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突然書き始めました2021年


はじめまして。

深(フカ)といいます。
小説を書きたい、発表したいと思い公募を始めました。

https://twitter.com/FUKAFUKASAWSS

もともと何か文章に興味があったとか、詩を書いていたとか、周りに小説を書く人がいたとか、そうゆう小さな影響もなく、なんとなく年始に漫画原作に応募した作品を書き上げて、それは落ちてしまいましたが、ふと「物語がつくれるかもしれない」と思ったのがきっかけといえばきっかけです。到底無理だと思っていた文章を作る行為が身近に感じたからでしょうか。


もとからデザインや企画関係の片隅のさらにその外で仕事をしているので作ることが日常だったということもあるかもしれません。

読む方は好きでした。好きな作家さんもいますがむしろカバーもしくはコピー買いを楽しむ方です。仕事柄、専門書を読むことも多いほうです。

そんな流れから小説を書き始めたわけですが、とはいえ読む行為と書く行為はベクトルが真逆、さらに基礎どころか作法も知らないため、独自性をいつか発揮するために、まずは先代の小説家の方々に学ぶために読む、または作法を調べて学ぶ、小説の書き方や脚本関係の本を分析し要約して体系を掴むと、いう作業から始めました。

気がつくつと2021年2月上旬から初めて8ヶ月が過ぎました。

ただし、期限は3年以内に形にすると決めています。公の小説家になれなかったら辞める?と言われればそれは。。。と濁したいのは本音ですが、一定の期間での自己評価は必要かと思っています。

公募はまだ3回しか応募していません。今年はあと1本出せるかなーというところです。背伸びする素人らしく遅筆が原因です。

2021年度

・新潮社 ファンタジーノベル大賞 落選
ロー・ファンタジーの戦い中心の物語で重たく悲劇もあり、明るさなはない(笑)「約束の果て: 黒と紫の国」があったのでカテゴリー内かと思って出しましたが、箱庭ではなく外へ伸びていく物語なので、求めとはちょっと違うかもしれません。とはいえまさに1作目、450枚(以下400字詰換算)を強引に書いたので実力不足を露呈しました。どの公募もよければ通すはずです。15万字。


・小説現代長編新人賞 一次審査通過 二次で敗退
振り返ると推敲が非常に甘く、誤字脱字が目を見張るほどありましたので、さすがにこれはダメだろうと思って結果発表から一週間後ぐらいに立ち寄った本屋で思い出して購入したら、名前がありました。こちらも現代を舞台にした喜怒哀楽がある日本風ファンタジーです。誤字脱字は目を瞑っていただき、エンタメということもありストーリー構造を評価して通してくれたのかと思います。嬉しいというより意外という表現が適切です。物語の組み方は間違っていないと思えたのは良かったです。350枚程度。12万字。

・文藝界新人賞 選考中
初めて純文学を書きました。三作目となりようやく小説然としてきたと思います。ストーリーはあるものの心的な描写へ傾注して書きました。傾向的にはえぐるような心的描写が求められていると思いますが、あえて反対に明るく未熟な結末にしました。いい勉強になったと思います。145枚。5万5千字。

ここまでで感じたこと

文体について
自分の文体などわかりません!という状態であり、書くたびに不安定です。これは下地が固くなっていないことに起因するもので作家性が弱いということではないでしょうか。ひたすら書き続けていつの間にか生まれると信じています。今はそれでいいかと思います。
ただとにかく遅筆です。5時間で3600文字できたらいいほうです。できる限り1時間1200文字を目指せればいいかと思います。ツイッターで見るみなさんのスピード凄すぎます。。ここは大きな問題点かと。

ストーリーについて
原案的なものはたくさんストックしていますが、何を書くかは、時勢と自分の関心に忠実にしたがうしかないかと思います。ファンタジーから日常系まで多様に書くことで身につくものもあると思っていて。

あとはプロットですね。いままで書いたものは全てプロットがありません。執筆中にワード画面のお尻に今後のポイントとなる要素を羅列するぐらい。ただ現在構成中のラノベではプロットに初挑戦しているので、その出来次第で必要性を判断していきたいと思います。(小説案を考える時、A4で1枚、グラレコ的なものを書く場合があります。それがプロットと言えなくもない。それを使って書いたことはまだありませんが)

方向性について
見えてません!ので純文もエンタメもラノベもトライしていきます。なんとなくエンタメ系かラノベのベースに文学的文体かと思いますが、後者はニーズの点でデメリットがあるかと思っています。ベストはユーザーにとってのカテゴリーことに書き分けたいです。


ということで、少し早いですが来年度の公募に向けての準備もしていきたいと思います。とにかく書いて応募するしか上達の方法はなく、一つの作品をある程度昇華させながらも、多作を目指す方がいいかと思います。

それでは最後にオススメの資料本を。

マッキーは特に参考になります。ハリウッド的な思考がつよいですがそれをに日本的にすると考えれば実にロジカルです。僕のような素人にうってつけ。

公募は競争ですが同じ作家さんを蹴落とさないところが素敵だと思っています。あくまで作者はユーザーと向き合い、その中でオリジナリティを表現する。それに対して出版社が可能性を感じ取れば本となるという極めてシンプルな構造だと思っています。願わくばみなさんでたくさんの選択肢を世に送り出したいです。そのほうが確実に楽しい世界になりますから。


それでは。


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