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”wants and freeという店”

秋田県横手市
僕が生まれ育った町
日本最大の盆地であり、日本屈指の豪雪地帯だ。

そんな町にどっしりと店を構える”wants and free”

最初にこの店を訪れたのは23歳の時。もう11年も前か…
初めて入った時は緊張したのを今でも覚えている。

入り口を入ると左手には雑貨類がメインに陳列され、右手にはコーヒースタンドやキッズスペースがあり、正面には2階へと続く階段がある。

入った瞬間、「ここは何屋さんだろう」が正直な感想である。

しかし正面の階段を上るとどうだろう。
ここが秋田の田舎町であることを忘れるほどの空間が広がっている。

一階の明るさとは異なり、シックで洗練された雰囲気だ。

Hender Schemeのアイテム数がえげつない…
このブランドが世に知れ渡る前にこの店にはあった。

「このブランド絶対くるから」

当時のスタッフさんがそう言っていたのをよく覚えている。
今や国内のセレクトショップでもトップクラスの品揃えとのこと。

取り扱っているブランドは他にも

ATON、HUMIS、N.HOOLYWOOD、nuterm、Paraboot、Porter Classic、RICE NINE TEN、saby、SYU.HOMME/FEMM、ULTERIOR、COOHEM、heugn、unused

などなど、バラエティに富んだラインナップだ。
秋田で、いや、東北でも随一の品揃えだ。

この他にもバイヤーの金岡さんが仕入れた古着も店内には並んでいる。
店頭に行かなければ見られない古着も一つの楽しみであり、その”唯一無二感”に惹かれ、ついつい買ってしまう。

今後はアクセサリーブランドも取り扱うとのことで更に期待が増す。


買い物を楽しんだ後はもう一つの楽しみであるコーヒータイムが待っている。
一階のコーヒースタンドでは「KEIJYUKU COFFEE」というコーヒーが飲める。
セルフ形式のコーヒースタンドで、自分でコーヒーを淹れて飲むという贅沢な非日常体験である。

このコーヒーは「おいしく、それでいて体に良い」を追求している。
コーヒー豆に「水、熱」を加えることで、素材が元々持っている酵素が働き、味・機能性・保存性を高める慶熟製法により、「抗酸化性」「雑味のない豊かな味わいと、鼻から抜ける香り」を持つコーヒーに仕上がるとのこと。この慶熟製法は現在特許も申請中らしい。

体に良くておいしい、その上値段もお手頃。
是非試してみていただきたい。


wants and freeのコンセプトは

”Fashion+Cafe / Music / Art / Kids”

まさにこのコンセプトを体現している。
いつ行ってもワクワクする。童心に帰る。


今や世の中に洋服は星の数ほどあり、飽和状態である。
そんな中で良い物、自分に似合う物を見極める力を付けさせてくれ、自分のスタイリングを確立できたのはこのお店があったからと言って過言はない。

この先も新しいことに挑戦し続けるwants ando freeが楽しみで仕方がない。


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