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「価値観が合う」の具体例

「価値観が合う」

ふわっとした概念です。

よく使われる表現ですが、その捉え方は人それぞれ。

どのような状況で「価値観が合う」と感じるのかは、具体的に考えると、ちょっと難しい。

で、ですね。

先日、友人たちとランチした時に、

「これが!【価値観が合う】ということか!」

と思った出来事があったので書き留めておこうかな、と。


やよい軒で実感した「価値観が合う」

友人2人とシドニー市内のやよい軒を訪れた時のこと。

食事が終わった頃に、

「そういえば、ごはんおかわり自由だよね」

と、「ごはんおかわり自由」の話題になりました。

だいぶお腹は満たされており、おかずもすべて食べつくしていたにもかかわらず、

ふだんシドニーで暮らすわたしたちは、やよい軒のふっくらとした日本のお米をもっと味わおうと白米をおかわり。

ほかほかごはんがテーブルに届きました。

わたしたちは、

「残った醤油やソースをかけて食べよう」

「なんか汁がかかってればおいしい」

と、おかわりしたごはんをもりもり食べました。

その光景を見て、

「ああ、これが価値観が合うってことなんだな」

としみじみ感じました。

せっかくのおいしいごはんを無駄にせずに楽しもうという気持ち。

ささやかな工夫で最後の一粒まで美味しく食べようという姿勢。

ほんの些細なことかもしれませんが、わたしは価値観が重なり合っている!と思ったんですよね。

「価値観が合う」と感じるとき

「価値観が合う」という感覚。

それは、特別な出来事や深い会話の中だけで感じるものではなく、日常のさりげない場面にこそ現れるものなのかもしれません。

ふと感じる小さな共感や、
お互いが自然に同じ方向を向いている瞬間。

そんな一瞬一瞬を大切にしていきたいと思ったランチでのひとコマでした。


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