『THE FIRST SLAM DUNK』初心者でも楽しめる理由と前知識をゆるっと紹介
映画『THE FIRST SLAM DUNK』が復活上映していますね！
予告の映像と音楽があまりにもカッコよくて、バスケもスラムダンクも知らない文化系の人間ですが気になっていました。
とはいえ、原作はおろかアニメも1ミリも観たことがない私。「桜木花道と有名な名言しか知らないレベルで行って大丈夫か？」と迷っていましたが、せっかく復活上映しているので劇場へ。
一言でいうと、めっちゃ面白かったです…！！
こんな初心者でも楽しめることに感動したので、理由を分析してみました。
『THE FIRST SLAM DUNK』あらすじ
あらすじは公式さんからどうぞ！
今回は桜木花道ではなく、チームメイトの宮城リョータ目線で描かれたスラムダンクです。
『THE FIRST SLAM DUNK』が初心者でも楽しめる理由
①バスケの躍動感に引き込まれる
まず映像がすごく良かったです！ 会場の最前列で試合を観ているかのような迫力がありました。オープニングの、選手登場の演出も好きですね。
臨場感がありすぎて、観ているこちらもドキドキする映画です。手に汗握るとはこのことですね。試合の最後は、ガンバレ...！ と思わず両手を合わせて祈りました。
②どのキャラも応援したくなる
まんべんなくキャラの心理描写が描かれているので、原作未履修でも感情移入しやすかったです。
・宮城リョータとその家族
・湘北高校バスケ部
・山王工業高校バスケ部
宮城目線での思い出やメンバーそれぞれの回想？シーンが挿入されているのですが、その塩梅がすばらしくて。
観客の想像力を刺激しつつも説明セリフが多すぎないので、集中力を欠くことなく最後まで楽しめます。時間が経つのがあっという間でした。
バスケ以外の心情の描き方も丁寧なので、文化系の人間でもついていけます。スポーツ漫画のド定番として、長年愛される理由がなんとなくわかりました。
スラムダンク初心者としては、マネージャーらしき女の子と、メガネをかけた湘北メンバーの詳細が気になりました。これは今後、勉強したいと思います。
③アスリートの思考に尊敬が止まらない
・自分の長所に磨きをかける
・他者と協力する柔軟性
・理想に向かって進む意思
ストイックですね。あまりスポーツをしないので、アスリートらしい？思考に触れて、カッコいいなと思いました。
あと有名な名言を聞けて、スラダン初心者としては満足です（笑）。
これ知っとくと、より楽しめるぴょん（私調べ）
①映画で描かれる山王戦とは
・インターハイ全国大会の2回戦
・湘北（しょうほく）高校は今回が初出場
・相手チームは、バスケ強豪高の山王（さんのう）工業高校
②湘北高校の主要キャラ
湘北高校バスケ部メンバー
・宮城リョータ （2年生、今回の映画の主人公）
・赤木（3年生、キャプテン）
・桜木花道（1年生、原作の主人公）
・流川（=るかわ、1年生）
・三井（=みつい、3年生）
顔と名前を一致させ、かつ誰が何年生くらいまで知っとくと、映画の理解が早くなりそうです。
観ているうちになんとなくわかってきますが、さすがに宮城リョータの名前くらいは知ってから行くといいと思います。
ちなみに私は三井と流川がどっちがどっちか、途中わからなくなりました（汗）
第一印象では、いちばんグレそうになくて爽やかなのが三井です。なのに…！ 外見も人格も同じ人物とは思えないシーンがあるため、はじめて観る人は混乱するかもしれません。
↓この人が三井！
③桜木と流川は犬猿の仲
桜木はキャプテン赤木の妹、晴子（はるこ）が好き。高校でバスケ部に入った動機も晴子だそうです。
でも晴子は流川が好きらしく、そのせいか？桜木は流川をライバル視しているのだとか。
※スラムダンク世代の美容師さんに聞きました（笑）
④桜木花道はバスケ初心者
③でも触れたとおり、桜木は高校からバスケを始めた初心者
インターハイ前、合宿で2万本のシュート練習をしていた
ぜひ、これら①〜④の前知識をふまえたうえで映画を観てみてください！
スラムダンク原作の山王戦を復習したい方へ【ネタバレ注意】
山王戦とは何かを復習するなら、こちらの記事が詳しくておすすめです。ただし、あまり読み進めると試合の勝敗がわかってしまうので、そこだけお気をつけください…！
あとがき
自己分析すると、どうやら自分は努力・成長・仲間などのテーマが好きらしいです。あと挫折から這い上がる展開に弱いと気づきました。そういう漫画って名言が多いし、キャラクターを応援したくなります。
私もそういう作品好き！ という人には大変おすすめです。原作アニメ未履修だけど、気になるという人はぜひ劇場へ。
本作を勧めてくださった情報提供者（？）の皆さま、ありがとうございました＼(^o^)／
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