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上司として部下へどうやって接したらよいか?

今日のnoteは部下を持った上司に対する私の伝えたい想いです。また、部下の人たちにも読んでもらいたい内容になっています。今回は下記の内容になっています。

1. 部下と共に戦略や実行計画を考える
2. 部下からも歩み寄っていける関係構築をしよう
3. 部下は上司に頼りたいということを認識しよう
4. 上司と部下は対等の関係でいよう
5. 基本は任せる、でも困ったら助ける勇気を持つ
6. 部下の成功が上司の幸せ

話は変わりますが。昨日連続投稿50記事を達成しました。サムネイル画像の連続投稿数もなぜが少なくカウントしていたので、正しい数に修正しました。いつも記事を読んでくれる皆様、ありがとうございます。

無題2

1. 部下と共に戦略や実行計画を考える

「上司が部下に対して仕事の指示をすること」は当然の業務です。ただ、ちょっと勘違いしている人がいるのは、罵倒してでも、どんな手段を使っても、部下に命令をして「目標を達成しろ」って言う人も未だに結構存在します。

部下:目標達成のためにはどうすれば良いでしょう?
上司:そんなの自分で考えろ、とにかくやれ

みたいなやり取りは最悪です。

もちろん、目標は大事です。これがないとどういった方向に向かっていけば良いかが分かりません。ただ、目標達成に必要なのは、「戦略」や「実行計画」です。

これを、上司と部下で共有できることが、目標達成の一番の近道です。また、お互いに腹落ちして、この辺のことが決まって行けば、迷いなく目標に向かって部下は活動できます。

上司にあたる人は、「戦略」や「実行計画」を全て指示するのではなく、部下と一緒に決めていくことを大事にしてもらいたい。最初は時間がかかってしまいますが、最終的には効率的な業務運営に繋がります。

2. 部下からも歩み寄っていける関係構築をしよう

上司が全てのことを与えてくれると思ったら大間違いです。

まずは自分で考えること、考えを整理するのに上司の助けを借りるようなスタンスが必要です。年次が上がるに従って、上司の助けを借りる割合が減っていくのが理想です。もしくは、自分のやりたいことを実現するために、上司をうまく使えるようになれば仕事はもっと楽しくなります。

また、上司もどうしてよいか分からくなっていることも多いのですよ。どうやって部下に成果を出させるかで悩んでいるのです。部下の方からも歩み寄って、どうやったら良い成果が出せるかを一緒に考えましょう。

そのためには、日常からお互いに良好な人間関係を構築しておく必要があります。文章で書くのは非常に単純ですが、実行するのは難しいことです。いつくか大事な点を下記に書いておきますが、小学校で習うような当たり前のことです。でも、これができていないのケースが結構多いのが実情です。

・自分の都合のよくなるような嘘はつかない
・時間を守る
・一人の人間として接する
・理不尽に怒らない

ただ、多くの人ができないことを実践できることが、良い成果を出して、社内での自分の立場を良くして、さらに自分のやりたい仕事につけるという好循環につながっていきます。

騙されたと思って、是非取り組んでみてください。

3. 部下は上司に頼りたいということを認識しよう

部下の立場で言うと、上司にたくさん相談したいのです。特に自分に自信がなかったり、新しい仕事に取り組んだ時はそうです。人間本来が持っている心理的安全性を求めるということから考えると、当然です。

上司もそういったことを敏感に感じ取りながら、でも助けすぎない範囲をうまくコントロールしながら対応が必要です。そういった態度は部下やその周囲の人がしっかりと見ているので、頼れる上司であるという評判は広まっていきます。

また、いつでも相談しやすい関係が構築されることで、良好なコミュニケーションに繋がり、職場以内の人間関係や仕事の成果の向上につながっていきます。

上司の立場の人は仕事をたくさん抱えているので忙しいのは分かりますが、ここでどういった態度で部下に接するかで自分の評価にもつながっていきます。

4. 上司と部下は対等の関係でいよう

基本的には上司と部下は人間的には対等の立場です。

もちろん、職場の意志命令系統はありますが、部下の主担当として進めている案件は部下が主導して進めていきます。その時には上司は対等な立場で相談したりする必要があります。

相手は年下だったり、職場の役職が下の人だったりしますが、人間の価値という点では意味のないことです。部下がどういった人物なのか?自分と比較して何が優れているのか?などをちゃんと理解して、一人の大人として接しましょう。

そういった意識は若い人たちは敏感に感じ取ってしまいますよ。ちょっとした心がけで器の小さい人間だと思われたら、それこそ損ですよね。

5. 基本は任せる、でも困ったら助ける勇気を持つ

仕事の基本は部下に回せることにあります。細かいところまで上司が自分でやった方が良いと思っている人がいるかもしれません。また、そんなこと言っても、あいつには任せられないという思いの人もいるでしょう。

でも、それでは部下も成長しませんし、上司のコピーしか生まれません。上司と部下の価値観が違って、仕事のアウトプットも異なるから組織が進化するのです。上司の言いなりだけで皆が動いていたら、固定化した価値観で何も改善につながっていきません。

ただ、部下が困っているときに積極的に逃げる上司を私は何人か見てきました。そういったときに人間の本質が見えてしまいますからね。一度、部下に愛想をつかれた上司の元では、良い成果を出すように努力する部下はいなくなります。

でも、ある程度の年齢になって、そういった行動をしても誰も指摘してくれないですね。自分で意識するしかないですよ。

6. 部下の成功が上司の幸せ

最終的には部下に手柄をたてさせることが、成功への一番の近道です。そういった経験をしながら、部下が成長して、更なる大きな仕事の成果につなげていくことが非常に重要です。

また、そういった経験を今度のその後輩たちが見ていて、良い影響を受けていきます。そのような循環を組織の中で起こせることが、優れた上司であると私は思っています。

「あの人何をしたひとだっけ?」と思われても良いのです。部下がたくさん成果を出せるような職場作りをして、会社に貢献できるのは一番格好良い上司です。

今回は部下を指導する立場の上司に向けたメッセージをまとめました。また、部下の立場の人にも是非読んでもらいたい内容です。

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