サポート業に大切な事
先日僕も教えている島村楽器にて発表会をギターサポートするということでリハーサルへ行ってきました。
今回はドラム科の発表会なので生徒さん達は皆さんドラマーなのです。
曲もメドレー形式やアレンジが面白いものが27曲!手よりも目と頭のフル回転を求められる現場なのですが担当する先生の人柄かとても一生懸命で素晴らしい生徒さんばかりでサポートする側にとっても難曲が多いのですが来週の本番も一緒に頑張ろうと思います。
今回一緒にサポートするミュージシャンはベーシスト、キーボーディスト、ボーカリスト2人と僕を入れた計5人なのですが技術はもちろん素晴らしい方々なのですが何よりも皆さん人柄の素晴らしい方々ばかりでとても気持ちの良い環境でリハーサルをやらせていただきました。
本番もしっかり弾きつつメンバーと音で会話しながら楽しんでいきたいなと思います。
話は少し変わりますが、
ミュージシャンとして生計を立てていく上でどんな事をすれば良いですか??
何を練習したらプロミュージシャンになれますか??
こういった質問は良く聞かれるのですが僕はコミュニケーション能力だと思っています。
コミュニケーション能力と一言に言っても、
・サポートしているアーティストの意思を汲み取ろうとしているか
・メンバーとお互い気遣いができているか
・演奏中に他の楽器を「聴こえている状態」では無く自分から聴きにいっているか?
がとても大切な事だと僕は思っています。
サポートしてもらう側からしたら「こうしたい、あんな風にできたら」という自分の想いを音にしてくれるミュージシャンと一緒に音を出したいはずです。
またサポートミュージシャン同士も人間ですから自分が気持ちよく演奏できるメンバーであれば力も充分に発揮しやすいですし心にも余裕が生まれます。
それから演奏中に自分が面白い遊び心を入れたりしたのに時に誰も反応せず黙々と音を出しているだけだったら寂しいですよね。
面白い事をしていたらその音に反応して対応したり顔を見て「お前面白い事してるね!」と笑い合えたら音楽にも自然と躍動感が現れて客席にも伝わるものです。
音楽は生き物であって会話と同じです。
友達との会話で話を聞いていなくて相槌を打っているだけだったり自分の話を一方的にするだけではその内愛想をつかされ友人たちは離れていってしまいますよね。
もちろんこの話は大前提にミュージシャンとしてある程度の技術を持っていて様々なジャンルの演奏方法を知っているという事はありますが例えば能力が同じAさんとBさんの2人がいて上記コミュニケーション能力を持っているか否かでどちらにサポートを頼みたいか?
というときっとコミュニケーションができる人にお願いしたいですよね。
むしろ多少技術力が劣っていたとしてもこちらの意図を汲み取らず自分勝手に弾くスーパーテクニシャンを雇うよりは自分のやりたい事を音を聴きながら支えてくれるミュージシャンに仕事は回ってくると思います。
素晴らしいミュージシャンは音楽テクニックではない部分も素晴らしい方が多いのも事実です。
と話は飛びましたが来週の発表会サポートも楽しみながら皆んなが気持ちよくやれるよう頑張っていきたいと思います!(^^)
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