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わたしの一冊 50

【あきらめる】
筆者 山崎ナオコーラ
発行 株式会社小学館


眺める

精一杯
だから
見えた景色

と思った一冊です

登山で頂上まで行く? 途中で降りられる?
「『あきらめる』って言葉、古語ではいい意味だったんですってね。『明らかにする』が語源らしいんです」
近所の川沿いを散歩するのが日課の早乙女雄大。
入院中の愛する人との残り少ない日々の過ごし方や、ある告白をきっかけに家を出てしまった家族のこと、あれこれと思い悩みながら歩いていると、親子風の二人組に出会う。
親に見える人は何やら思い詰めた表情で「自分の人生をあきらめたい」と言う…。
ふとしたきっかけで生まれた縁だったが、
やがて雄大は彼らと火星に移住し、「オリンポス山」に登ることを決意する…!?
「あきらめる」ことで自らを「あきらかにしていく」――
火星移住が身近になった、今よりほんの少し先のミライが舞台の新感覚ゆるSF小説。

株式会社小学館書籍内容紹介より

ご閲覧くださりありがとうございます!


あきらめる
言葉は
深いですね

わたしの一冊が
あなたの一冊へ
紡ぐことができたら嬉しいです!

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