福崎 陸央 | 合同会社逍遥学派

東京生まれ東京育ち。 呉市大崎下島と三次市甲奴町に拠点を置いています。 写真を撮るのが…

福崎 陸央 | 合同会社逍遥学派

東京生まれ東京育ち。 呉市大崎下島と三次市甲奴町に拠点を置いています。 写真を撮るのが大好き。特技はセミ捕りとうっかり。 https://shoyogakuha.com/

マガジン

  • 逍遥学派

    • 17本

    https://shoyogakuha.com/ 「未開を灯す」をミッションに、まだ開かれていない価値や課題と人との関わりづくりに取り組むプロジェクト「合同会社 逍遥学派」の記録です。 曖昧なものや複雑なものも、そこに熱があるのならば、決して価値のないものではありません。むしろ、現状の問題の活路が秘められていると考えています。 私たちは、そうした活動のパートナーとして、アートやデザインの視点を活かしながら、関わりしろをつくるお手伝いをします。

  • あいだす(過去プロジェクト)

    • 15本

    あいだすの気づきをまとめたマガジンです。 https://aidaskubi.com/

最近の記事

瀬戸内海の島で会社を立ち上げて、1期目が終わったけど、面白かった。

平素より大変お世話になっております。 合同会社逍遥学派の共同代表をしております、福崎陸央です。 だいぶ大仰な名前ですが、散歩しながらミーティングをしたり、打ち合わせ中にすぐ脱線したり、ずっと雑談をしている姿を見た友人が「逍遥学派」みたいだねと言ってくれたところから始まっております。 さて、会社を立ち上げて1期目が終わりました。とはいえ、半年間だったのですが。 立ち上げた段階では、正直考えていることはあるけど、ほとんどうまく言葉にできない感じでした。 言葉にできない感じがw

    • 夢だったウェディングの撮影をしてから [写真いっぱい]

      2016年、初めて自分で買ったカメラは、FUJIFILMのX-T1でした。 当時、フジを使っている人を見たことがありませんでしたが、決め手となったのはこの方の記事。 https://fujifilm-x.com/ja-jp/stories/inside-the-camera-bag-of-fujifilm-x-photographer-kevin-mullins/ 結婚式の写真と聞くと、画一的なイメージのあった僕はその余りの美しさに衝撃を受けました。 ドキュメンタリーとし

      • いってらっしゃいエルマー (elmer50mm f3.5)

        6月、入り用になりelmer50mm f3.5 (ノンコーティング)を手放しました。 やや残念な気持ちもありつつ、こうして文章にすることで消化しようと思った次第です。 そう、いいレンズだったんです。 買った理由は3つエルマーの購入に至ったのは明確に三つの理由がありました。 1.すごい軽い エルマーは110gのめちゃ軽レンズです。 例えば、僕がフルサイズではじめて買った単焦点レンズ、Z nikkor50mm f1.8sは440gあります。 ボディが630gなのでエルマーを

        • 無力さを感じながら、手足を動かし続けられるのだろうか? 気仙沼を訪れて、底上げと出会って

          東日本大震災の時、僕は中学3年生で、東京に住んでいた。 気仙沼を覆う想像もつかないような津波、漏れ出した重油が引火し、文字通り火の海になる。 そうした光景がテレビの向こうから見えていて、 しかし僕にとっては、全く理解が及ばず、テレビの世界のことだった。 気づけば12年が経ち、原発の処理水の海洋放出というニュースが流れるこの夏に、遠いから、時間がないからと、いかない理由を積み重ねていた被災地を訪れる機会に恵まれた。 しかも、震災から程なくしてボランティアとして気仙沼入りした大

        瀬戸内海の島で会社を立ち上げて、1期目が終わったけど、面白かった。

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        記事

          わからなさに生かされているかもしれない

          言葉もファッションと言っていいかもしれない もてはやされた言葉たちは、1年もすれば他の言葉に置き換わっている。 問い、という言葉も僕にとってはそんな言葉の一つだった。 「答えよりも問いが大切になる」 そんな話は腐るほど聞いたけれど、言うは易しで、それがどんなことか、肌でわかっていないから、口にするだけで終わってしまう。 問いという人生を豊かにするための「答え」を求めてしまう。 それでも、思い悩む時に自分を生かしてくれたのは、わからないからわかりたいという、問いへの熱だ

          わからなさに生かされているかもしれない

          あるものからはじまる場「あいだす」 はじまります

          解放されたかった。 誰のためだかわからない仕事からも、ビルの森に通うルーティンも、経済動物としての価値を、プレゼンテーションすることからも。 東京では、それは叶わなかった。実力がなかった。適応もできなかったし、根性もなかった。 もう無理だと思って、どうしようもない気持ちで投げ出そうとしていたら、手を差し伸べてくれた人がいて、今自分はこの久比という集落にいる。 嬉しいことにやりたいこともある。 誰もが、幾つになっても、自分の生き方、在り方を再び編み直すことのできる場を作りたい

          あるものからはじまる場「あいだす」 はじまります

          東京育ちが島ぐらし。〜住処編〜

          はじめまして。 いま、広島県は呉にある、 大崎下島の豊町久比(くび)という瀬戸内の島にいます。 2月に転職をして、 「一般社団法人まめな」という組織でお世話になっている真っ最中です。 http://mamena.or.jp/(←まめなについてはこちらをどうぞ) 久比はたいへんすてきな場所です。 とはいえ、 久比にいると友人に言えばたいてい、 「久比ってどこ?どんな感じ?」と聞かれます。 その通りだと思います。 僕も聞いたことがありませんでした。 (広島出身の方も知らなかっ

          東京育ちが島ぐらし。〜住処編〜