見出し画像

コロナ禍の学生向けのオンラインで教育機会を提供!

みなさん、こんにちは
ふくだです。

梅雨と暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

昨日、学生向けのオンラインアイデアソンを行ったので、「学生にどういった教育効果があるのか?」と「私自身の気づき」を記事化しておきます。

学生向けのオンラインアイデアソンイベントを開催しました!

今日は私が所属しているコミュニティであるシンギラリティ・ラボ(以下、シンラボ)主催の「衛星データで思考を広げるSDGsオンラインアイデアソン」を開催しました。

企画当初は、参加者が事務局メンバーだけだったらどうしようと危惧していましたが、思いのほか好調に参加者が集まって良かったです。

やっぱり気になってしまって、申し込みサイトの人数を定期的にチェックしてしまう私です。

今回の事務局には現役大学院生の神山君(紹介サイトは下記)とTech女子の皆様でした。こういう時の若い人と女性の行動力はすごいですね。

是非、見習いたい!できない理由をかんがえるのではなく、実際に行動してみようという考えが、「実体験を通じた成長」につながっていきますね。

イベントは今回が最初の一回目なので、学生が参加しやすいタイミングで継続的に開催していきます。

最初になぜ私がこのような取り組みに参加したかは過去のシンラボの「ラボ活!ブログ」にまとめているので、そちらを参照下さい。

今は少し離れていますが、大学教員として学生と毎日付き合ってきた私にとってはコロナ禍で困っている学生のことは無視できない状況です。

オンラインでの衛星データを使ったアイデアソンから何を学べるか?

今回のイベントは「衛星データで得られる情報」と「IoT、AI、自動運転などのテクノロジー」を掛け合わせて、SDGsの目標を達成するためのアイデアを発想していくという内容です。

衛星データって私は知りませんでしたが、色々な分野で使われているんです。

学生は特にアイデアソンの経験がない人が多いので、強制的にアイデアを考えることに苦戦しながらも、今後につながる良い経験につながったと思います。

通常のインプット型の講義はもちろん大事ですが、アウトプット中心のアイデアソンも同じくらい重要だと思います。

ただ、こういった機会がなかなかないのが、悩ましいところです。私見ですが、こういった取り組みで得られる成果は下記のような感じです。

・多様なバックグラウンドを持ったメンバーとのディスカッションで視野を広げられる。
・強制的に自分のアイデアを発想する経験ができる。
・自分の知識を総動員して解決策などをアウトプットする習慣が身につく。
・多くのアイデアを自分なりにまとめて一つのストーリーにすることができる。
・新しい仲間ができる。

コロナ禍で自宅に引きこもっている人には特におすすめですね。

オンラインホワイトボード「MIRO」は使いやすい!

今回は初めてオンラインホワイトボードの「MIRO」を使いました。準備の打ち合わせで何かよいツールがないかを探していた時にネットで見つかったツールです。

何度かテストプレイをしてみたら非常に使い勝手が良いです。何よりある程度までは無料で使えるのがいいですね。

Google driveなども同じですが、オンラインで複数人が同時に作業できるというのは非常に効率的に作業が進みます。なかなか情報セキュリティに厳しい会社では導入が厳しそうですが、是非使ってみてください。

ただ、細かいところに手が届くオプションは有料会員でないとダメなのはうまいやり方です。細かい使い方はこちらの記事を参考にしました。

学生向けのイベントを通じた学び

参加した学生に学ぶ機会を提供するのと共に、自分自身が何を学べるかも今回のテーマでした。

「何年かぶりに学生に対して学びを伝えられた喜び」と「仲間と共に作り上げたイベントを無事に開催できた達成感」に満たされています。

いくつか今日学んだことを下記にまとめておきます。最近の学生は非常に優秀だと感じました。

①学生さんたちがすごく積極的

初対面の社会人でしかもzoomだったので、どこまで自分の意見を言ってくれるかは正直不安でした。

イベントが始まる前は当然のごとく誰もしゃべっていないで待っていたのですが、始まってしばらくすると皆さんすごく自分の意見を言ってくれる。なんだかうれしい。

さっそくFacebookのグループを作りましょうということで次につながりました。今後のイベントにも期待!

②すごく自分のことを良く考えている

終わった後の懇親の場で話をした時に、大学での勉強以外でも自分で何かを実現したいという想いが強かったです。

しかも、大学での自分の専門分野以外でも何かを吸収したり、新しいネットワークを作ったりという話がポンポン出てくるのは非常に頼もしかったです。

③多様なダイバーシティでも互いに打ち解けるのが速い

芸術、経済、もちろんばりばりの理系の人など参加者は多様なバックグラウンドを持っていました。ただ、互いに初対面にも関わらず互いの得意分野を組み合わせて素晴らしいアイデアを出していました。

④アイデアを発想するスピードが非常に速い!

事務局側ではアイデアがほとんど出てこなかったらどうしよう色々と心配していましたが、そんな心配はあっという間に打ち砕かれました。事務局で練習したときよりも、速いスピードでアイデアが出てくるのに圧倒されました。

若いから頭の回転の回転が速いのか?もしくは、普段から自分の頭で考えることを習慣付けている人たちが多いので、自分のアイデアを言葉にして伝えることが簡単にできるのかなと思いました。

⑤説明がうまい

無茶ぶりのように参加した学生に「じゃあ発表宜しくね」とお願いしましたが、さらっとこなしていました。しかも、専門外の人にも分かりやすく論理的に説明できていました。

非常に素晴らしい!ちゃんと内容を自分なりに理解しないとうまく説明できないが、アイデアが発散しつつある中で短時間でまとめられる力はすごいです。

以上、学生向けに教育の機会を提供しようとした取り組みですが、どちらかというと我々事務局が学んだことが多かったイベントでした。これは今後の更なる発展が期待できます!!

宜しければサポートお願いします。サポートは活動しているNPOを通じて社会貢献します!