![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142490043/rectangle_large_type_2_8776d0bd1f8f84d78ab45cbdc18574b5.png?width=800)
わたしの一冊 50
【あきらめる】
筆者 山崎ナオコーラ
発行 株式会社小学館
眺める
精一杯
だから
見えた景色
と思った一冊です
登山で頂上まで行く? 途中で降りられる?
「『あきらめる』って言葉、古語ではいい意味だったんですってね。『明らかにする』が語源らしいんです」
近所の川沿いを散歩するのが日課の早乙女雄大。
入院中の愛する人との残り少ない日々の過ごし方や、ある告白をきっかけに家を出てしまった家族のこと、あれこれと思い悩みながら歩いていると、親子風の二人組に出会う。
親に見える人は何やら思い詰めた表情で「自分の人生をあきらめたい」と言う…。
ふとしたきっかけで生まれた縁だったが、
やがて雄大は彼らと火星に移住し、「オリンポス山」に登ることを決意する…!?
「あきらめる」ことで自らを「あきらかにしていく」――
火星移住が身近になった、今よりほんの少し先のミライが舞台の新感覚ゆるSF小説。
ご閲覧くださりありがとうございます!
あきらめる
言葉は
深いですね
わたしの一冊が
あなたの一冊へ
紡ぐことができたら嬉しいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?