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【Vol.2】「LACつくばに行ったら学生に会える」が気楽にできる場所になったらいいよね|沙也加ちゃん&群士くん in つくば

皆さんこんにちは。新しい働き方LABの3期生として活動している、ライターのふかとみです。

6月から、LIFULLさんのサブスクリプションサービス、LivingAnywhere Commons(以下:LAC)に滞在し、そこで出会う人の話を聞いていく中で、自分の働き方にどんな影響があるかを調べています。

この企画では、LACでの滞在中に出会った方に話を聞き、感じたことや変化などを発信していきます。
今回は、6月下旬に滞在したLACつくばでのインタビュー第2弾をお送りします。

LACつくばでお話を聞きました

何のポーズだったんだっけ?笑

Vol.2のインタビューは、LACつくばでお会いした、筑波大学の大学院生、沙也加ちゃん&群士(ぐんじ)くんです。

沙也加ちゃんとは、LACつくばに着いた初日に開催されたご飯会でお会いしました。つくばのいいところを教えてくれて、おすすめの場所を紹介してくれることに。
また、沙也加ちゃんの友人である群士くんも一緒にお話しさせていただくことができました!

ふたりと話したことが、自分にとっても気付きを与えてくれたので、3人の対談形式でお届けします。
(以下敬称略:沙也加ちゃん→沙也加、群士くん→群士)

おふたりのプロフィール
沙也加ちゃん:筑波大学院 教育学位プログラム 国際教育サブプログラム所属の大学院生。日本に住む外国につながる子どもの教育支援について研究中。

群士くん:筑波大学院 教育学位プログラム 国際教育サブプログラム所属の大学院生。専攻は市民性教育。修了後は英語教師を目指す。

LACとの出会い

ーー実は、沙也加ちゃんとはこの間LACで会ったばかりなのに、「つくばを案内します!」と言ってくれたんです(感激)。
色々お話を聞きたいところですが、もう一度LACとの出会いを振り返ってもいいですか?

沙也加 LACのことは元々知らなくて、だいちゃんの誕生日会をすると聞いて行った場所が、LACでした。

群士 だいちゃん?

LACつくばでは、筑波大学の大学院生のだいすけくんが、住み込みでお手伝いをしてくれています。

沙也加 だいすけさんはお世話になっている先輩で、誕生日会をする場所がLACということも、たくさん人がいることも知らなかったんです。行ってみたら大量に人がいてびっくりしました(笑)!

ーー私も知らなかった(笑)。宿泊している人だけかと思ってたら、みんながご飯作ってくれて。一緒にご飯作りながら色々話すのが新鮮だったよね。なんだかんだで楽しくご飯を食べたり、花火やたき火をしたり、いい時間を過ごさせてもらいました!

沙也加 そう!めっちゃ楽しかったですよ~。それで、せっかくつくばに来たならつくばのいいところも見てもらいたいなと思って、おすすめの場所を案内します、という話に。

群士 なるほど~!ただ、(沙也加は)そもそもつくば出身じゃないけど、つくばが好きなんだよね。

沙也加 そう。出身は静岡県掛川市なんですが、自分にとっては「生まれた場所でしかない」というか。いいところはあるけど、そこまで思い入れがなくて。
大学からつくばに来て、つくば市民になりたいと思うくらいつくばが好きになったので、みんなにも知ってもらいたいと思うようになりました。

ご飯会のあとは、たき火も経験

LACという場所をどう思う?

ーー実は、LACで大学院生の皆さんと知り合えると思っていなくて。めちゃくちゃありがたいなと思ったんですが、沙也加ちゃんから見るとどうですか?

沙也加 めっちゃよかったです!「誰かと仲良くなろう」というコミュニティに行くと、実は経歴や仕事、肩書がちゃんとしていないといけないことが多くて…。

群士 意識高い系のコミュニティとかは、あんまり気軽に行けないよね。

沙也加 うん、それ。でもLACはそういう肩書とかがなくても、気軽に自己紹介ができて、すごく気楽だった。

群士 え、めっちゃいいな~!

沙也加 多分、LACに泊まりに来ている人が、「仲良くなること」を優先順位の1位にしてないからじゃないですか?仕事とかワ―ケーションが前提で、そのすき間の時間で、ついでに交流してる、みたいな印象。

群士 あ~、なるほど!話を聞いてて、LACは「休み時間」的な場所なのかなと思った!つながりだけを求めると、肩書や経験で排他的になりがちだし。そうじゃなくて、(仕事の)休み時間にちょっと話して、ついでに仲良くなれる場所なんだなって感じ。

ーー「休み時間」はイメージしやすい!つながりをつくるのが優先事項の1位に来てると、ちょっとね。

沙也加 うん。「つながりをつくる」ためのイベントってなんか…居心地が悪いときがある(笑)。

ーーあるある(笑)。

沙也加 だからLACは居心地がよくて、ゆるい雰囲気でよかったです。

縁側も程よくゆるい雰囲気

その地域に住んでいる人から見たLAC

ーー沙也加ちゃんはLACに来てみてよかったということですが、もし今後LACとかかわりを持つとしたら、どんなことができたら嬉しいですか?

沙也加 もっと交流できたら。ふらっと来れたらいいなって。

群士 たしかに、LACのこと知らなかったな。外から来る人は、そういうこと(LACの事業など)に興味がある人ばっかりだろうけど、地元の人はそういうわけじゃないもんね。

ーーたまたま住んでいる地域にLACがあるってだけで、「どんな場所か積極的に知りたい」というわけじゃないのかも。

沙也加 つくばは学生がたくさんいる街だから、「LACつくばに行ったら学生にも会えるよ!」みたいな感じになるといいかなぁ。週1でLACに行きたいくらい(笑)。

群士 俺も行ってみたいな。気軽に学生も行ける場所になるといいのかも。

ーー私もふたりと話していて気付かされることもたくさんあるし、LACつくばに来たらまた会えると思ったらすごく嬉しい。

沙也加群士 宿泊していない人とも気楽に集まれる場所になったら、なんかいいね。

ふたりと話してみて気付いたこと・感じたこと

LACでの出会いが与える影響について

ふたりにとって、自分との時間がどんな影響があったのかはわからないけど、自分が大学生のときにこうやって大人の人と気楽に話せる場所があったらよかったなぁ~と思う。利害関係・上下関係とかなく、友達みたいな感覚で。

学生時代に出会う大人は、良くも悪くも大きな影響を与えるような気がして。特に仕事観とか、どんな生き方をしていくか、とかの価値観に対しての影響は大きいと個人的に思う。

逆に若いうちから、(LACユーザーのような)フリーランスの方や経営者の方、旅人や自分の居場所を探している方と会うことで、会社員がすべてではないと考えたり、自分らしい生き方って何だろうと考えたりするきっかけになってくれたら嬉しい。

LACを使うことで、"自分がLACユーザーさんから学ぶ"ことに焦点を当てていたけど、"誰かが自分から何かを感じる"こともあるよなと、当たり前のことに気付いた。


旅の目的について

同じ場所に何度も足を運ぶ意味。
LACで出会った「その地域に住んでいる人」の存在があれば、またその拠点を訪れたときに気軽に連絡をしたり、ご飯に誘ったり、話したりできるのかもしれない。

LACに泊まる→LACユーザーやコミュマネと仲良くなる

だけではなく、

LACの近くにいる地域の方とも仲良くなる
LACの近くの素敵な場所を知る

ことで、「たくさんあるLAC拠点の中のひとつ」から「自分にとっても思い入れのある場所」に変わっていくのかもしれない。

LAC石巻のコミュマネで、今回のLAC企画の運営側でもある角田さんが、言っていたこと。

最初は「つくば行ったことないし、オリジナル拠点からパートナー拠点に変わっちゃうし、行ってみよう」くらいに思っていたのが、もうすでに「沙也加ちゃんと群士くんにまた会いに行こう!」という気持ちに変わっている。
観光も好きだし自分にとって大事だけど、誰かに会いに行くという動機もすてき。

ワ―ケーションは、自分が旅をするだけではなく、「いろんな場所に自分の帰りたくなる場所が増える」ということなのかもしれない。

つくばのいいところ

最後に、ふたりが教えてくれたつくばのいいところを紹介します。
2つめのカフェ・ポステンには行けなかったので、ぜひまたLACつくばに行きたい!と思っています。

LACつくばからは距離があるので、自転車で頑張るか、車があると便利ですね。そこだけが難しいところ…。

1. 筑波大学

つくばといえば筑波大学。
校内が広すぎるので、移動はチャリ。校内見学をする際はチャリの群れに気をつけて。つくばにいながら東南アジアの空気を感じられます。

道路ではなく草むらを進んでいたら、それは筑波大学生

また、学食にはハラル料理もあり、ラインナップの豊富さにびっくり。
本格的でおいしいです。

うますぎやしないか…?

学生時代にタイムスリップして、面白そうな授業に潜り込むのも楽しそう。

2. カフェ・ポステン

北条街づくりポータルサイトより引用

LACつくばから車で約20分。
筑波山参拝の門前町として栄え、昔の街並みが残る北条(ほうじょう)エリアにあるのがカフェ・ポステンです。
建物は、旧常陸北条郵便局!ポステンはノルウェーでは郵便局の意味。外装はもちろん、内装もレトロでかわいいと話題なんだそう。

北条エリアは自然豊かで、古い街並みも楽しめます。
滞在に余裕があるときはゆっくり散策もいいですね。

3. 蔵日和(くらびより)

LACつくばのように梁が素敵

LACつくばから車で約10分。
古民家・米蔵を改装してつくった、イタリアン・ベーカリー・カフェの複合施設の中に蔵日和があります。古民家好きにはたまらないですね!

イタリアンは、茅葺屋根のレストラン内で静かに楽しめる完全予約制。
ゆったりとした時間を過ごしたいときにはぜひ。

***

インタビューにご協力いただいた沙也加ちゃん、群士くん、ありがとうございました!またつくばに遊びに行きます^^

▼Vol.1 のインタビューもぜひどうぞ


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最後まで記事を読んでいただきありがとうございます^^読んでいただけることへの感謝の気持ちを忘れずに、丁寧に言葉を綴っていきたいです。どこかでお会いしたらぜひお話を聞かせてください!