
5年前
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030:スタートした刑務所での生活

初日のひどい部屋から移されたB棟は、基本的には外国人用のようでした。バリをはじめ、インド…

fukuzo
5年前
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029:バリの刑務所はこんなところ

警察に連行されてから、ブノアの警察とクロボカンの刑務所に勾留されて日本に帰国するまでの間…

fukuzo
5年前
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028:刑務所はどんなところ?

バリ島クロボカンにある刑務所。私の棟にいるのは10人ほど。当たり前ですが刑務所にいるという…

fukuzo
5年前

027:人生初の「塀の中」

ブノアでの毎日はとても平和で、これがずっと続くことを期待していましたが、残念ながらそうは…

fukuzo
5年前
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026:見えない壁 - 警察での日々

ブノアでの生活が続いて時間が徐々に経過すと、ここでの生活にも少しずつ慣れてきました。そして精神的にもかなり安定してきて、不安が消えないながらも徐々に普段の自分を取り戻しつつありました。 当然ですが、警察署にいるのは警察官ばかり。そういった意味では誰かに襲われたり、欺されたりする心配がないので少し安心です。日数が経過し、新しい環境に慣れてくると、心もかなり落ち着いてきました。 警察署は24時間体制なので、いつも誰かがいます。きちんと数えたわけではありませんでしたが、日中は5