自分の弱さも強さも全部一緒に持って行きたい

最近「自分って弱っちぃな〜。」と思う出来事があった。そして、それが自分的には結構衝撃だった。なんで衝撃だったかと言うと、実は過去に似たような出来事で自分の弱さを感じたかことがあったのだが、それを完全に乗り越えたと自分では思っていたのだ。それなのに、同じような出来事で弱さを感じてしまった。

回りくどく書いてしまったが、要は「完璧に克服したと思っていた弱さを実は克服していなかった」というのを痛感してしまったのだ。ちょっと克服してきたかな?位であれば、「あ〜、また出てきたよ〜私の弱い部分〜。」と、ある種客観的になれたと思うのだが、今回に関しては100%克服したと思っていたので、衝撃というかがっかりというか、そういうものをすごく感じた。
それに自分のその弱い部分が、思ってた以上に根深いところにあることを自覚して、「あぁ弱さを克服する道はまだまだ遠い。」と肩を落とした。

思い詰めているわけではないけれど、ぐるぐると考える。どうしたら弱さを乗り越えられるんだろう、だって私は強くなりたいのに。理想の自分になるために、弱い自分は捨てたいのに。どうしたらそうなれるんだろう。なかなかこれという解はない。
克服したと思ったらまた戻って、克服したと思ったらまた戻って、そんなことを繰り返してるうちにいつの間にか強くなってるんだろうか。
弱いところなんて誰にでもあるはずなんだから、そういうもんだと割り切ってしまえば、それも自分だと馴染んでいくのだろうか。これだという正解なんてないけど、どれも正解だとも思う。でも、なんだか自分にはしっくりこないな、なんて思ってた。

で、今日。残業が思ったより長引き、疲れて家に帰って来て。いつもならYouTubeやテレビを見ることが多いのだが、今日は音楽が聴きたい気分だった。私はback numberが大好きなので、back numberの曲にしよう、なんだか昔の曲が聴きたいな、とAmazon Musicで音楽を流す。何曲か曲が流れた後、ある曲が耳に止まる。君の代わり、という曲。

君に会えた事も 会えなくなった事も
きっと意味のあることなんだろう
全部持っていこう 君の代わりに連れて行こう

君の代わり/ back number

正直何回も聴いた曲だった。けど、今日は少し違う風に聴こえる。これ自体は恋愛ソングで、今置かれてる状況とマッチする訳ではなかったんだけれども、聴きながら最近頭で考えてたことが繋がった気がした。
あぁ、出会えたことと別れたことが反対の位置にいるように見えて実は繋がっているように、弱さや強さも真逆にいるようで本当は繋がっていて共存するんだ、とすっと胸にストンと落ちた。まだ上手く言葉にできていないけど、なんというか弱さを克服するとか強くなるとか、そういう風に片方に目を向けて乗り越えようとするのではなく。弱いままで良いとか強くなくて良いとか、そういう自分を許すのともまた違って。
弱いままで強くなる。元々それらは繋がっているし、そういうことができるんじゃないかと思ったし、そういう風になりたいと思った。弱さを抱えた強さを持って行きたいと思った。それが自分なんだろう、と思った。

さっきも書いたけど、ちょっと言葉になってない。またこのことは少し時間をおいて書くことになりそうだし、書きたいなと思う。
自分の今の気持ちを忘れないように書き殴ってしまった。
取り止めがないのに見て下さって、ありがとうございます。皆さんの感想とか考えとか、もしあれば教えてください。

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