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【"ケツ山ワールド"というテーマパーク内のアトラクションと、風化しないスキルについて】〜ケツ山さんの有料noteを読んで〜



圧巻だった。

これはケツ山さんの第3弾の有料noteを読んだときにまず最初に思ったことだ。そして今回は、そのnoteを読んだ感想をぼくの世界観と結びつけて話を進めていく。

▼▼ケツ山さんの有料noteはこちら▼▼

ケツ山さんのnoteには小手先のテクニックは一切なく、読んだ人がそれぞれの分野で成長し、活躍できるように全て抽象的に書かれている。

話は逸れるが、抽象的に書くということは、裏を返せば具体的なことが一切書かれてないから、読んだ人それぞれの頭の中のイメージとくっつけることができる。

例えば、「丸くて大きいものを想像してください」と言われたとする。そうするとあなたは何を思い浮かべるだろうか?

地球でもいいし、気球でも、太陽でも、ドッヂボールでも、言ってしまえばベイマックスでもいいだろう。

これに関しては正解はないので、それぞれが思い浮かべたものが正解になりうる。勘のいい人はもうお分かりかも知れないが、抽象的な言葉だけが、唯一正解のない問いに、自分だけの答えを付け加えることができる手段である。

そして話を戻すと、今回のケツ山さんのnoteは抽象概念がたくさん盛り込まれている。それ故に、自分の頭の中のイメージとくっつけて知性を増やし、あなた自身の視座を上げることができるのだ。

ちなみに、具体化されたものに関しては使えるものも多く再現性が高いものが多いが、それ故に、誰かの提示する具体例を真似しても、あなたは誰かの二番煎じにしかなれない。

二番煎じだと、あらゆる面で劣ってしまうことになりかねない。

本当に大事にすべきものは、最大限に抽象化されたもの"だけ"なのだ。
(ひとつ付け加えると、会社などで規定があったりする場合などは、具体的な言葉の方が役に立つ。守るべき模範は具体的なものの方がいいからだ。ここでの抽象的な言葉が持つ意味は、情報発信や人生における言葉として捉えてもらったら大丈夫である)

そして今回のnoteを書いた大元の人物であるケツ山さんの文章は、最大限に抽象化されたものでしかないから、僕は人間的成長の伸び代が無限にあると思っている。

ここからの本文は、タイトルにある「ケツ山ワールドというテーマパークのアトラクション」とはなにかを、順を追って解説していく。



1:ケツ山ワールドとはなにか

まずケツ山ワールドとは、文字通りケッキング山田さんの作り出す世界観である。彼自身が異色の光を放っているため、その世界観を消費したいと思う人間が集まり、なにか合わないなと思う人は離れていく。

本来は世界観を構築して行くと、自ずと構築してる人と近しい属性の人が集まるものだ。

例えば、ブログ界隈だとブログに特化した人やこれからブログを学びたい人が集まるし、ナンパ界隈だとナンパやコミュニケーションに特化した人や、それを学びたい人が集まるだろう。

ただ、ケツ山さんの周りに集まる人たちは持ってる個性もスキルも全てバラバラだ。ブログが得意な人もいれば、料理が得意な人もいるし、コミュニケーションが得意な人もいれば、経営が得意な人もいるし、マーケティングが得意な人もいれば、笹を食べるのが好きな人がいたり、そして哲学にめっちゃ長けた人もいる。(これは主観だが)

このように集まる人の個性も特技(スキル)もバラバラだが、皆んなが同じ方向を向いている。もしかしたら周りでもこう呼んでる人もいるかもしれないが、僕はそういう人たちをケツ山ワールドの住人と呼んでいる。

分かりやすく言うと、ONEPIECEでいう麦わらの一味みたいな感じだろう。ルフィという船長がいて、サンジというコックがいて、ウソップという狙撃手がいて、ナミという航海士がいて。色々な特技(スキル)を持つ人が"ルフィという人"に集まって、皆んなが同じ方向を向いてスキルを高めながらゴールに向かって進んでいる。

こうした観点から、客観的に見てもケツ山ワールドの住人は精鋭が揃っていると言えるだろう。



2:ケツ山ワールドはまさに娯楽の叡智、テーマパークである

ここからテーマパークの話になるのだが、まずはケツ山さんが情報発信などをする上で言っていることがある。

情報発信をする上で、知識や情報を売るののではなく「世界観」を売ることが大事である。そしてそれは、USJやディズニーランドのように「世界観」を売れるようになれば、本当の意味での"差別化"をすることができる。

言っていたことが一言一句合ってるわけではないが、僕なりの解釈としては、このように「自分の世界観を、娯楽の叡智であるテーマパークにして売ることが大事である」という解釈ができた。

このように、自分自身の世界観をテーマパーク化すれば敵は少なくなり、それぞれの「長期の繁栄」にも役に立つ。

ちなみに、僕もケツ山さんと出会うことで世界観の構築がいかに大事であるかを学んだ1人だ。

そして世界観の構築には大事なことがある。もはやルールと言っても良いくらいのものではあるが、

「正しい」「間違ってる」に関わらず自分の意見を述べるということだ。

これだけは守らないといけない。人の言葉を借りるだけで自分の意見が1つも入っていなかったら、誰の心にも響かないし薄っぺらい人間と思われてしまうだけだろう。

上記で述べたことを大前提として、そこだけでも押さえておけば、世界観の構築におけるステップは1段階クリアしたことになる。

その第1段階のステップで世界観の構築がクリアできたら、次はテーマパーク化だ。

テーマパーク化においては、闇雲に自分の意見を述べるだけではまだ人は集まらない。人が集まらないテーマパークはただの土地である。



3:ただの土地にアトラクションを設置することが、人を集めることに繋がる

それではどのようにして、前章の最後でお話ししたように土地を開拓して行くか。それはあなたの得意なスキルを使って、人を娯楽の沼に浸らせるアトラクションを用意するのだ。

アトラクションと言っても難しく考える必要はない。あなたのリソース(資質)を娯楽として提供するようにすればいい。

話は逸れるが、先ほどから娯楽娯楽と言っているのは、僕が思うファン化をするであったり、人を集めるためには、誰かの娯楽になるのが1番だと考えているからである。暇なときにふらっと寄れる娯楽、ストレスを発散したいときにする娯楽、誰かと喜びを共有したいときの娯楽。といった感じでだ。

今の時代の日本では、ほとんど足りないものはないだろう。衣食住で困ることもないし生活する上で必要なものはほぼ揃ってる。それじゃあ人は何を求めるのか。それが「娯楽」である。そして、今の時代は自分の心を満たす娯楽に人はお金を落としていくものだ。

話を戻すが、あなたのリソースを娯楽にする方法を見つけることが、未開拓の土地にアトラクションを生み出すこととイコールになる。

つまりはこんな感じ。
あなたのリソースを娯楽にする=テーマパークに大事なアトラクションを設置して人を集めることができる

例えば、僕の世界観でのアトラクションは「弁論術」と「実践心理学」と「具体↔抽象の往来」と「コミュニケーション」と「哲学」と。挙げればキリがないが、僕はこれらの"娯楽"というリソースを持っていることになる。

これらのリソースを複数持っていると、単体でも、複数を組み合わせても色んな情報を提供することができる。

そして、複数の情報を衝突させてできた「まったく新しい情報を提供する世界観」に対して、人は面白みを感じるのだ。その世界観から紡がれるものが「正しい」とか「間違ってる」とかは正直どうでもいい。

いかに、その世界観を消費したいと思ってもらえるかが大事なのだ。

そして、ケツ山さんの有料note内で、僕がめちゃくちゃ面白いと思った言葉を皆んなにもぜひ知ってもらいたい。

既存のものと既存のものを組み合わせてできるエネルギーの大きさは計り知れない。

車と車をぶつけると大破したりするし、大人の男女が合わさると子どもという大きなエネルギーが生まれる。(子どもがエネルギーという視点はなかったのでこれはかなりいい気づき)

このような感じ。すでに僕はこの言葉だけでもすでに虜になっている状態であり、このようなものがケツ山ワールドには数多く潜んでいるから、これを見つけ出すのもまた面白いだろう。

1つ付け加えるなら、気付きの数が多いのもケツ山さんならではの文章だろう。毎回読むたびに新しい視点からの気付きをもらえる。僕はNLP(実践心理学)を学ぶことにより、人生における気付きがめちゃくちゃ大事であることに気付いたので、そういう点でもケツ山ワールドに住みつく価値はあるはずだ。

言い換えるなら、ケツ山ワールドというテーマパーク内に住所登録してるような感じ。言い方は気持ち悪いかもしれないが、寄生してるとも言える。

住みついてるからこそ、このテーマパークで出てくるアトラクションを存分に楽しむことができているのも事実だろう。



4:1~3章を踏まえて、風化しないスキルを身につける

この章では、これまでの話からまとめた風化しないスキルについて解説していく。

まず、風化しないスキルとはどのようなものか。簡単にいうと、何百年も何千年も、下手したら何万年も使えるスキルのことだ。

例をあげて解説すると、弁論術なんかまさにそうだろう。約2300年前の古代ギリシアの時代から、アリストテレスやソクラテスが使っていて、今でも弁論術は恋愛や議論などを優位に進めるために活用されている。

僕も弁論術は日常で意識して使っているが、この技術は錆びるどころか使えば使うほど輝きを増していく。まるでダイヤの原石のように、磨けば磨くほど輝くのだ。それを人生に活かすことで、僕のスキルは使えば使うほど研磨されていく。

そして、弁論術以外にも、哲学なんかもずっと風化しないスキルとして何千年も受け継がれている。

そして僕がケツ山さんから学んだ風化しないスキルとはなにか。簡単にいうと上記で話したように、使えば使うほど、学べば学ぶほど輝きを増すものであるということだ。

ここでとやかく言うつもりはないのでサラっと触れるなら、Twitterの運用コンサルとかに関しても何千年も使えるものとは思わない。つまり僕の中での長期の繁栄という枠組みの中にTwitter運用コンサルという型は入らないのだ。

あくまで長期の繁栄をもたらすための手段くらいに留めておくのがいいだろう。それを目的にしたところで、遅かれ早かれ枯渇するのは目に見えているからだ。

そしてもう1つ、ケツ山さんから学んだことがある。それは「抽象的な言葉には次元がある」ということである。

ケツ山さんの抽象化能力は、誇張でもなんでもなくて、これまで見てきた中で1番高いと思っている。

冒頭でもお話をしたが、抽象的な言葉は唯一 人に思考の余地を、イメージの余地を与えることができる。ここまでなら正直、有料noteを読む前から理解していたし、そもそも抽象的な言葉の可能性にも気付いていたつもりだ。

しかし有料noteを読んで思ったことがある。それは、「抽象的な言葉」も使う人によって形の変え方が異形であり、壮大なものになるということだ。

受け取り手によって、色を変え形をかえるのが抽象的な言葉の最大の魅力だが、そんな抽象的な言葉も「誰が言うか」というのも大事であると気付かせてもらったことが僕の中では1番デカい。

壮大な世界を見せられる人から語られる言葉は、宇宙の広がり以上の可能性を秘めている。まさに神秘であり、少し誇張するなら神の領域さえ越えられるのではないかと。そんな予感すらしている自分はかなりワクワクしている。

これを読んだあなたにも、世界観を消費したいと思える人はいるだろうか?

もしいるのならあなたはものすごくラッキーだろう。そういう人から独自の視点を見つけ出して、あなただけの風化しないスキルを身につけられることを祈っている。



おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ケツ山さんの紡ぐ言葉は、ただ自分の中に取り入れるだけでなくアウトプットするまでが、本当の意味で「noteを読むこと」なのだと感じています。

感想を書くだけなのに、書いたあとに1番成長してるのは自分であると確信を持っていえるでしょう。

それだけに、ワクワクする好奇心はやはり人を成長させるものだと心の底から実感しています。

再三になりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。何か一つでもあなたの気付きになれば嬉しいです。

そして、引用RTなどで感想をいただけるととても励みになります。

今回のように誰かのnoteを読んで、自分なりにアウトプットしたものを1つのマガジンにまとめてるので、気づきを増やしたい方はぜひお読みください。


それではっ。



















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