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と思った一冊 145
【君が手にするはずだった黄金について】
筆者 小川哲
発行 株式会社新潮社
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才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。
認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。
著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。
彼らはどこまで嘘をついているのか? いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!
ご閲覧くださりありがとうございます!
rail(レール)= 軌道、線路
自分は
自分ですね
思いあふれる一冊を
紡ぐことができたら嬉しいです!