映画『雪山の絆』「多くの報道が無思慮で強引な方法で我々の食事に焦点を合わせた」
映画『生きてこそ』で描かれたウルグアイ空軍機571便遭難事故なんですね。
『生きてこそ』観てないんですが。
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この事故と
彼・彼女らのサバイバルと
ある決断と
その後その決断を受け入れた人たちの物語ですね。
僕はその決断についてどうのこうのと意見を言う立場にないし
何か言いたい気持ちも正直あまりない。
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生還したナンド・パラードが自著『アンデスの奇蹟』にこう記している。
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彼らの決断を周囲も受け入れ、
彼らが信じている宗教にも許され、
法的にも無罪、もしくは訴えられもしていないのであれば
この物語は完結しているもので
やはりこの出来事について僕は何かを語る気が起きない。
ただ、
生存者の方々が割と映像化や書籍化に協力的な感じがするので
勝手な想像ですが、
なかったことにしたいとか忘れて欲しいと言う方向ではなく
むしろ何度でも語られて伝えていきたいと思っているのではないかと思うので
こうして新たに映画化され、
賞レースを賑わし、多くの観客に見られるのは何かの効力があるのでしょう。
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てことで、
映画としてどうかというと、確かに素晴らしく見応えがあった。
「…もう大丈夫です…」っていうくらいに色んなことが起きてその都度キツイので。。
ラストは知ってるので安心して観れるってのはありますし。
過剰な演出がなかったのも良かったです。
尾根からの景色を見て大絶望するシーンがあんですが、劇伴ナシ、セリフもナシ。
山々を観ただけで観客はわかる。大絶望。
観客を信じてくれてるのも嬉しい。
無名の若手俳優たちが本気の演技アンサンブルも素晴らしかったです。
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