不幸体質。彼氏を探す 高校生編8
そのまま二人乗りして、風を切りながら
そーちゃんの家に帰った。
近くのパン屋さんでパンを買って
そーちゃんの部屋で食べて
そーちゃんが弾くベースを聞いて
そーちゃんがバイトに行くまでの時間。ずっと一緒にいた。
りさこの家はすごい厳しい家庭だったので、高校生でも門限19時。
1分でもすぎたら
家に入れてもらえないので、毎日ちゃんと帰っていた。もちろんそーちゃんが送ってくれていた。
門限が厳しいからじゃあどこで時間を作ろう、、となった時に
作れるのは朝だけだった。
朝5時に起きて、お弁当二人分作って
そーちゃんの家に行くのが日課になっていた。
実家だったけど合鍵もらっていたので、早朝静かに入ってそーちゃんの部屋にいって
そのまま学校行くまで一緒にいた。
朝ごはんも私の分まで用意してもらって、。
今思えばすごい理解のあるお母様だったよね、、あの時はわからなかったけど、、
このお母様とも別れた後も助けてもらうのはまたずっと先の話。。
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