愛しい空間
心から愛しいと思う瞬間ってどんな時?
私は共に切磋琢磨し合う仲間がそばにいる時だ。
なんとも、弟や妹たちのような。
愛でたい気持ちが溢れてくるほど、彼らは可愛らしさに満ち溢れている。
何を言われるにしても、憎めないのだ。
むしろ、気を遣わずに言いたいことは言ってほしいほど。
可愛い一面を持っている彼らだが、普段はバカ真面目。
心配になるほど。
そんなに頑張らないでと止めたい気もするが、そこはグッとこらえて
彼らの行動を見守ることしかできない。
彼らのことを信じているから、それでいいか。
何かあったら、私が守る。
そんな風に思わせてくれる人たちである。
本当は一人ひとり抱きしめてたい。
そこまでいくと、度が過ぎているのでやめておく。
この愛しい空間が永遠に続けばいいのに。
未来を見据えて、ふと悲しくなった。
満月の綺麗なそんな夜であった。
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