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こんな時だからこそ、「話をすること」「話を聴くこと」に意味がある

こんにちは、フクコトバのRYOです!

私は大学時代、東日本大震災の復興ボランティアで何度か東北に行きました。

その時に行ったボランティアの中に「聴き屋」ボランティアというのがあります。

ただただ、街中で「お話しなんでもお聴きします!」と書いたボードを持って、

ふら〜と話しかけてきた人と、色んな話をするというボランティアです。

ボランティアなので、もちろん無料で、時間も人それぞれです。


〜「話を聴くだけ」のボランティア〜

私自身は東北に行って、色々な種類の復興支援ボランティアをしましたが、

実はこのボランティアが一番記憶に残っているし、やって良かったと思うボランティアでした。


そこで、お聴きした話を詳しくは書くことができませんが、

みなさん、大震災を経験され、大切な人を無くしたり、そうでなくても大きな喪失感や、今までとは生活が一変して不安定な状況でした。

そして、それは被災地に住まれている方々全員が同じ状況でした。

そんな状況の中、みんな心の中では色んな想いがありながらも、

それを言葉にする機会が減っていました。


色んな感情がグチャグチャになって、心の中にはあるのに、

それを上手く外に吐き出すことができずにいたのです。


そんな時に、街で「お話しなんでもお聴きします!」と書いたボードを持った大学生を見て、ふら〜と寄って来て、

「兄ちゃん、ボランティアか〜、どこから来たんや〜」とたわいもない話から始まって、色んな話をします。

なかには泣き出す方もいますし、ひたすら人の悪口を言う人もいます。

「ああ、本当に誰にも言えずに溜め込んでいたんだなあ」と思います。


〜「聴き屋」のルール〜

この「聴き屋」には一つだけルールがあります。

それは、「否定も、肯定もしない」ということです。

基本的には、「あいづち」「気持ちに共感」をすることがメインです。

目的は、その人に「心の中にあるものを吐き出してもらう」ということで、

「その場で何かを解決する」ことが目的ではありません。


全くの初対面同士が、偶然道端で出会って、話初めて、

2時間3時間立ち話をすることも往々にしてあります。


〜自分自身も元気をもらう〜

この「聴き屋」ボランティアをしていると、

不思議なことに、ボランティア側の私自身も元気をもらうことが多々ありました。

話をし始めた時の相手の方は、何か不安そうで、何か言いたいことが溜まっていそうな表情をしています。

でも、だんだんと話していくうちに、表情には感情が出てきて、

最後には、少しスッキリした表情をして、お別れをします。

その時よく言われるのが、

「兄ちゃん、話聞いてくれてありがとうな!」

「なんか、元気出てきたわ!」

という初めて会った人とは、別人のような表情と声です。


それを見て、私自身も「役に立てて良かった」「話を聞くだけで、何もしていないけど、元気になってくれて良かった」と、

自分自身も、元気になって、満たされた気持ちになります。


〜こんな時だからこそ、「話をすること」「話を聴くこと」に意味がある〜

今、終わらないコロナ禍のなかで、慣れてきたとはいえ、

常時ではない非常時の生活がずっと続いています。

しかも今は、日本中、世界中が同じ状況にいて、

「自分だけが大変なんだ」なんて誰も言えません。

でも、確実に大変な経験をしているし、想いをしています。

そんな、こんな時だからこそ、「話をすること」「話を聴くこと」に意味があるんじゃないかなと思います。

きっと、話す側も、聴く側も、どちらにとっても意味のあることなんじゃないかと思います。


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