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0歳おもちゃまとめ その①

手づくりおもちゃ作家の佐藤蕗です。2011年に長男を出産してから、家で簡単に作れるおもちゃを作り続けています。写真をSNSに投稿するうちに全国各地のパパやママが真似して作ってくれるようになり、ブログで短文と写真、作り方を紹介するように。2020年1月に、8年間続けたブログがサービス終了となり見ることができなくなってしまったので、改めてnoteにまとめることにしました。

これまでに作ってきたおもちゃを時系列(年齢別)にご紹介していきます。文章は書いた当時のものに少々手を入れています。(2018年に次男も生まれたので、長男の時のおもちゃと混ざっています。)

1. はじまりのねこ

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(2011年/長男0歳)

長男を出産する直前の、臨月の頃に制作しました。
おなかが大き過ぎてなかなか遠出しづらかったこともあり、
わりと暇な時間が多かったのだと思います。このぬいぐるみを見ると、
出産育児が全くの未知だった頃の私を思い出し、
なんだか不思議な気持ちになります。
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追記 _ 2020年2月:7年後に次男が生まれました。このぬいぐるみは使い古されて尻尾がちぎれ、ボロボロになっていますが、まだにこやかにクローゼットの中にいます。(あ、そういえばもう活躍はしていない!)

素材:古着のTシャツ、タオル、綿

2.0歳誕生日

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2018年に第2子を出産しました。予定日よりも1ヶ月半早い早産でした。NICUにしばらく入院し、無事退院して、ようやく出産予定日を迎えました。早く産まれた場合、誕生日は産まれた日ですが、発達に関しては出産予定日を起点として数えていくそうです。ってことは、普通よりも誕生日が一回多いってことで良いですか?!ケーキ食べちゃおうぜ!!ということで、出産予定日を0歳として捉えて、家族4人で「0歳の誕生日パーティー」をしました。せっかくなので、長男が書いた絵を元絵にして、赤ちゃん服をつくりました。

素材:新生児服、きりえプリント

3.赤ちゃんバタバタ写真

(2018年/長男7歳・次男0歳)

紐を引っ張ると手足がバタバタする、ドイツの「ハンペルマン」の仕組みを応用したおもちゃです。赤ちゃんの写真でつくると、本当に赤ちゃんがジタバタしてるみたいで、すごくかわいいです。次男が0歳のねんね期の頃の動きをモチーフにして作りました。(生後3ヶ月くらいの時、顔を覗きこんだりすると、なんかこういう動きするんですよね。フーフー!バタバタ!!って)作り方はこちら → 動きが面白いおもちゃ&作り方 《10個おまとめパック》

4. ガリバーシール

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(2011年/長男0歳)

身長60cmほどの小さな赤ちゃんを、大きなガリバーに変身させてしまう魔法のシールです。

赤ちゃんは、産まれてから数ヶ月の間、あまり意味のある笑顔を見せません。生きるのに必死で、こちらもお世話に必死な時期がしばらく続きます。そんな時、あまり必死になり過ぎない様に、こうしてクスッと笑える時間を作っていました。

紙とペンとセロテープさえあれば、誰にでも出来る簡単な遊びです。

素材:紙、セロハンテープ

5.地球と月のモビール

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(2011年/長男0歳)

自転する地球の周りを、月がゆっくりと回るモビールです。
ねんねの頃の赤ちゃんからよく見える様に、床に対して水平に作成しました。まだ首の座らない小さな赤ちゃんには、モビールの様なゆっくりとした動きの刺激ぐらいがちょうど良いそうです。見ている大人の気持ちがゆったりするような、穏やかなモビールができました。
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追記 _ 2020年2月:このモビール、見た目はとても好きなのですが、風を受ける面がほとんど無いのであまり回りませんでした。それから何年も、ちゃんと動く水平なモビールを作りたいと思っていて、次にご紹介する「かざぐるまモビール」を作りました。

素材:厚紙、色紙、竹ひご、糸、接着剤

6. かざぐるまモビール

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(2018年/長男7歳・次男0歳)

5でご紹介した「地球と月のモビール」が理想的な動きをしなくて、ずっともどかしく思っており、7年後に次男が産まれたのでリベンジしました。あれこれ試行錯誤したところ、やはりよく回るのは風車の構造だった…!赤ちゃんは0歳のころは、白黒でコントラストがはっきりしていると認識しやすいと聞いて、モノトーンで作りました。(今見ると白黒ではなくてグレーと白、黒だから意味があるのか無いのか…)赤ちゃん次男は仰向けで過ごしながら、たまにモビールをじーっと見つめていました。

素材:厚紙、ビニタイ、糸、接着剤

7. ハムハムくつした

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(2018年/長男7歳・次男0歳)

次男はよく自分の足を掴んで、足の指を口に入れてもぐもぐしていました。
長男はこの仕草を全くしなかったので、赤ちゃんによって違うんだなぁと
見ていてとても面白く思います。唇を盛大にブーーーッと鳴らして唾をべちょべちょに出すのも、長男はやらなかったので新鮮です。逆に長男はハンドリガードをしていたのに、次男は全然しない。おもしろいなぁー。

ということで、靴下にもぐもぐできるようなタグをつけました。付いているのは、100円ショップで買ったファスナーの端と私のパジャマから抜けた紐の端です。適当にミシンで縫い付けました。赤ちゃん次男は、大変気に入ってくれてハムハムしていました。

素材:くつした、ファスナー、紐

8.ぶらぶらぬいぐるみ

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(2011年/長男0歳)

長男がうつ伏せをし始めた頃に作りました。数ヶ月の間仰向けの状態でいて、ついにうつ伏せしていられるようになったので視野がぐっと広がったのか、部屋の中の色々な物に興味を示しています。もしかすると、それまでと世界が上下反転して見えるのでしょうか。

ぬいぐるみを吊るして揺らしてあげるとまだハイハイができないので、
その動きを目で追ったり、手が届きそうな時は手を伸ばし、必死に掴もうとしたりします。

吊るしているヒモの一部分にゴムを使用することで、赤ちゃんが掴んで離した時にコミカルな動きをして喜ばせてくれます。鈴が入っているので、動きと共に音がします。※長い紐を使っているので、大人の方が見ていられる状態で遊んでください。首に紐がからまったりする事故もありますので、お気をつけください。 

素材:タオル、古着、綿、鈴


9. かおシール

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(2011年/長男0歳)

長男生後7ヶ月の頃に作りました。

とにかく床にあるものに興味津々で、少しづつ手先を自由に動かせるようになってきたようで、マットに貼ったセロハンテープをかりかりと剥がして遊びます。

少し調べてみたところ、赤ちゃんは、「人の顔」を認識する能力がとても高いそうです。そこで「人の顔」の「シール」を床に貼ってみたところ、大喜びで剥がしていました。どこにでもあるチラシと、ハサミとセロハンテープさえあれば誰にでもすぐに作れる玩具です。念の為、剥がしたものを口に入れてしまわない様、大人の方が側で見守ってあげて下さい。

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追記(2020年2月):この「かおシール」は、NHKすくすく子育てアイデア大賞2012の最終審査にノミネートされて、NHKのスタジオでの収録に参加させていただいて、くわばたりえさんの隣に座ってウキウキしました。懐かしい思い出です…!

素材:チラシ、セロハンテープ

10.モンキーパンツシリーズ

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(2012年/長男0歳)

「モンキーパンツ」というのは、
オムツを履いた大きなお尻がすっぽりと入るようにデザインされた赤ちゃん用のズボンの種類の名前で、その形が猿のおしりに似ていることから名付けられたそうです。それで、ニホンザル・クモザル・ゲラダヒヒの3種の猿をモチーフにしたモンキーパンツを作りました。数ヶ月でサイズアウトして履けなくなってしまったけれど、これを履いた赤ちゃんは超可愛かったです。

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つづきはこちらから。
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