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【5年ぶり】リリーフで登板しました

おはようございます。
ただいま広島に向けて移動中です。

ナイターゲームに向けて、当日の朝に移動。
先発ピッチャーにはない動きですね。

先週土曜日にリリーフとして1軍登録されました。
そして昨日の試合、5年ぶりにリリーフのマウンドに上がりました。
結果はとうてい納得できるものではありませんが、ファームで取り組んできたこと、その一部は出せたと思っています。

5年で自分もまわりもすっかり変わっちゃったな、って感じです。
あの頃よりうまくなった部分、良くなった部分はたくさんあると思います。
でも、反対に失ったものもあるんじゃないか…ついつい考えてしまいます。

リリーフとして登録されるとき、戸惑いがなかったと言えばウソになります。
ただ、今はいろんな経験させてもらえて嬉しいし、もっとプレーで貢献できるようになりたいです。


前に書いた noteから、けっこう時間が経ってしまったので、このnoteでは、ファームで取り組んできたことを書かせてもらいますね。


7月12日のヤクルト戦のあと、ファームに落ちました。
調整力や修正力の足りなさに、いろいろショックを受ける登板でしたが、すぐに前を向けたのはファームのトレーニングコーチやトレーナーの方々に、体の課題をすぐに見つけてもらえたからです。感謝。

メインとして取り組んできたのは3つです。

  • 体の可動域を広げる

  • VBT

  • ストレートの握り

細かく見れば、もっともっと取り組んでいるわけですが、特に取り組んだこと、としてはこの3つですかね。

体の可動域を広げる

可動域は胸郭の動き、股関節の動きが特に悪くなっていたので、チーム内のPT(理学療法士)の方たちと取り組みました。
体を柔らかくするだけなら、ストレッチをすれば柔らかくなると思います。
でも、それだけじゃ足りないんです。
その可動域内で自ら力を発揮できるかが本当の可動域だと思っているので、そういう意味で可動域を広げるには時間がかかるな、と改めて思いました。

VBT

VBT(Velocity Based Training)は文字通り、速度を基準としたトレーニングのことです。

僕のストレートのスピードはNPBの平均スピードよりは少しだけ速いと思います。
ですが、動きのスピードがあるかと言われると、おそらく苦手です。
昔から計測していたわけではないので、比べることはできませんが、先発になったからなのか、ヘルニアを患ったからなのか、速く動く感覚が鈍っているような気がしていました。

そこで8月に入ってからVBTに取り組んでいます。
トレーニングコーチからは「スピードもテクニックです」と言われました。
まだ始めて1ヶ月、そのテクニックをもっと身につけたいと思ってます。

ストレートの握り

ストレートの握り、というかボールへの力の伝え方は僕にとって大きな課題の1つです。
NEXT BASEのラボにお邪魔して、ハイスピードカメラでリリースの映像を撮ったときも同じことを指摘していただきました。

DeNAのバウアー投手が取材で言っていた(気がする。言ってなかったらスミマセン)が、リリースの瞬間に人差し指と中指でボールに力を加えることはとても大切なことです。
「こうやれば良いスピンのボールが投げられる」って方法があるわけではないので、ボールの握りも含めて試行錯誤しています。


また、1軍に来てから他のピッチャーが取り組んでいること、2人のコーチと話しているとこなどを参考にして、考えすぎないレベルでどんどん取り組んでいます。

「昨日やられたら今日やり返す」
これができるのもリリーフの魅力の1つです。
なので僕はリリーフも好きですね。

おまけ:夏休みの宿題

昨日で夏休みが終わりました。
今朝、僕が家を出る前、娘が「久しぶりに学校行くのドキドキするからいや」って言いながら家を出て行きました。

夏休みだから、といってどこか旅行に行けるわけでもなく、家族には申し訳ない気持ちもあります。
ただ、近所の夏祭りに行ったり、スイカ割りしたり、友達みんなで集まったり、楽しんでいる姿も見えてホッとしてます。
夏休みはお母さんがホントに大変ですね。いつもありがとう。

夏休みの宿題もがんばってやってました。
宿題なんてない、他の子たちがそばを走り回ってるなか、よくやるなーって思います。

読書感想文をいっしょに書きましたが、読書感想文なんて何のことだかわからない娘にどう声掛けすればいいのか、すごく悩みました。
強引に文を付け足して文字数をかせごうとする気持ちは、よーくわかりますよね。
子どもの頃、文を読んだり書いたりするのが嫌いだった僕が、こうやって仕事の合間に文を書いて楽しんでるんだから、娘がいまうまく書けなくたって大丈夫かなって思っちゃいます。


娘たちをふくめ、自分より年下の考えはホントに参考になるしおもしろいです。
子どもたちに負けないくらい、これからもっと成長したい。

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