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過食嘔吐をやめる3Step

気づいたら過食嘔吐をしなくなって1年がすぎていました。
1年前の通院したいのに、治療したいのに、
病院の予約は2ヶ月先という不安に押し潰れそうになっていた日々の自分にこうしたらいいよと、教えられたらなという気持ちで書き出してみました。

あくまでも経験談に基づくもので
この記事の内容に不安がある場合は
医療機関の指示を仰ぎ、そちらを優先してください。

昨今、食品の値上げが続いてますね。
過食をするにしても懐事情が大変気になります。
このまま続けたら、破産しそうになる
ヤメたほうが絶対いいのに
わかっているけど、やめられないのが過食嘔吐です。
そんな辞めたいけどどこから手をつけたらいいのかわからないという人へ
わたしが嘔吐を止められた3stepを紹介します。

まずは吐くのをやめるというところからはじめました。

1,自分がどんなときに過食嘔吐するのか記録する

初回の診察時に先生に言われたのは
過食している内容と気持ちを書いてくださいということでした。

どんなときに過食したくなるのか
過食を誘発した出来事は何なのか
そのときにどんな気持ちだったのか

最初はわからないと思います。
こんなんで治るの?と思ってました。
でも、ここが最初のとても重要なステップでした。

わたしの場合、最初は食事の記録も書くことができませんでした。
なぜなら過食をしている自分を認めたくないからです。
でも、書いていくことで
自分を客観視できるようになります。
あ、あんまり食べていないな今日はとか
野菜、少ないなとか
鉄分たりないなとか
食事に対して、少し丁寧になるので
自分で食事をつくるようになったりしました。

そして、感情も記録することで
誘発原因となるもの、出来事が何なのかが
明確になってきます。

2,食事をよく噛む

過食をするとき、どうでしょうか。
よく噛んでたべていますか?
わたしの場合は少しだけ噛んで
あとは飲み込むように食べていました。
だからご飯やおかゆ、麺類などを大量に取って
吐いていました。

外出して友人と食べるときも早かったです。

意識して噛む回数を数えて食べるようになったら

加工食品の味の濃さに気づいたり
便通がよくなったり
満腹感をしっかり感じられるようになったり
食材の甘さや旨味を感じられるようになりました。

そして、これが結構自分でもびっくりだったのですが
噛むと過食が抑えられるようになりました。(個人談・科学的根拠ない)

3,過食嘔吐について本から知識を得る

インターネットやSNSで過食嘔吐について調べると
結構、エグい情報が多いですよね。
まずはネットからは少し距離を置き
本で調べてみましょう。

過食嘔吐について
心理学や医学的見地からの対処法についての本があります。
そのなかで興味がある本をアマゾンで買って読むのもいいですし
図書館で覗いてみるのもいいと思います。
タイトルをみるだけでもいいと思いますよ。
わたしはそのおかげで
自分の行動が「病気なのだ」という認識をもつに至ったからです。

治療の始まりは自分で自分の過食嘔吐の行動を病気だと認めることから始まります。
そして、ネットの情報に一喜一憂することなく、
本からの情報を得て、自分がどのように回復していけるようになるのか
おおよその道筋を知り、その上で医療機関での治療に取り組んでみると
通院できない期間が安心できるものになると思います。

わたしのおすすめはこちらの本になります。

UCLAの看護師でありながらご自身も摂食障害を経験を持ち、
乗り越えられた方の著作です。
摂食障害大国のアメリカでの治療についてやご自身の経験談など、
読んでいて、自分もこうやって良くなっていくんだという未来予想図を描くことができると思います。

まずはご自身の行動、過食嘔吐が異常行動だということ。
それを認めて、改善に向けて行動を始めましょう。
わたしも最初はできませんでした。
でも、嘔吐をしない日を1日、1日と積み重ねていくことで
過食嘔吐しないで1年を過ごす事ができるようになりました。

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