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海外ノマドフリーランス【二拠点生活】の現実

「海外ノマドフリーランス」

なんとなくキラキラした雰囲気が漂う職業。

彼ら・彼女らのSNSのきらびやかな発信に憧れを持つ方もいるんじゃないかなと思います。

……わたし、当事者なので現実をお伝えしますね。

去年の夏から家庭の事情で細々と日本とオーストラリアの二拠点生活をしています。もともとフリーランスとして開業していましたが、どこでも仕事ができるよう業務を「ノマド化」しました。

※家庭の事情=親の体調不良です


日本での作業環境(主に実家)

生活の拠点はオーストラリアです。

日本で働くこと=わたしにとってのノマドワーク。

とはいえ、日本でのアジトである実家にはフリーランスが満足できるような作業環境はありません。

ベッドにパソコンを置き、床に座布団を敷き、ワーキングスペースの完成。

ここで原稿書いたり、スライド作ったり、エクセルいじったり、Zoom会議に参加したりしています。

日本でのノマドワークの利点は「おやつの充実」があげられます。

「おやつBOX」の中身の補充というタスクも発生しますが、効率的な作業環境には欠かせない要素です。

「午前中はクライアントさまとおしゃれカフェで打合せ♡」

そんなことはわたしの身には起きません。

だいたい白米に何かかけて朝昼兼用にしています。

今回の帰国ではヤマザキ春のパン祭りに参加したため、パンも狂ったように食べていました。

たまにはカフェやホテルで仕事

たまには気分をかえて外で仕事しよう、と思ってもまずラーメン屋に入りたくなります。

カフェに到着したら、まず甘いものを摂取して脳に栄養を与えます。

いつまでたっても作業に取り掛かることができません!!

周りの「仕事してる風」の人々は一心不乱にパソコンのキーボードをたたいていますが、案外Twitterとかやってんじゃないの?

仕事で宿泊が必要な場合はデスクがあるお部屋を選ぶことが多いです。

しかし「ホテル内にコンビニ併設」の宿泊施設を選ぶと、パーティが始まってしまいます。

ダメなんですよねぇ、、、

ローソンがあるってわかった時点で「からあげクン」に意識を持ってかれてしまいました。

フリーランスといえばスタバ!ですが…

フリーランスといえばスタバでMacbook!ですよね(ど偏見)

実際はMacbookも持ってないですし(持ち歩き用ラップトップは安いやつでじゅうぶん)スタバと言いながらラーメン画像アップする側の人間です。

最近、実家の近所にスタバがオープンしました。

スタバには母と叔母と行きます。

田舎のスタバの客層はだいたいこんな感じなので、ゴリゴリ働いているフリーランスはほとんどいません。

常に「向上心」「やる気」があるわけではない

やる気・向上心・努力している姿をSNSでアピールし、ファンを増やしていくタイプのフリーランス・経営者の方も多いのですが、、、、

わたしは常にやる気にみなぎっているフリーランスではありません。

できれば毎日寝そべって暮らせたらどんなに幸せか、と考えています。

フリーランスという業務形態を選んだ理由も消去法にほど近く、自分にとって都合が良い働き方だったから

なにかやり遂げたいことや野心があって開業したわけじゃないんですよね。

現実逃避の内容も公開してるくらいですし。

毎日やる気にみなぎっている方が不自然に感じてしまうので、

「あしたから本気出す」を連日言い続けてしまう時期があってもいいんじゃないかと思います。

(クライアントに迷惑をかけない限りね)

同業者との繋がりは少数精鋭

「人脈作り」はフリーランスに必須、、、ではないと思っています。

とはいえ、現状、取り組んでいる案件はほぼ紹介とリピートでまわっているので、

「繋がるご縁は勝手に繋がる」

・・・のかな、と。

なんらかの思惑や下心を持って人と関わるのは、まわりまわって自分の首を苦しめることになりかねません。

「誰かが引き上げてくれるかも」
「誰かがおいしい話を持ってきてくれるかも」

そういった考えって透けて見えます。
見抜かれます。

「人脈は負債」とまで言い切れませんが
「人脈は足かせ」は共感。

必要最低限の人間関係の中でやっていきたいし、

利害関係なく腹を割って話せる人が3人くらいいれば問題ありません。

フリーランスの現実

記事にするまでもない内容を垂れ流しています。

どなたかひとりでも「この人がやってけるなら私でも大丈夫」と思っていただければ嬉しいです。



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