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1歳おもちゃまとめ

こどもの手づくりおもちゃ作家の佐藤蕗です。自分の子ども達に作ってきたおもちゃを、年齢別にまとめています。この記事はだいたい1歳くらいの子ども向けのおもちゃまとめですが、子どもの発達や興味には個人差があるので、0歳でも、または2歳以上でも楽しめるものがあります。

1.ひっぱる楽器シリーズ

(2019年/長男8歳・次男1歳)

音楽好きな次男のために、引っ張ると愉快な音がなるおもちゃを作りました。紐なので首に絡まないかなどにはよく注意をしていただきたいのですが、単純に、音のなるものを紐にくくりつけて上から吊るしています。吊るした上部の方に髪を結ぶゴムを噛ませてあるので、引っ張るとビヨンビヨン!と良い具合にバウンドしてくれて、軽快な音がなります。ほんと、ゴムがポイント!

素材:いい感じのリボン、赤ちゃん用の鈴など、髪ゴム

2.いないいないマグネット

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(2012年/長男1歳)

長男が1歳2ヶ月くらいの頃に作ったおもちゃで、ホワイトボードなどに動物のイラストを貼った上に丸い穴を開けたマグネットシートを貼って遊びます。穴から動物の顔がチラ見えしているのが子供ごころをくすぐったようで、赤い丸の後ろにいるのはだーれだ?など声をかけると、ちゃんと赤いマグネットを剥がすので見ていて楽しかったのですが、7年後に生まれた次男に試したところ、全く興味を示しませんでした。長男は何かと頭脳派っぽい子どもだったのですが、次男の方は1歳の今でもハッキリと分かるほど肉体派。良し悪しではなくて、なんという個人差かと驚き、その差を堪能しています。

素材:カラーマグネットシート、イラスト、透明テープ

3.離乳食あーんするゾウ

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(2012年/長男1歳)

長男1歳のころ、好き嫌いの多さに苦戦しました。だいたい初めて見る物は口に入れたくない、という感じの慎重さで、食べてみたら結構好きになってよく食べたりもしたのですが、とにかく口に入れない。それで、だんだん離乳食を食べさせること自体が億劫になっていったものでした。自分が作った料理を食べてくれないとか、手ではたき落とされてゴミになるのって、作った時間が無駄だったような気がしてしまって、結構辛いものです。辛いから、もう食べてもらうことは諦めて、自分を茶化してしまおうと作ったのがこの象で、鼻のところにループをつけてあって、スプーンやフォークを通せるようになっています。これで食べさせると、象が鼻で食べ物を食べさせてくれているようになるので、やっている大人の方は楽しめました。まぁなんだかそんなこんなで離乳食の時期を乗り越えました。

ちなみに今では長男は8歳で、相変わらず新しい食べ物には警戒しますが、(ホットケーキにシロップを勧めても絶対にかけない感じです。)保育園や学校の給食は毎日完食し、野菜なども問題なく食べるようになりました。ずいぶんと悩んだものですが時間が解決してくれることもあるんだなぁと思います。(次男は0歳の頃からなんでもかんでも大量に食べます。これまた個人差…!)

素材:トイクロス、わた

4.フジヤマハット

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(2012年/長男1歳)

よく歩き、散歩に行き公園で遊ぶようになった頃、富士山みたいなカラーリングの帽子を作りました。とっても可愛かったのですが、何度被せてもむんずと掴んで投げ捨て、結局何回かしか被ってくれなかったというシロモノです。

素材:布

5.おつきさまクロック

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(2012年/長男1歳)

長男が1歳の頃、夜になかなか寝ついてくれないので困って、夜になるとお月様に変わるような照明を作りました。構造は結構アナログで、うらおもてになっていて、中にプッシュ式のLEDライトが入っています。結構かわいかったけど、長男の寝つきがよくなるってことは無かったな…。月がふんわり光っている感じは今も好きなので、もう一度構造を見直して作ってみたいです。長男は8歳になった今は、毎晩だいたい同じ時間に布団の横に私のスマホを置いて、「NHK子ども科学電話相談」を聞きながら寝ています。

素材:100円ショップのケーキの型、布、LEDタッチライトなど

6.インスタントンネル

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(2012年/長男1歳)

長男が1歳半頃になると、自然に車のおもちゃで遊びはじめました。遊んでいる様子を観察してみると、ただ転がすだけではなく、物と物の間をくぐらせたりソファの下の隙間に入れてみたり、他の物との関係性を楽しんでいるようでした。そこで、宅配便などの段ボール箱を使って、すぐに作れるトンネルを考えました。これは本当にハマったようで、かなり長い時間集中して遊んでくれました。長男が4歳になった頃に話をしていたら、あのおもちゃが好きでたまらなかったと言ってくれて嬉しかったです。

かわいく飾りつけなくても、子供には関係ないようですし、あっと言う間に作れます。車のおもちゃに興味がない子は、ぬいぐるみなどを中に入れたりして遊んでくれます。次男のほうは、上の穴をガシっと掴んでいろんな場所に持っていく、という独特な使い方をしています。

素材:段ボール、ガムテープ

7.トーテムポール

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(2012年/長男1歳)

長男が1歳の頃に、トイレットペーパーの芯とラップの芯を使って作りました。長い棒にいろんな顔をどんどん刺していくという物で、顔をお友達やおじいちゃんに見立てて声かけして遊びました。今次男がちょうど同じくらいの年齢ですが、これは遊ばないだろうなぁ…!という感じがすごいします。なんか、もっと投げたり踊ったりが好き。子どもってほんと、すごい違うなぁー!

素材:ラップの芯、トイレットペーパーの芯、色紙など

8.おひさまパジャマ

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(2012年/長男1歳)

長男は0歳のころから保育園に通っています。お昼寝用のパジャマとパジャマ袋に絵を、離れていても見守っているよ、という気持ちで作りました。6年間ずっと保育園に通って、とても良い経験をたくさんしたし、保育士の先生がたにとても大切にしていただいて、たくさんの方々と一緒に育児をできたのは本当によかったなぁと思っています。

素材:Tシャツ、布えのぐ

9.こども信号機

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(2012年/長男1歳)

しっかり歩くようになり、道路や公園にもよく行くようになったので、信号の意味を覚えてほしくて作りました。「あっか〜!」「あっお〜!」と言いながら楽しそうに遊んでくれました。

10.おふろライオン

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(2012年/長男1歳)

長男が1歳のころ、突如きた手洗いブーム。本当に延々と手を洗いたがるので、お風呂の中で思う存分手洗いできるように作りました。水が出なくなったら、上から湯船の水を入れればよいので楽ちんです。次男が今まさに手洗いブームですが、新しい感染症が流行っているのでむしろヨシとしています。

素材:100円ショップのプラスチック容器、ビニールテープ

11.ハミガキかばくん

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(2012年/長男1歳)

長男は小さい頃歯磨きが本当に嫌いで、嫌がってなかなか歯を磨かせてくれませんでした。それで、教育的意味をこめて作ったおもちゃ。磨かれてばかりではなく、磨いてみるということで、少しは磨かせてくれるようになりました。今8歳なんですが、たまに虫歯ができます…。結構頑張って歯磨きもしてきたし、箸の共有などには気をつけていたのですが、ばっちり虫歯持ち。方針転換しまして、「虫歯はできるもの、だができたら早い段階で治すべし」としています。

素材:牛乳パック、フェルト、グルーガン、木工用ボンド、割り箸など

12.ハミガキねこ


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(2020年/長男8歳・次男1歳)

次男1歳の時、11のはみがきカバくんを作るのが面倒で、もっと簡単な構造で作りました。これはとっても楽しそうにしていました。それで、上にも書いたように長男ははみがきが大嫌いだったのに対して、次男は歯磨きが大好きなのですね。なんだろうねこの差は!!思い当たることとしては、長男が苦手で見なかった「おかあさんといっしょ」を、次男は大好きでよく見ており、「仕上げはおか〜あさ〜ん」という歯磨きのコーナーが好きみたい。面白いものです。

作り方はこちら→「小学生がだいたい1人で作れるおもちゃまとめ」(5月末まで無料公開中です)

素材:ティッシュ箱、色画用紙、両面テープ

13.即席ドラムセット

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(2012年/長男1歳)

長男1歳の時、食事時にお皿をフォークでカンカン叩くので困って作ったおもちゃです。お皿をカンカン叩いている時、音を聞いて楽しんでいたので、「お皿は叩かないでね。こういう模様のあるのだけ叩いていいよ」と渡したところ、本当に楽しそうに叩いていました。これはうまくいったみたいで、それ以来お皿はたたかなくなりました。

素材:缶とか瓶、ビニールテープ、棒など

次の記事はついに2歳向けおもちゃまとめです。個人的には2歳以降が面白かったので、公開したらぜひご覧ください。0歳おもちゃは下記から。

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